Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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■ BISH / STEPHEN BISHOP

bish邦題=水色の手帖。ビッシュことスティーヴン・ビショップのセカンドにして、AORの大名盤。アレンジやスタイルは時の流れと共にうつろうモノだけれど、名曲というのはいつまでも残るし、その魅力を引き出そうとする工夫が為されれば、どんなアレンジにも順応してくれるものだ。

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■ GET MY WAVE / 宮崎正子

masakomiyazakiジャズ・ピアニスト三保敬太郎の奥方のソロ・デビュー作。リリースは78年。元々慶応の有名なコーラス・グループ、ザ・カルアのメンバーとして活躍し、シンガー・ソングライターとしてもヤマハのライトミュージック・コンテスト東京代表を務めた女性である。

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■ WATERS

waters2L.A.界隈スタジオ・シーンではお馴染みのヴォーカル・グループ、ウォーターズ。そのセカンドも目出たく紙ジャケ化となった。もし彼らのことをよく知らなくても、マキシン、ジュリア、オーレン、ルーサーの4姉弟らの歌声は必ず何処かで耳にしているはず、というくらい、引っ張りだこだったヴォーカル・チームである。

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■ DEJA VU / GEORGE DUKE

george_duke_dejavuいつの間にかサクッとリリースされていたジョージ・デュークのニュー・アルバム。自身のレーベルBPMが前作からHEADS UP〜コンコードの配給になり、ビジネス的な煩わしさが軽減したのか、ココ何作かでは一番充実した仕上がり。ま、ちゃんと聴き比べたワケじゃなく、ファースト・インプレッションですけど…

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■ HEADLINE / PAUL ANKA

paul_anka_headline本日発売となった【Light Mellow 2010】ソニー編3タイトルから、当ブログで紹介していない、----すなわち解説の執筆を他の方にお願いしたコレをピックアップ。<ダイアナ>や<マイ・ウェイ>で知られるMORシンガーの代表格であるポール・アンカが、70年代後半から次第にAOR色を強めていくプロセスの半ばで産み落とした79年作『HEADLINE』である。

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■ GRUSKA ON GRUSKA / JAY GRUSKA

jay_gruska_1多くの方々が待ち望んでいたマクサス再発/紙ジャケ化に続いて、その中心人物だったジェイ・グルスカのファースト・ソロが世界初CD化。首尾よくご本人ともコンタクトでき、ちょっとしたメール・インタビューを取ることができた。それはCDが出た時にライナーで読んで戴くとして…。


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■ LET IT BLEED / THE ROLLING STONES

stones_let_it_bleed最近、やたらと肩が凝ると思ったら、とうとう50の大台に乗りました。眼鏡も遠近両用を作らなくては…。新聞を読んだりPCを覗く時には、オデコに眼鏡をハネ上げてる自分がいます。“ロックン・ロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイと早すぎる”と言ったのは、ジェスロ・タルでしたっけ? じゃあ、AORにはちょうど良い、というコトで。まだまだ転がり続けるゼイ ゼイゼイ

Happy Birthday to myself!

■ SLEEPLESS NIGHTS / BROOKLYN DREAMS

brooklyn_dreams_2ニューヨークはブルックリンで共に青春時代を過ごしたイタロ・アメリカン3人が、L.A.で再び集結したヴォーカル・グループ。77年にデビューし、ドナ・サマーとの共演で名を上げた。メンバーのブルース・スダーノは、後にドナと結婚。リードを取ることが多いジョー・エスポジトは、ジョルジオ・モロダーお抱えとなり、かの『フラッシュダンス』のサントラでも歌っている。それにしても、バンド名が素敵やねェ〜。少年時代の夢を再び…ってか? 

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■ DAVE MASON IS ALIVE / DAVE MASON

dave_mason_aliveおぉ、米コロムビア時代の作品群が紙ジャケ化されたのに続いて、今度はブルー・サム時代の初期4作が紙ジャケ/SHM−CDで登場。初ソロにして傑作『ALONE TOGETHER』のみ2度目の紙ジャケ化になるが、今回個人的に盛り上がっているのは、この『アライヴ』の初CD化だ。

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■ UP / MARTY McCALL & FIREWORKS

marty_mccall最初にCD化のリクエストを出してから約10年。ちょっと紆余曲折あっての世界初CD化である。ボズ・スキャッグス『シルク・ディグリーズ』やクリストファー・クロスでのバック・ヴォーカル参加実績もあるけれど、元々はミュージカルや舞台で歌っていた人で、基本路線はCCM。でもこのアルバムの中身は、ほんのりソウルフルなAORだ。

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■ STEP BY STEP / JEFF LORBER

jeff_lorber_stepアリスタ期のジェフ・ローバー作品群の中で、唯一日本でのリイシューと縁が薄かった85年作。旧BMGで再発が一気に進んだ時、以前のCDが激レア化していたのに、何故かこれだけスルーされてしまっていた。それが今回、米Wounded Birdから登場。国内仕様盤はライナー解説のご依頼を戴いたけれど、“Light Mellow 2010”で手一杯のため、残念ながらパスせざるを得なかった。思い入れのある盤なので、是非書きたかったんだけどなぁ…。

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■ UNISON / CELINE DION

celine_dionNHK『SONGS』でデイヴィッド・フォスター特集。30分という狭い枠に思いっきりテンコ盛り状態で、少々アップアップしたけれど、そこはサスガのNHK、なかなか分かりやすくまとめたな、と。内容に関しては、アース・ウインド&ファイアー、シカゴ、ナタリー・コールにホイットニー、マイコー、マドンナあたりをフィーチャーしたのは、ほぼ予想通り。当然エアプレイは出てきません 

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■ ずーーっとずっと、夏 / 村田和人

kazuhito_murata_010猛暑というより酷暑に近かった今年の夏も、めっきり風が褪めてきた。同じ青空でも少し高くなった気がするし、陽が落ちれば結構涼やか。もっともカナザワはずーっと原稿書きで缶詰だったので、意外と“暑かった”という実感が薄かったりする。そんな夏を惜しむかのように、村田和人のニュー・アルバム『ずーーっとずっと、夏』がリリース。

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■ FREE IN THE EVENING / RICK BOWLES

rick_bowlesロバート・バーンに続いて、リック・ボウルズのファーストの解説執筆中。ロバートは10年ぶりの再CD化だったけれど、リックは何と19年ぶり。でもこの両者が一緒にリイシューされるのは何とも美しく、意義深いことだと思う。だって彼らは、おそらくこのアルバムの頃に出会い、長きに渡って親友関係にあったのだから…。

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■ BLAME IT ON THE NIGHT / ROBERT BYRNE

robert_byrneユニバーサルのAORシリーズ、10月発売分のライナーを執筆開始。6作のうち2作を信頼できるライターさんにお願いするつもりだったが、諸般の事情で5枚を自分で書くことに。まずは初CD化時にも書いたロバート・バーンに着手。

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