Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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■ HEAD TO THE SKY / EARTH WIND & FIRE

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唐突にアース・ウインド&ファイアー。普段は執筆がらみでもない限り「今更、聴かんよォ…」と言ってるが、年に何度か無性に聴きたくなってしまうのが、やっぱり全盛期アースに感化された者の性か。でも今回は『THAT'S THE WAY OF THE WORLD(暗黒への挑戦)』でも『ALL 'N ALL(太陽神)』でも『I AM(黙示録』でもなく、ましてや『FACES』でも、<Let's Groove>入りの『RAISE!(天空の女神)』でもない。そういえばニュー・アルバムって全然出ないなぁ…、と現役感欠如を嘆きつつ、視線は初期作品群へ。アースが最もアースらしく、自分がヘナっている時に聴いて元気が貰えるのは先に挙げた作品群だけれど、今はそういうモードでもないのだな。

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■ THE BUOYS

the buoys

今日はAORのルーツ的なバンドをご紹介。しかも、異なる人脈の2組のアーティストの過去を辿っていくと、意外にも接点があったというネタである。ただし音的にはAORからほど遠く、ハード・ポップなアメリカン・ロック or パワー・ポップにサイケな風味を振り撒いたような、ちょっと形容しがたい内容。曲自体は悪くないし、実際ヒットも飛ばしているのに、今イチ捉えどころがなくて、バンドとしては成功しなかった。でも後年の彼らを知ると、あぁ、ナルホドね〜と。ちなみに The Buoys (ザ・ブーイズ)の Buoy とは、港などに浮かんでいる標識=浮標のこと。救命ブイ、なんてのもありますね。

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■ HIS MAJESTY'S POP LIFE ~ The Purple Mix Club / PRINCE

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諸々あって延ばし延ばしにしていた確定申告を何とか提出し、ついでに国より条件が緩い県の持続化給付金を申請できないものか試算してみたら、去年よりもコロナ禍の今年の方が稼ぎが良かった。そっか〜、去年の同時期は母親が逝ったり、自分も1ヶ月近く入院していたから、例年より収入が全然低かったんだな。でもまぁ、やっと特別定額給付金が入金されたようだし、これで各種税金とか保険料が払えるな…

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■ KING OF THE WORLD -40th Anniversary- / SHEILA & B. DEVOTION

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シックのナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズによる初期プロデュース作の1枚が、40周年記念リマスターによる2枚組エディションでリイシュー。シェイラの本国フランスでは 2LP+2CD+DVD+ハードカヴァー・ブックレットから成るBOX SETも出たようで、完全にビッグ・スター扱い。日本でのシェイラはほぼ泡沫ディスコ・アーティスト、音楽マニアにはシック・ワークス、もしくは次のL.A.録音のAORアルバム『LITLLE DARLIN'』で知られるだけだけど、実は60年代前半にデビューしたフレンチ・ポップの大スター。シルヴィー・バルタンと同世代でフランス・ギャルの先輩格、パリから世界に向けて発信されたイェイェ・ブームの元アイドルだった。シェイラの名は、彼女がトミー・ロウの全米No.1ヒット<Sheila>(62年)でデビューしたのが由来だそうだ。

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■ TELESCOPE - 2020 Special Edition - / 鈴木 茂

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鈴木茂は、素直なミュージシャンだ。はっぴいえんど での立ち位置は、まるでビートルズでのジョージ・ハリスン。単にギタリストと言うのではなく、特異な才能を持つ2人と自分の持ち味で勝負するもう一人の間で苦悩したコモン・マン、というか。その分 自己研鑽してセンスを磨き、グループ解散直後に自己を確立。ソロ・アルバムを発表順に聴いていくと、その時々の彼のやりたいこと、目線の先がよく分かる。ともにスライド・ギターが得意というのも、何かの偶然とは思えない。

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■ J-DIGS:Light Mellow City Essence Vol.1 selected by Toshikazu Kanazawa

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各サブスクリプション・サービスにて、日本の音楽を世界に発信すべく展開中のプレイリスト『J-DIGS』。そこで音楽旅先案内人として、カナザワのプレイリスト『J-DIGS:Light Mellow City Essence Vol.1 selected by Toshikazu Kanazawa』が、本日公開された。これは、バレアリック/アンビエント系オブスキュア・サウンドの牽引役 Chee Shimizu 氏とカナザワが月替わりで担当するもので、先月からスタート。シティ・ポップ系を担当するカナザワの第1回プレイリストは、70'sおよび70'sテイストの楽曲を集めている。
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■ It’s My Time To Shine (Dance Mix)‬ / yuko I. meets T-Groove and Yuma Hara Remix

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本日2本目のポストは、8月8日(土)にレコードショップ各店の店頭やオンライン・ショップなどで同時開催される『CITY POP on VINYL 2020』(https://onvinyl.jp)絡みで。このイベントでは、新旧問わず約100枚のアナログLP、7インチ・シングルが売り出されるが、その中に “Light Mellow” の看板がつく作品がいくつかラインアップされる。その1枚が、yuko I. meets T-Groove and Yuma Hara Remix <It’s My Time To Shine (Dance Mix)‬ / ‪He Loves You (Dream Voice Mix)‬>だ。

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■ Joe Porcaro passed away

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エンニオ・モリコーネ、セッション・ギタリストの安田裕美などの訃報が相次いぐ中、一番ショックなのは、今日飛び込んできたジョー・ポーカロの逝去だ。 昨日6日 11:37 PM、奥様エイリーンと家族に見守られて安らかに息を引き取ったと、三男スティーヴ・ポーカロが伝えている。享年90歳。

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■ PACIFIC FIRE / GEORGE BENSON

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集中豪雨で被災された九州方面の方々、深くお見舞い申し上げます。まだ豪雨が続く地域もあるようなので、まずはお気をつけて。ココまで行くと既にコロナどころではなさそうだけど、今後はボランティアが集められないとか、復興にも影響出そう。東京五輪はもちろん、カジノとか静岡が反旗を翻しているリニア新幹線とか、リスクが大きい大型公共事業はさっさと断念して、本当に国民の暮らしを守るような事業に税金を投下すべきでは? 最近は全国各地で毎年のように大規模災害が起きているのだから、新しいハコものを作るより、本当にやるべきコトがある。自分の選挙と支持者への利益誘導ばかり考えている政治家には、早く退場してほしいものだ。

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■ JERRY WILLIAMS

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都知事選は現職:小池百合子の圧勝。予想されていたこととはいえ、開票スタート直後に当確が出るほどとは。ウツケン、山本太郎、小野泰輔の3人を足してもダブル・スコア近い大差がある。選挙運動なんてやらなくても、コロナ禍の対応を見せるだけで “やってる感” が出てアピールになるもんな。非常時の現職強し、をつくづく感じるし、投票率の低さにも唖然。ま、埼玉県民のカナザワが何を言っても始まらないが、この冷めた空気感が国政にも反映されないように見守りたい。そんなコトを書いていたら、このジェリー・ウィリアムスが、ウツケンや小野泰輔みたいに思えてきた。要は、実力があっても実直さやマジメなだけでは広く浸透しない、というコトよ…

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■ ROUND 12 / paris match

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ちょっと出遅れたが、paris match のニュー・アルバム『ROUND 12』を手にした。イヤ、サブスクリプションではひと足先に聴いていたが、ココで紹介するのは、やはりフィジカルを入手してから、と思っていて。2015年末に3年ぶり新作として出た『11』から数えると、今回は実に5年ぶり。つまり8年で3枚という寡作状態にある。でもまぁ ライヴはコンスタントにやっているし、昨年末には周年ベストもあったから、それほどお久しぶり感はない。ヴォーカルの(ミズノ)マリちゃんも、kydの新川博さん率いるシンキーズと何度かツアーに出ていたしね。

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■ THE DEVONNS

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シカゴから現れたド新人の4ピース・バンド、ザ・デヴォーンズのデビュー・アルバムが本日のピックアップ。キャッチコピーに拠れば、“ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス・ファンに突き刺さるメロウでスウィートでグルーヴィな傑作ブルーアイド・ソウル・アルバム!” とのこと。確かに現行ポップ・シーンに照らせば、 ヤング・ガン・シルヴァー・フォックスを引き合いに出すのは正しいだろう。でも元々のUSプレス・リリースには、“70年代を中心としたシカゴ・ソウル黄金期のムードを呼び覚ますスローバックなソウルのレコード” とある。実際ヤング・ガン〜が纏っているウエストコースト・エッセンスはザ・デヴォーンズには稀薄で、ノーザン・ソウルの匂いを強烈に感じるのだ。

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■ THRU TRAFFIC / 東北新幹線

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15年に急逝したギタリスト:鳴海博と、現在も作編曲家として活躍中の山川恵津子が、82年にリリースしたデュオ・ユニット:東北新幹線のワン&オンリー・アルバム『TRUE TRAFFIC』が、今また脚光を浴びつつある。07年の初CD化(紙ジャケ)に始まり、アナログ再発、シングル再発、再CD化(プラケ)と進んで、今回はサブスクリプション解禁。今では鳴海さんワークスの作品化も、超マニアというか研究家の方が中心になって進めていて、8月に7インチのアナログ・ボックス(後述)が限定発売される。でもまぁ、昨今のシティ・ポップ再評価で和製AORに開眼した人は、今はコレを知らないとモグリと言われるかも…

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■ BAND ON THE RUN / PAUL McCARTNEY & WINGS

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真綿で首を絞められているような、ジワジワとイヤ〜な感じで増えているコロナ感染。そんな中、約3ヶ月ぶりにクルマで都心へ出向き、某レコード会社で打ち合わせ。執筆や選曲の仕事は家に引き篭もっていてもできるけど、人が集まり、フェイス・トゥ・フェイスで話をするからこそスムーズに進むコトがある。今回のミーティングも晩秋に向けてのプロジェクト。コロナ自粛下にも関わらず、 AORやシティ・ポップ関係でいろいろと面白いプロジェクトが動き出している。ライヴ関連はまだ戦々恐々とはいえ、なかなかイイ感じで7月がスタートした。

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■ MOONPIE

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ムーンパイ…? チョコパイとかエンゼルパイなら知ってるけど…、と思ったアナタ、貴殿はただの甘いモン好き(←自分)。このムーンパイは、レア・グルーヴ方面から発掘されたアフリカン・アメリカン1人を含む8人組大型グループ。オリジナル・ヴァイナルはディガー感涙の激レア盤で、AORファンにも好まれそうな洗練されたシティ・ソウルを聴かせてくれる。もちろんコレが世界初リイシュー! スティーヴィー・ワンダー、タワー・オブ・パワー、アース・ウィンド&ファイアーにスティーリー・ダンのカヴァーを演っていると聞けば、きっと誰もが興味をソソられるだろう。ちなみにシティ・ソウルのガイド本には載っておらず、解説を担当した不肖カナザワも、音を聴くのは今回が初めてだ。

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