Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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■ BOX 'O' SNAKES / WHITESNAKE

  
whitesnake_boxピンク・フロイド、ビーチ・ボーイズ、ジミ・ヘン、ザ・フー、そしてシン・リジィのBBCライヴ等などと、やたらクラシック・ロック系の箱モノづいている昨今。せっかくストーンズはデラックス・エディションに止めたというのに、勢い余って、ホワイトスネイクの輸入箱をポチってしまった。だって円高差益で、激安なんだもの それに初期ホワイトスネイクは、なかなかにブルージーな格調高いブリティッシュ・ハード・ロックを聴かせてくれるので、結構好きだったのだ。

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■ 30th ANNIVERSARY LIVE / 角松敏生

   
kadomatsu_30th6月の横浜アリーナからスタートした、角松のデビュー30周年プロジェクト。今年の締めくくりとなるのは、今日の中野サンプラザと明日の松戸公演である。そのサンプラザへ足を運んで来た。

※以下ネタバレあり

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■ REAL LIFE … HIGH FIDELITY / PHAT PHUNKTION

 
phat_phunktion唐突に出た感のあるファット・ファンクション、 04年発表の『YOU AND ME』以来となる7年振りのニュー・アルバム。彼らは06年に初来日。初期作の編集盤『SOUL JUICE』(05年に日本発売)で解説を書かせてもらっていたカナザワは、もちろん足を運び、なかなかの熱演にほだされた覚えがある(→当時のLive Review)。

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■ SOME GIRLS / THE ROLLING STONES

   
stones_somegirls日本盤が発売されましたね、ストーンズ、77年の快作『SOME GIRLS』の拡張盤。カナザワは少し悩んで、2枚組のDeluxe Editionをゲットしました。結局『メインストリートのならず者』の時と同じ。Super Deluxeには映像やお蔵入り7インチの復刻盤が付くが、ライヴ映像はどうせ、ほぼ同発の『SOME GIRLS LIVE IN TEXAS '78』を買うのだし、ストーンズのシングルを蒐集してない自分が未発表シングルだけ持っていても仕方がない…と。そもそもカナザワにとってのコレクター道は、特定アーチストを深く掘り下げるというより、もっと幅広く横に拡げていくスタイルなのだな。

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■ LIONESS : HIDDEN TREASURES / AMY WINEHOUSE

  
amy_winehouse3今年7月にアルコールの過剰摂取で衝撃的な死を遂げた、エイミー・ワインハウスの遺作。ひと足早く今月初めにリリースされた英国では、既にチャート首位を獲得したという情報も入っている。しかしそれが “香典代わり” では片付けられないほど、充実した内容なのだ。いま改めて、エイミーというワン&オンリーのタレントを失った喪失感に捕らわれている。

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■ WHERE IT ALL BEGEINS / LALAH HATHAWAY

   
lalah_hathaway故ダニー・ハサウェイの愛娘レイラによる、デビュー21年目にしての第5作。前作にしてSTAX〜Concord 移籍第1弾『SELR PORTRAIT』(08年)がなかなかの出来だったので、その続編であるこの新作にもチョッピリ期待が高まっていたわけだが…。

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■ ACTION SPEAKS LOUDER THAN WORDS / CHOCOLATE MILK


chocolate_milk某音専誌の再発レビューを執筆中。これはその中の一枚で、かなり久し振りに耳にした。でも改めて聴いてみて、“こんなに良かったっけ?”という思いと、“そうそう、そうだった” と気持ちを新たしたりして、カナザワ的には何かと心が動かされた次第。備忘録的な意味でも、ちょっと書いておきたくなった。

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■ DON'T YOU WORRY 'BOUT A THING / HANK CRAWFORD

  
hank_crawford昼間、所用で出掛けたら、大宮周辺は武蔵一宮・氷川神社の神事である大湯祭(通称:十日町)と週末が重なり、大変な賑わい。夜は夜で皆既月食があり、月に吠える(?)クセのある相方は、何やら盛り上がっている。ま、こちらは淡々とお仕事に励むはずが、年末のリリース・ラッシュで届き物が多く、気もそぞろだったりして…

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■ 井山大今

  
井山大今J−Fusionフリークの間では、半ば伝説化しているスーパー・ユニット、井山大今。おそらく元々はミュージシャン連中の間で80年代に生まれた通称で、“最近、誰それがレコーディンしてるらしいよ。バックは井山大今でさ…” なんて使われてきた。その名が急に表へ浮上してきたのが、ここ2〜3年。09年に今剛がソロ・アルバムを出した時には、もう既にレコーディングがスタートしているという情報があった。それから何と、早2年半…。こちらがトンと知らぬ間に、こっそりCDが発売されていたようで…。

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■ SOMETHING JAZZY 女子JAZZスタイルブック / 島田奈央子

    
something_jazzy某音楽誌の編集長と初顔合わせと打ち合わせを兼ねて、新宿で軽呑み。そのまま近くのソウル・バーへ流れ、某フリーのラジオ・ディレクター/音楽ライター氏と合流。そのディレクター氏が、娘ほどの年齢差がある知り合いの女子大生2人を連れて来て、そこだけ俄キャバクラ状態 で、その2人、一人がセミ・プロのシンガーで、アレサ・フランクリンやプリンスを歌っているとのこと。そしてもう一人は音大生でクラシック・ピアノを学びながら、隠れてバンド活動しているという。そしてバーでかかったタワー・オブ・パワーに反応し、「コレ、演りた〜い!」 う〜ん、今ドキの女子大生にも、なかなか見どころのある子はいるものなのネ

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■ YOURS TRULY / TOM BROWNE

    
tom_browne_4先日、某CDショップの通販を利用した時に、商品と一緒に入って来たソウル系の中古盤買い取りリスト。そこに人気シリーズとして、かつてのBMGファンハウスでカナザワが監修した【URBAN MELLOW】シリーズが特集されていて、思わずニンマリ。“2000年代初頭における80'sブラコンの再評価〜発掘・再発ムーヴメントを牽引した”なんて書かれている。前号でもワーナーのシリーズ【ブラコン探険隊】が特集されていたが、こちらもカナザワが監修したもの。ウーム、こうして名企画と謳われるのは嬉しいが、どちらもリアルタイムで売れていれば、まだまだ後続アイテムが出せたのになぁ〜 

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■ PENNIES IN A JAR / NIKKI JEAN

  
nikki_jean昨日メイヤー・ホーソーンのポストを書いていて、そういやこの人も…と思い出したのがニッキー・ジーン。8月にある筋から輸入盤を頂戴し、なかなか良いなぁ〜と思っていたが、もう少し聴き込んでから…とデスクの上で早4ヶ月。とっくに国内盤も出たものと思いきや、実際は先月発売になったばかりで、この5日から初来日公演中というタイミングだった…

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■ HOW DO YOU DO / MAYER HOWTHORNE

  
mayer_hawthorne2某レコード会社にて、2012年のAOR再発シーンを左右するミーティング。これが首尾良く運べば、夏頃まではかなり忙しくなりそうだ。それはとても喜ばしく、カタログが動くことはカナザワ的にも “願ったり叶ったり” なのだけれど、ここ何年かの懸案になっている『AOR Light Mellow Premium Edition』の執筆再開は、また先送りになりそう…  ま、業界的にはどんどん厳しさが増してくるので、いろいろ動きがあるウチは、それに率先して乗っていくべきだろうと。アイドル、K-POP、エルダー・マーケット。これが来年のポイントかな。

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■ SOUL 2 / SEAL

  
seal_soul210月のデイヴィッド・フォスター&フレンズ再来日公演で、少々残念だったことのひとつに、シールが同行しなかったことがある。今にして思えば、きっとこのアルバムの発売準備で忙しかったのだろう。その甲斐あって今回も…、イヤ、もしかしたら前作以上に内容の濃いソウル・クラシックのカヴァー集が届けられた。

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■ LIVE FROM MADISON SQUARE GARDEN / ERIC CLAPTON & STEVE WINWOOD

  
clapton_winwoodエリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッドの共演ステージを、武道館で堪能。このライヴCDとDVDが録られたニューヨークでのジョイントから、早3年半。ジェフ・ベックとの競演や、デレク・トラックスを従えてのデレク&ザ・ドミノス再演は日本でも観られたけれど、これもまたクリーム再結成のように生では拝めないのか…。そんなコトを思っていた矢先の日本公演決定だった。
※以下ネタバレあります※

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