Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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■ GEORGE WINSTON, new age piano player Passed away

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訃報が続きます。ニューエイジ・ミュージックの牽引役だったピアノ奏者ジョージ・ウィンストンが4日、眠ったまま静かに息を引き取った。彼はこの長年ガンと戦い続け、13年には骨髄異形成症候群(MDS)克服のため骨髄移植。その後も治療を受けながら、音楽制作を継続させ、ライヴ活動も行なってきた。また全米の飢餓危機と戦うためのチャリティ・コンサートにも積極的に取り組んでいたことで知られる。享年73歳。

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■ ASTRUD GILBERTO passed away

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Voice of Bossa Nova、<イパネマの娘(The Girl from Ipanema)>ので知られるアストラッド・ジルベルトが、5日、米国フィラデルフィアの自宅で亡くなった。現時点では死因は未公開。享年83歳だった。
「今日、おばあちゃんが星になって、おじいちゃんのジョアン・ジルベルトの隣にいるという悲しい知らせが届けられました」(ソフィア・ジルベルト=孫)

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■ RIDE ON TIME (2023 Remaster) / 山下達郎

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山下達郎 RCA / AIR YEARS Vinyl Collection第2弾『RIDE ON TIME』が我が家にも。…といっても、『FOR YOU』の時に書いたように(詳しいポストはコチラから)、自分はオリジナルのアナログ盤を持っていたら再発は買わない主義なので、ポチッたのは相方。自分は便乗組でありんす。上に並べたのも、『FOR YOU』同様、80年オリジナル、『RCA / AIR YEARS LP BOX 1976-1982』所収の02年盤、そして今度の23年リマスターと特典メガジャケの4点揃い。ちなみに初回アナログのフェイス・カヴァー(タイアップのマクセルCMに使用されたデザイン)は、もうとっくに紛失してしまった…

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■ TIME / SIMPLY RED

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名実ともに全英を代表するビッグ・ネーム、シンプリー・レッドの4年ぶりニュー・アルバム『TIME』が登場。前作『BLUE EYED SOUL』は、その名の通り、ミック・ハックネルのソウル愛が凝縮した好作で、70年代っぽい作りにそのコダワリが詰まっていた。対してこのアルバムは、ミックのシンガー・ソングライター的側面を、ギミックなしに、そのまま素直に表現している。デビュー当時のシニカルなひねくれ者のイメージが強いヒトだからか、ここまでネイキッドな作風に転じるとは、ちょっとした驚きだ。

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■ OLE BORUD @ COTTON CLUB day-3

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再びオーレ・ブールード・ウィークに戻って、2023年ジャパン・ツアー3日目最終日の2nd Show、つまり6公演最後のステージに参加した。中日は土曜ということもあってチケット予約が一番入っていたそうだが、今回はラストなので、ほぼフルハウス状態。否応にも期待が高まる。

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■ Songwriter CYNTHIA WEIL passed away

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2年遅れの中学還暦同窓会に誘われ、午後から深夜まで痛飲した後、帰宅してみれば、名作詞家シンシア・ワイル死去の報が…。夫で稀代の作曲家バリー・マンとコンビで数多くのヒット曲を生み出し、ブリル・ビルディングを代表するソングライター・チームに。1987年には夫婦揃ってソングライターの殿堂入りを果たしている。彼女の訃報を伝えたのは、娘のジェン・マン。現地時間1日夜に旅立ったそうだが、現時点では死因は明らかにされていない。享年82歳。

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■ OLE BORUD @ COTTON CLUB day-1

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北欧AORの雄オーレ・ブールード、3年ぶり5回目の来日公演の幕が切って落とされた。幸運にも1st / 2nd に通しで参加。1st開演前に差し入れを持ってバックステージを覗いたところ、オーレは弦を張り替えながらリラックス・ムード。サウンドチェックも問題ナシで、メンバーたちも笑顔で迎えてくれた。(以下ネタバレあり)

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■ OLE BORUD Japan Tour いよいよ!

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今週末は丸の内コットン・クラブでオーレ・ブールド3days。一行は31日に来日し、1日が唯一のオフ。渋谷や原宿、秋葉原あたりをハングアウトし、夜はプライヴェートなウェルカム・パーティーに合流した。和食系居酒屋でディナー&軽呑みし、そのままホテルのラウンジで語り合い、意気揚々と引き上げていった。

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■ THE LOVE GOES ON / MICHAEL THOMPSON BAND feat. MOON CALHOUN

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2010年代初頭までデヴィッド・フォスターのお抱えギタリストを務めていたL.A.の敏腕セッション・ギタリスト:マイケル・トンプソンのリーダー・バンド、マイケル・トンプソン・バンド(MTB)のニュー・アルバム。ソロ・アルバムを出したり、プロジェクト的グループでのリリースもあるが、ここ数年はイタリアのFrontierのサポートで、MTBを母船のようにしている模様。アルバムとしては2020年の『HIGH TIMES - LIVE IN ITALY』、スタジオ作品としては2019年『LOVE & BEYOND』以来4年ぶりになる。

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■ DISCLOSE +4(2023 Remaster) / 今井優子

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すでに情報解禁されたのでご存知の方も多いと思うが、今井優子の94年のアルバム『DISCLOSE』の復刻が決定。そのデジタル・リマスタリングに、優子さんと一緒に立ち会ってきた。マスタリング・エンジニアは、近年の『IT'S MY TIME TO SHINE』や『SPELL OF LOVE』でもお世話になっている、キング関口台スタジオの辻さん。

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■ BEHIND THE LENS / PAUL YOUNG

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ホール&オーツのカヴァー・ヒット<Every Time You Go Away>で有名な英国のブルー・アイド・ソウル・シンガー、ポール・ヤング。2016年に出した60〜70年代のソウル/R&Bカヴァー集『GOOD THING』以来、7年ぶりの新録アルバム。でも書き下ろしの新曲中心に構成したオリジナル・アルバムというと、06年作『ROCK SWINGS』を通り越して、その約10年前、97年に出した『PAUL YOUNG』にまで遡らなければならない。つまり、何とビックリ 四半世紀ぶりの純オリジナル・アルバムになる。でもコレが味わい深くて、なかなかイイのよ。

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■ LIVE Light Mellow Vol.6 決定!

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今年で6回目を迎えます恒例イベント、 LIVE Light Mellow。ココでのご案内が遅れましたが、既に詳細が決まり、この週末から一般発売が始まっております。フライヤーにあるように、今回はサーカス、庄野真代さん、ブレッド&バターにご出演いただきます。開催は8月26日(土)16:30 / 17:00、会場は定番のこくみん共済coopホール / スペース・ゼロになります。

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■ 稲垣潤一コンサート2023@さいたま市文化センター

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以前からチョッとしたお付き合いがあるギタリスト:渡辺格さんからお招きいただき、氏がサポートされている稲垣潤一コンサート2023@さいたま市文化センターへ。稲垣さんのパフォーマンスは林哲司さんのイベント等々で何度も観ているけれど、ソロ・ステージに足を運ぶのは、ナンと約40年ぶり。デビューしてヒットを連発していた頃に観たきりで、10年くらい前の旧作再発シリーズの解説とか『Light Mellow 稲垣潤一』を組ませてもらった割には、トンとご無沙汰してしまっていた。どーもスミマセン…(以下ネタバレあり)

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■ 『HOME AGAIN 〜 Live From Central Park 1973』/ CAROLE KING

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50年近く眠ったままだったキャロル・キングのニューヨーク、セントラル・パークでのフリー・コンサートを完全収録したCDとDVDが、やっとリリース。題して『HOME AGAIN 〜 ライヴ・フロム・セントラル・パーク1973』。“ホーム・アゲイン” というのは、もちろん『TAPESTRY(つづれおり)』の収録曲だけれど、それ以上にこの時のキャロルの心情に寄り添ったタイトルでもある。何故なら、ニューヨークに生まれ育ち、職業ソングライターとして成功したキャロルが、公私に渡るパートナー:ジェリー・ゴフィンと別れてL.A.に移って第2のキャリアを築き、『TAPESTRY』を大成功を経てシンガー・ソングライターとして凱旋を果たしたから。ほとんどライヴを行なっていなかった彼女にとって、ニューヨークで約10万人を集めたこのビッグ・イベントの開催は、大きな喜びに他ならなかった。

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■ サエキけんぞうのコアトーク 96『はっぴいえんどの原像・鈴木茂』@渋谷ロフト9

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最近お近づきになったサエキけんぞうさんからお誘いをいただき、サエキけんぞうのコアトーク 96『はっぴいえんどの原像・鈴木茂』@渋谷ロフト9へ。キュレーターは『はっぴいえんどの原像』を上梓されたサエキさんと篠原章さん。トーク・ゲストに当事者である鈴木茂さん。このイベントは毎回大幅に時間オーヴァーするらしく、ほぼ満席になった時点でスタート時間を少し前倒しして始まったが、案の定 終了予定の22時までに収まらずで、ほぼ3時間半の長丁場となった。

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