Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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■ OUTSIDE THE LIMIT / OLE BORUD

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待ちに待ったオーレ・ブールドのニュー・アルバム『OUTSIDE THE LIMIT』が、もう間もなく、10月2日に日本発売。今回もシッカリ解説を書かせて戴いた。アルバムとしては、前作『STEPPING UP』から約5年ぶり。その間に2度の来日公演(通算3回目/他にプロモ来日あり)を行なっているので、そうお久し振り感はないのだが、北欧のAORシーンが活況を呈している中、ようやくの “真打ち登場” ではある。もっともオーレ自身はずっと忙しくしていて、17年初頭のジャパン・ツアー後は、彼のもうひとつのフィールドであるデス・メタル方面に邁進。欧米混成の新しいクリスチャン・デス・メタル・プロジェクト:フレッシュキラーのアルバムを作り、ライヴを行っていたらしい。それがハネたところで、再びAORに戻ってきたワケである。

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■ RUBBERBAND / MILES DAVIS

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故マイルス・デイヴィスが85〜86年に録音していた秘蔵アルバム『RUBBERBAND』が、ようやく陽の目を見た。昨年春のレコード・ストア・デイで発表された4曲入りの12インチ盤『RUBBERBAND EP』を序章として、この9月頭に世界同発。音専誌などでは早速特集などが組まれているが、「その割に盛り上がってないなぁ…」と感じてしまうのは、さすがのマイルスも没後28年が経過して神通力が弱まったからか。それとも、それだけシーンの変貌が著しいのか。ま、そのどちらもハズレではないと思うけど。

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■ 音盤&トーク・ライヴ vol.17 @神田神保町 楽器カフェ

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次のトーク・イベントが決定しました。
Light Mellow presents 音盤&トーク・ライヴ vol.17
テーマ:スティーヴ・ガッド 歌モノ特集

最近 富に来日頻度が上がっているスティーヴ・ガッド。そのほとんどはジャズ寄りのショウですが、かつてはポップスやAOR、ジャズ・ヴォーカル方面でのパフォーマンスも少なくありませんでした。今回はそうしたスティーヴ・ガッド名演の中から、歌モノにテーマを絞ってラインナップ。ドラマー特集としては、ジェフ・ポーカロに続く第2弾となります。
レーザーターンテーブルによるハイエンドの超高音質で、アナログ音源を爆音にてお聴きいただきます(協力:エルプ)。
どうぞ奮ってご参加を。

10月18日 (金)@ 神保町 楽器カフェ
19:00 open / 19:30 start
入場料1,500円+1ドリンク
詳細・ご予約はこちらから

■ CAMILO SESTO and DAVID SHIELDS passed away

camilo sestodavid shields

このところ、マッスル・ショールズ・リズム・セクションの一員だった燻し銀のギタリスト:ジミー・ジョンソンが亡くなったり(9/5 享年76歳)、翌日には元モータウンのプロデューサー:クレイ・マクマレイが78歳で逝ってしまったりと訃報続き。そこへ追い打ちを掛けるように、この2人の弔報が飛び込んできた。スペインの人気シンガー・ソングライター:カミロ・セストと、L.A.で活躍した黒人のセッション・ベース・プレイヤー:デヴィッド・シールズ、である。

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■ ROCKETMAN / ELTON JOHN

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台風15号が関東地方を直撃。被害に遭われた皆様がた、心よりお見舞い申し上げます。幸い、さいたま市の我が家は何の被害もなく、たまたま有休を取っていた相方とエルトン・ジョン『ROCKETMAN』を観に行くことに。タイトル曲は、レイ・ブラッドベリの短編集『刺青の男』(51年)に収録された短編「The Rocket Man」に影響を受けて書かれたと言われるが(72年作『HONKY CHATEAU』に収録)、エルトンが立ち上げたレーベルの名前も “ロケット” だし、「火星に向けて一人旅立った宇宙飛行士の孤独」というコンセプトが、よほどお気に入りなのだろう。もっともロケット・レーベルの作品群は、エルトン自身のモノを除いて、全然CD化が進んでいないのだけれど…
(以下ネタバレあり)

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■ DUANE & GREG ALLMAN

duane & Gregg allman

このところ、米国南部のスワンプ系をブログ・ネタにする比率が高い気がするが、思うにみんな、テデスキ・トラックス・バンドの好調ぶりにアテられてしまっているのだろう。彼らは先ごろ出演したフェスでエリック・クラプトン(デレク&ザ・ドミノス)の『LAYLA』を曲順通りに(ほぼ)フル・カヴァーし、その模様を公開して(詳細はこちら)、大評判を得ている。それに釣られるようにして、グレッグ・オールマンとディッキー・ベッツの息子同士で組んだバンドが活動を本格化させたりも。一方再発市場では、グレッグの名盤『LAID BACK』のデラックス盤が登場。日本では、オールマン・ブラザーズ・バンド結成前夜のデュエイン&グレッグがマイアミのレーベルに残した秘蔵音源が、オフィシャルCD化された。

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■ 林哲司 produce AOR JAPAN LIVE@虎ノ門ニッショーホール

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林哲司 produce AOR JAPAN LIVE@虎ノ門ニッショーホールにお邪魔した。出演は座長の林さん以下、稲垣潤一、山本達彦、epo、芳野藤丸、そして林さん率いるバンド・エイトがハコバンを兼ねて。林さんはブッキングから構成、演出など、ほぼずべてを自分で立案され、今回はMCでもフル稼動された。

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■ THE SPIRIT OF GLENCOE / GLENCOE

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こういうバンドを聴いていると、ジャンル分けなんてまったくナンセンスに思えるし、ごく狭いカテゴリーに捉われることがバカバカしくなってくる。このグレンコーなる4人組は、70年代前半のロンドンで活動していた、いわゆるパブ・ロック・グループ。その立ち位置を紐解いていくと、アヴェレイジ・ホワイト・バンドと出身母体が同じこと、主要メンバーが後にイアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズに加入すること、そしてプロデューサーが意外にもベン・シドランだったことが浮かび上がる。

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■ THREADS / SHERYL CROW

sheryl crow

「最後のアルバムになるかもしれない」と自ら語っている、シェリル・クロウの最新アルバム降臨。「グラミーを9つも獲っている大物とはいえ、たかが93年デビューのキャリアで何を言ってるの」と最初は思ったが、デビュー以前に教壇に立っていたり、デビューのために最初に作ったアルバムがお蔵入りしたりと、実は結構な苦労人。『TUESDAY NIGHT MUSIC CLUB』が大ヒットした後も、エリック・クラプトンと浮き名を流したり、鬱になったり、映画に出たりと、なかなか波乱万丈の道筋を歩いている。社会派の楽曲や政治的発言も多く、発売自粛や放送禁止を喰らったことも少なくない。それでもその飾らないトコロが好かれるのか、大物アーティストとの交流が盛んで。最後と言われるこのアルバムも、そうした多彩なゲストたちとのコラボレーションを収めた、超豪華デュオ・アルバムになっている。

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■ TRUE LOVE・UNSPOKEN / FRANK WEBER

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今年5月にプライヴェートで来日し、急遽、日本人ジャズ・トリオのゲストとして六本木のクラブに出演したフランク・ウェバー。その時に持ってきていた2枚の自主制作盤が、拙・解説付きの国内流通盤として改めて発売された。正規リリースとしては、10年春に日本で出た3作目『BEFORE YOU』以来9年ぶり。スティーヴ・ガッド(ds)やリチャード・ティー(kyd)、ジョン・トロペイ(g)、ウィル・リー(b)、マイク・マイニエリ(vibe)らが参加した78年の1st『…AS THE TIME FLIES』、イーグルス<Take It To The Limit>の名カヴァーを収録した80年の2nd『FRANK WEBER(ニューヨークのストレンジャー)』とAORの名盤・好盤を出したフランクだったが、彼自身は当時もっとジャズっぽい方向へ進みたいと望んでおり、それ以降は長きに渡って表舞台から遠ざかることになった。

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■ HELLO FROM LAS VEGAS / LIONEL RICHIE

lionel richie live

日本の洋楽シーンでは話題性優先で、あまり情報が入ってこなくなったベテラン・アーティストをすぐに “過去の人” として扱う傾向が強いけれど、実際に本国へ行くとシッカリ国内ツアーに精を出していたり、ラスヴェガスあたりでロング・ランのショウを展開していたりする。このライオネル・リッチーもそのタイプ。80年代は、それこそマイコーことマイケル・ジャクソンの向こうを張るほどの勢いがあったのに、その後は低迷。12年に発表したゲスト満載のカントリー系セルフ・カヴァー・アルバム『TASKEGEE』で26年振りの全米No.1に返り咲き、復活を果たした。でも日本では盛り上がらず、14年に観た武道館公演も、なかなか充実したパフォーマンスだったのに、入りはちょっと寂しかった。その時の当ブログでは、「ちょっぴりラスベガスのディナー・ショウ的親近感も交えつつ、この大バコを盛り上げた」と書いている(当日のブログ)

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■ KARLA BONOFF @ Billboard Live Tokyo 2nd show

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某誌のライヴ取材を兼ねて、カーラ・ボノフ@Billboard Live Tokyo 2nd show。ウェイト・バンドから2日続けてビルボード・ライヴでアメリカン・ロックの粋を味わう。カーラはJ.D.サウザー、ジミー・ウェッブとの各共演や、盟友ケニー・エドワーズとのアコースティック・バンド、そしてもちろん今回のようなデュオ公演など、もう5〜6回は観ているかな? 90年代中頃だったか、マイケル・マクドナルドとのダブル・ヘッド・ライナーみたいなホール公演に足を運んだこともあった。基本的に、ライヴはリズム隊のいるバンド編成で聴きたいカナザワなので、去年の来日はスルーしてしまったけれど、カーラみたいに楽曲と歌声で魅了するタイプのシンガー・ソングライターは、ギターとピアノのネイキッドなデュオでも充分すぎるほどに惹き立つ。

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■ THE WEIGHT BAND @Billboard Live Tokyo 2nd show

weight band

ザ・バンドのDNAを受け継いだベテラン揃いの新グループ:ザ・ウェイト・バンドのジャパン・ツアー最終公演@Billboard Live Tokyo 2日目の2nd Stage を観た。正式な冠は、"THE WEIGHT BAND Featuring members of THE BAND and THE LEVON HELM BAND with special guests: Paul Barrere and Fred Tackett, the guitarists of LITTLE FEAT" (長ェよ) でもキャリア組とはいえグループとしてはデビューしたてで、お初の人もいると思うから紹介しておくと…。

ザ・ウェイト・バンドは、再結成後の後期ザ・バンドのメンバー:ジム・ウィーダー(g)が中心となった5人組で、スタートは2013年。結成のキッカケは、前年に亡くなったリヴォン・ヘルム追悼のスタジオ・ライヴで共演したことだった。結成メンバーに名を連ねたのは、ジムとはリヴォンのミッドナイト・ランブル・バンドで一緒だったブライアン・ミッチェル(kyd)、シカゴのライバルと見なされたザ・バッキンガムズやラインストーンズに在籍したのち都会派に舵を切ったレオン・ラッセルと共演したマルチ・プレイヤー:マーティ・グレッブなど。がグレッブは、残念ながら1stアルバム発表後に脱退。リズム隊も疾うに入れ替わっていて、現在は00年代にジムのリーダー・バンドに在籍していたアルバート・ロジャース(b)、ジェイソン・ムラーズやジョス・ストーン、ウィリー・ネルソンらとプレイしてきたマイケル・ブラム(ds)、そして来日メンバーにはグレッブと交替したマット・ゼイナー(kyd / ex-ディッキー・ベッツ・バンド)が帯同している。そして今回はそこにリトル・フィートのポール・バレアーとフレッド・タケットがゲスト参加、と聞いて、カナザワ、俄然観に行く気になった。スワンプやサザン・ロックは結構好きなカナザワだけど、実は若い頃はディランが苦手だったこともあり、ザ・バンドには思い入れが薄いのよ…
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■ Light Mellow × Billboard Cafe & Dinning EVENT INFORMATION

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9月に入ったので再度の告知を。既に7月からスタートしている、Light Mellow × Billboard Cafe & Dinning (東京ミッドタウン日比谷3階)のショップ・キュレーションが、残すところあと1ヶ月にとなった。連携イベントも、8月11日に行なった『今井優子 Performance 2019 Vol.3 〜Cafe Live〜』が大好評のうちに終了。あとは2本が残るのみ。

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■ THE TALES PEOPLE TELL / KELLY FINNIGAN

kelly finnigan

AOR寄りの洗練されたブルー・アイド・ソウル・シンガーは少なくないが、その中でストロング・スタイルの強靭な喉を持つ人といえば、ビル・チャンプリンとマイク・フィニガンが双璧を成す。ビルはサンフランシスコのフラワー・ムーヴメント下でマニアックな人気を誇ったサンズ・オブ・チャンプリン出身。マイクはスワンプ系の出自を持ち、ジミ・ヘンドリックスやジョー・コッカー、エタ・ジェイムズらの作品にも参加している。でもそれより重要なのは、全盛期のデイヴ・メイスン・バンドの参謀/キーボード奏者として長く活躍したこと。そのマイク・フィニガンの息子が、このケリー・フィニガンである。

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10月18日 (金)
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パイパー / ハニー&Bボーイズ

Special Collaboration
◆Light MellowとBillboard Cafe & Dinning がコラボ!◆ 限定ショップ&ライヴ/DJイベント開催
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@Billboard cafe & dining
(東京ミッドタウン日比谷)

7月1日(月)〜 9月30日(火)
Curator:金澤寿和
● ショップコーナー
【My Tune, My Time selected by Light Mellow】
「My Tune, My Time」をテーマにセレクトしたCD等、約100タイトルを販売
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● EVENT 1 終了しました
今井優子 Performance 2019 Vol.3 〜Cafe Live〜

● EVENT 2
SPARKLING☆CHERRY “Roxy” Release Party!!
9月19日(木)
18:00/ 19:00
¥1,000 + 1 food 1 drink
● EVENT 3
Excellent DJ Evening
9 月23 日(月・祝)
17:00 / 18:00
¥1,500 + 1 food 1 drink
出演:永井博/クニモンド瀧口/福田直木/金澤寿和

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