Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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■ BAND ON THE RUN / PAUL McCARTNEY &WINGS

paul_band on the run

真綿で首を絞められているような、ジワジワとイヤ〜な感じで増えているコロナ感染。そんな中、約3ヶ月ぶりにクルマで都心へ出向き、某レコード会社で打ち合わせ。執筆や選曲の仕事は家に引き篭もっていてもできるけど、人が集まり、フェイス・トゥ・フェイスで話をするからこそスムーズに進むコトがある。今回のミーティングも晩秋に向けてのプロジェクト。コロナ自粛下にも関わらず、 AORやシティ・ポップ関係でいろいろと面白いプロジェクトが動き出している。ライヴ関連はまだ戦々恐々とはいえ、なかなかイイ感じで7月がスタートした。

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■ MOONPIE

moonpie

ムーンパイ…? チョコパイとかエンゼルパイなら知ってるけど…、と思ったアナタ、貴殿はただの甘いモン好き(←自分)。このムーンパイは、レア・グルーヴ方面から発掘されたアフリカン・アメリカン1人を含む8人組大型グループ。オリジナル・ヴァイナルはディガー感涙の激レア盤で、AORファンにも好まれそうな洗練されたシティ・ソウルを聴かせてくれる。もちろんコレが世界初リイシュー! スティーヴィー・ワンダー、タワー・オブ・パワー、アース・ウィンド&ファイアーにスティーリー・ダンのカヴァーを演っていると聞けば、きっと誰もが興味をソソられるだろう。ちなみにシティ・ソウルのガイド本には載っておらず、解説を担当した不肖カナザワも、音を聴くのは今回が初めてだ。

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■ I'M STRONG / CLAUDIA CAMPAGNOL

claudia campagnol

今年初めにこちらで紹介したコンテンポラリー・ジャズ系女性シンガー:クラウディア・カンパニョールが、いよいよ7月3日に、拙監修【Light Mellow Searches】@P-VINEから日本リリースされる。ひと言で表現すると、パット・メセニー・グループをバックにした女性ヴォーカル・アルバム、といえるようなハイブリッド・サウンド。しかも、僅かなゲスト陣を除いて自分で何でもプレイしてしまうマルチ・タレントなのだ。

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■ Muscle Shoals Guitarist - PETE CARR Passed away

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ここ10日ほど落ち着いていたが、また訃報。マッスル・ショールズ・リズム・セクションの一翼を担った名ギタリスト:ピート・カー(本名ジェシー・ウィラード・カー)が逝ってしまった。享年70歳。現時点では原因は伝えられていない。

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■ HEAVIER THAN YESTERDAY / DEVID BENOIT

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う〜む、実に怠惰な一日…。週明け締切もあるし、いろいろとやるべきコトはあるのだけれど、どうも気持ちがそちらへ向かない。PCに向かっていても、調べモノとかしているうちに、あらぬ方向へサーフィンしてしまう。こういう時は、自分に無理強いしても効率が悪いだけ。経験上それを分かっているので、思い切って寝るか身体を動かすか、あるいは好きなコトをして、気分転換した方が良い。…ってなワケで、今日はコレ書いて寝ることにする。あぁ、昨夜も早めに寝たんだっけ…。ここ何日か、そういうバイオリズムなのかも…

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■ VOYEUR / DAVID SANBORN

david sanborn_voyeur

気持ちの良いクロオーヴァー/フュージョンを爆音で聴きたくなって、手に取ったのがコレ。サンボーンの通算6作目、81年作『VOYEUR』。我々世代には『夢魔』といった方が通りがイイかな? サンボーンを知った最初は、ロック・アーティストのアルバムでよくソロを吹いているサックス奏者として。多分トム・スコットの次ぐらいに名前を覚えたと思うけど、リーダー・アルバムをシッカリ聴いたのは、80年作『HIDEAWAY』が最初。そのあと出たのがコレだった。サンボーンの一番の愛聴盤は後続の『AS WE SPEAK』だが、この3枚には並々ならぬ思い入れがある。ただし落ち着いて聴くのは、かなり久しぶり。

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■ LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL / CAMEL

camel_royal albert hall

ここ何ヶ月か ずーっと書き進めていたディスクガイド『AOR Light Mellow』20周年プロジェクトの第1弾が脱稿目前ということで、気持ち的に少し余裕。他にも締切間際の仕事があるものの、風呂上がりにビールも呑んじゃったし…、というコトで、早く観たくて仕方がなかったキャメルのBlu-Ray『LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL』を。収録は2018年9月の『MOON MADNESS』再現ツアーのハイライト、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール公演。その少し前、同年5月のジャパン・ツアー(@クラブチッタ川崎)を観に行って、イイに気分になったのを思い出すな。

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■ TURN IT UP TO 10 / THE IMMEDIATE FAMILY

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キャリア50年前後のジイさんミューシャン集団に、今更新しいコトなど誰も求めやしない。でもロートルたちの慰みモノみたいなコトを演ったら、「何じゃコリゃ!?」と口を揃えて文句を言う。悪戯に耳が肥えたオヤジのロック・ファンほど、面倒臭い奴らはいないものだ。もちろん自分を含めてネ。そもそもこのアルバムも、もっとユル〜いノリになると思っていた。2018年、19年の来日公演(名義は微妙に違うが)は、確かにみんな元気ハツラツで、年齢を感じさせないパフォーマンスだったけれど、この初のオリジナル・アルバムでの彼らは、何とビックリ 更にパワー・アップしたところを披露している。

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■ HOMECOMING / CHAKA KHAN

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チャカ・カーンの新作は、地元シカゴで収録されたライヴ『HOMECOMING』。3月に出ていたが、国内発売がないらしく、まったくと言っていいほど話題になっていない けれどチャカ好きならゲットして損はない充実の内容。知り合いはチャカ初の公式ライヴ盤として紹介していたけれど、映像(何故かDVDのみ)も同発で、収録も少し多いようだから、ココは映像作品として。どうせCDの音は、映像版の切り出しだろうし…。

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■ THE WORD FROM MOSE / MOSE ALLISON

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プレAORについて執筆を進めつつ、更にそれを遡って、いろいろ考えを巡らせている。つまり、プレAORを創ったミュージシャンたちは、一体何を聴きながら表現の枠を広げていったのか?と。海外ではコンテンポラリー・ジャズに分類されるようなAORアクト、マイケル・フランクスやケニー・ランキン、ベン・シドランらがきっと耳を傾けていたと思しきが、『CHET BAKER SINGS』であり、ジャズとボサノヴァの邂逅を刻んだ『GETZ / GILBERTO』であり、そしてこのモーズ・アリソンではないか。特にベン・シドランのヒップなスタイルは、モーズの影響大。そしてそのベン・シドランと近しいジョージィ・フェイムもまた、モーズに大きく感化されている。

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■ RAINBOW / 大橋純子&美乃家セントラル・ステイション

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先週末の20日(土)は、コロナ禍がなければ、LIVE Light Mellow Vol.3 の開催日だった。出演予定はブレッド&バター、大橋純子に、前回から引き続きの南佳孝。それを Sparkling☆Cherry がサポートするパターンで、一部先行予約も始まっていた。が自粛で秋に延期。そのままの座組みでスライドを目論んで調整していたが、小屋も含めなかなかスケジュールが合わず、一旦バラすことになった。でもこの組み合わせは崩したくないので、来年このまま再挑戦するつもりでいる。

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■ 遊歩道 +1 / 来生たかお

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この前ココにもアップしたレコードコレクターズ誌最新号の特集【シティ・ポップの名曲 ベスト100 1980-1989】を再度チラ見。そこで思ったのは、良くも悪くも 現在のシティ・ポップ・ブームの偏向性を表しているな、というコト。選ばれた楽曲の1割以上が山下達郎、そのファミリーを入れると一体? かくいう自分も達郎さんを2曲選んだが、正直コレほどイビツな状況になっているとは思わなかった。もちろんそれは氏の人気や信頼性、音楽性の高さを反映したものだけれど、シティ・ポップ・シーンを俯瞰して見ると、決して健全だとは思えない。結局アーティスト/ミュージシャンとしての評価だけでなく、ラジオ番組を通じてのご意見番的存在感が大きく影響しているのだろうな。

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■ CHECK SHIRT WIZARD - Live In '77 / RORY GALLAGHER

rory garagher live 77

伝説のギタリスト:ロリー・ギャラガーが77年に行なった英国ツアーの未発表ライヴ・アルバム『CHECK SHIRT WIZARD - Live In '77』(CD2枚組)を聴いた。ロリーのライヴの素晴らしさは、ロック・ファンには定評のあるところで、『LIVE IN EUROPE』(72年)、『IRISH TOUR '74』、『 STAGE STRUCK』(80年)といった好ライヴ盤を残しているし、ソロになる前、テイスト時代の『LIVE AT THE ISLE OF WIGHT』と『LIVE TASTE』の2枚も実に熱〜い実況盤で、忘れがたい存在になっている。エゴのぶつかり合いになるクリームのステージに比べ、テイストのライヴはケレン味のない直球勝負。それはロリーの人柄そのものだった。

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■ TOUCHDOWN / BOB JAMES

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特に意味なくボブ・ジェームスの名盤『TOUCHDOWN』。録音が78年6〜9月で、その制作中に初のジャパン・ツアーを敢行。発売は同年12月だった。自身のレーベル:Tappan Zeeからの1作目『HEADS』が年初めにジャズ・チャートNo.1になったばかりのタイミングでもあり、まさに脚光を浴びる中でのリリースだった。カナザワにとっては、初めて意識して聴いたボブ・ジェイムスのアルバムだったはず。のちにCTI時代の<Take Me To The Mardi Gras>や<Farandole>を聴いて、「あぁ、TVやラジオに使われているアレもコレも、み〜んなボブ・ジェイムスだったのか」と、クロスオーヴァー/フュージョンへの認識を改めさせられる道筋を敷いてくれた一作でもあったと思う。

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■ CINZENTO / MARCOS VALLE

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今年9月で77歳を迎えるブラジル音楽界の至宝マルコス・ヴァーリが乗っている。昨年、英Far Our Recordings からリリースした『SEMBRE』は、まさに近年大人気の80'sブギー・ファンクにアプローチした話題作で、日本のラテン系音楽ファンの投票による『年間ブラジル・ディスク大賞』において堂々首位を獲得。10月には盟友アジムスとジョイントで来日公演を行い、そのライヴ・パフォーマンスにはカナザワも胸躍らせたばかりだ。

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