Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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■ ANGELA +1・SWEET SOUL MUSIC +1/ JOSE FELICIANO

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カナザワ監修【Private Stock Original Master Collection 〜Light Mellow編】10作品復刻、からのポスト3本目は、プエルトリコが生んだ盲目の天才シンガー・ソングライター、ホセ・フェリシアーノの2作品。情熱的なヴォーカルと、類いまれなスパニッシュ・ギターの腕前で人気を獲得し、ドアーズ<Light My Fire>、スティーヴィー・ワンダー<Golden Lady>、キャット・スティーヴンス<Wild World>など、素晴らしいカヴァー曲の数々で気を吐いた。そうして新興レーベル:プライヴェート・ストックから76年にリリースしたのが、今回揃って世界初CD化となった『ANGELA』と、翌77年作『SWEET SOUL MUSIC』である。

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■ MOONLIGHT FEELS LIGHT +1・ROCK'N ROLL ROCKET +1 / STARBUCK

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カナザワ監修【Private Stock Original Master Collection 〜Light Mellow編】10作品が Ultra Vybe / Octaveからいよいよ復刻。前ポストのサマンサ・サングに続いてピックアップするのは、75年の全米3位<Moonlight Feels Right(恋のムーンライト)>で知られる米南部アラバマ出身のバンド、スターバックだ。70年代後半に3枚のアルバムを残しているが、そのうち最初の2枚がプライヴェート・ストック発。いずれも初CD化ではないが、既にほぼ入手困難なので、コレは注目すべき復刻だと思う。

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■ EMOTION +1 / SAMANTHA SANG

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長らくお待ち戴いていたカナザワ監修【プライヴェート・ストック・オリジナル・マスター・コレクション Light Mellow編】10作品が 、Ultra Vybe / Octaveからいよいよ復刻。今日から何回かに分けてピックアップしていく。まずは予約受注で一番人気らしいサマンサ・サング『EMOTION 〜ときめきへの誘い+1』のご紹介をば。

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■ SUMMER MEMORIES / CAMERA SOUL

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ニュー・シンガー:サブリータ・ヴィーを迎えた
カメラ・ソウルの新たなる第一歩。
“イタリアのインコグニート”と呼ばれたこれまでよりも、
モア・ジャジー、モア・ソウルフル。
デビュー7作目(本邦5作目)で着々とステップ・アップしている彼らを、
改めて射程に捉えるべし。


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■ FLYING BEAGLE・SEVILLA BREEZE / 菊池ひみこ

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80年代のJ-FUSIONシーンの先頭を走っていた女性キーボード奏者の代表格、菊池ひみこ。80年代前半は、テイチクから『DON'T BE STUPID』『FLASHING』『ALL RIGHT』など6枚のオリジナル・アルバムを連発して脚光を浴びたが、87年にCBSソニー(当時)に移籍。そこで『FLYING BEAGLE』『SEVILLA BREEZE』という2作品をリリースした。それがこの度、最新リマスター仕様/高品質Blu-spec CD2で、タワー・レコード限定リイシュー。復刻されるは今回が初めてなので、それぞれ36〜37年ぶりとなる。

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■ UK Singer, Guitarist BOBBY TENCH passed away

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訃報。第2期ジェフ・ベック・グループやその残党で組んだハミングバード、ファミリーの後継グループ:ストリートウォーカーズなどで活躍したシンガー/ギタリストのボビー・テンチが、英国時間20日に亡くなった。現時点では死因不明。享年79歳だった。

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■ 憧憬都市 〜 City Pop Covers / ジャンクフジヤマ

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こんなカヴァー集を待っていた!
ただブームに乗っただけ、
オリジナルの魅力に頼り切った無個性リメイクなんて、もう要らない。
シンガーのリアルな存在感と
スピリットが注き込まれた名曲リニューアルに、
心は自然と熱くなる!!


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■ STORIES / ANNA

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昨年末に解説を書いたANNAの2作目『Stories』が発売日を迎えたので、改めて。元々ANNAは角松敏生プロデュースによるVOCALAD出身。1stアルバム参加後に独立し、角松プロデュース『ANNA』でソロ・デビュー。オリジナル・リリースは98年3月だった。ANNA自身は現在、首都圏のラジオ局 bay fmの朝の顔として、月〜木朝『Miracle』という番組でパーソナリティを務めている。

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■ BOZ SCAGGS JAPAN TOUR 2024 1st day @東京ドームシティホール

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5年ぶりとなるボズ・スキャッグス来日公演の初日@東京ドーム・シティ・ホール。前回は自分のスケジュールの都合で足を運べなかったので、個人的には9年ぶり。 でも80年代初頭から両手近くの回数を観ているからか、それほどお久しぶり感はないのだが。タイミングよく編集盤が出て露出を稼いでいるし、SNSでは「初ボズ」なんて方を意外に多く見かけたりして。今回は某音専誌のライヴ・レポートで来ているので、当ブログならではの視点・スタンスで書かせていただく。
(以下ネタバレあり)

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■ 『Sparkling Night』sparkling☆cherry @六本木CLAPS

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約半年ぶりの Sparkling☆cherry ライヴ@六本木CLAPS。出演メンバーは Cherryとkyd青木に、宮崎まさひろ (ds)、外園一馬 (g.cho)、吉池千秋 (b)、そしてゲストに濱田金吾 (vo,g) とカンバスの小川タカシ(g.vo)という、彼らのファンにはお馴染みの面々。何処か温ったかなムードが漂うのは、このバンド独特のムードだな。

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■ HEART COCKTAIL ~ Original Soundtracks ~

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某メディアにレビューを寄稿したコレが、発売になっています。わたせせいぞう原作のアニメ『HEART COCKTAIL』シリーズのサウンドトラック6作品から選ばれた、CD2枚組のベスト・セレクション。選曲はわたせ氏ご本人で、ご自身によるセルフ・ライナーというか、選曲ノート的なエッセイが書き添えられている。

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■ 清野由美 Mini Live @ Light Mellow Summit カブキラウンジ

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冠を貸しているものの、しばらく足が遠のいてしまっていた Light Mellow Summit@新宿カブキラウンジへ。お目当ては、シティポップ・シーンで再評価が高まっているシンガー:清野由美のミニ・ライヴ。人前で歌うのは、何と43年ぶりとかで、この貴重な機会を逃すワケにはいかないのだ。

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■ 『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』 試写会 @渋谷ユーロライブ

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日本音楽制作者連盟主催の試写会『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』@渋谷ユーロライブ。この映画は、フォーク・クルセイダーズやサディスティック・ミカ・バンドの原動力となり、ソロに転じてからは和製ポップスの金字塔的存在となっている俗称“ヨーロッパ三部作” を制作、作曲家やプロデューサーとしても多くの著名アーティストに関わってきた稀代の音楽家、トノバンこと加藤和彦のキャリアを辿った、貴重な音楽ドキュメンタリー。5月の全国公開に先駆け、音楽関係者対象の試写会に足を運んだ。

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■ 真夜中のドア ~ Stay With Me / 浅野ヨンエ [ 小林信吾 Last Produce Work ]

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かの名アレンジャー/キーボード奏者にして敏腕プロデューサー、ココでは角松敏生のブレーンとしてもよく知られている小林信吾。他にも中島みゆき、浜崎あゆみ、平原綾香などとの共演で知られ、最近では 昨年11月に急逝したKANの日本レコード大賞受賞曲<愛は勝つ>のアレンジャーとして、しばしば名前が上がってくる。その小林信吾の逝去から、早3年半。何とこのタイミングで、彼が遺したラスト・プロデュース作品が世に出ることになった。それが、浅野ヨンエ(Yongae)が歌う<真夜中のドア〜 Stay with Me>である。

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■ AT THE BEEB / QUEEN

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クイーン+アダム・ランバート、絶賛最後(?)の来日中。自分は行く予定はなく、今や積極的な興味も湧かないけれど。それにしても年明けからの外タレ来日ラッシュはスゴイね。ドーム公演だけでも、ブルーノ・マーズ7回公演に始まり、ビリー・ジョエル、エド・シーラン、テイラー・スウィフト4公演、そしてクイーン2days。ブルーノやビリーあたりは観たい気持ちはあったけど、以前観ているし、自分の鑑賞欲求とコスト・パフォーマンスのバランスが取れずにスルーした。クイーンはアダムと組んでからは観てないが、2020年に出た『LIVE AROUND THE WORLD』の映像で個人的には充分かな。ポール・ロジャースと来た時は、これはクイーンとは名ばかりの別モノと、喜び勇んで観に行って堪能したけど。しかもクルマで15分もかからぬ、地元さいたまスーパー・アリーナだったし。

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クリス・スミス / ROOM INSIDE MY HEART
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シュガー・ベイブのギタリスト、村松邦男の“職人”プレイを楽しめる名盤10選
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