■ FEELIN' ALRIGHT LIVE ／ DAVE MASON

「流れるままに、はいいけれど、流されてしまってはいけないな」
これはアルバム『LET IT FLOW（流れるままに）』リリースと同時に来日したデイヴ・メイソンが、とあるインタビューで語っていた言葉である。それを読んだ高校生のカナザワは、何故かイタく感銘を受け、それ以来この言葉が半ば座右の銘と化した。

■ SUMMERIN' ／ 土岐麻子

土岐さんが参加した５月のイベント【TOKYO CITY CONNECTION】に絡んだお陰で、制作途中のマスタリング音源を逸早く聴いていたミニ・アルバム『SUMMERIN'』。だいぶ紹介が遅れてしまったが、タイトルを裏切らず、きっとこの夏のカナザワの定番になるのだろうな。

■ CRAZY ／ COLOR BLIND

ヴィヴィドのロイク系紙ジャケ・シリーズ【OHIO FUNK BOMB】の中で、唯一皿を持っていなかったカラー・ブラインドが、ようやっと初ＣＤ化になった。音だけは聴いたことがあって、いつかヴァイナルで買おうと思っていたのだが、ミニ・アルバムなのが災いしてか、あまり出回ってないし、稀に発見しても結構な高値が付いていて、結局手が出ずじまい…。なのでこのリイシューは、本当に心待ちにしていた。

■ ENTER IN ／ JAMES VINCENT

昨日あたりから、【Light Mellow's Choice】８月２０日発売分のジェイムス・ヴィンセント３作分のライナー執筆中。ひと足お先にP-VINEから拙著『AOR Light Mellow』掲載の３作目『WAITING FOR THE RAIN』が出ていて、そちらも解説を書かせて戴いたのだけれど。その時のブログはコチラから。

■ EXODUS ／ BOB MARLEY & THE WAILERS

連日、猛暑が続いている日本列島。こういう時は仕事なんてうっちゃって、ビール片手にＡＯＲ！　な〜んて類型的なシチュエーションも悪かぁないが、最近はどうもＡＯＲ聴くとお仕事モードになっちゃって、今イチ寛げない。そこで取りい出したるは、今は亡きレゲエの教祖、ボブ・マーリーである。

■ OUR DAY WILL COME / LADY PUT THE LIGHT OUT ／ FRANKIE VALLI

なかなかＣＤ化されずにいたフランキー・ヴァリのソロ・アルバムが、米Collector's Choiceでドカッと初ＣＤ化された。しかもフィリップス、プライヴェイト・ストック、カーブと、レーベルの異なる計８タイトルを２in１×４セットに収めるというリーズナブルな形。どうもヴァリ自身とプロデューサーであるボブ・ゴーディオの元に権利が集められた結果として可能になったコトのようだが、これは快挙。当ブログでは、ヴァリの最新作と共にコチラで情報を流していたけれど、それが少し前にようやく届いた。

■ HIGHWAY CALL ／ RICHARD BETTS

オールマン・ブラザーズ・バンドのディッキー・ベッツが、本名のリチャード・ベッツ名義で７４年にリリースしたファースト・ソロ。初期オールマンのメンバー関連作で、何故かこれだけずっと聴き逃していたが、ようやくそれを聴くことができた。ま、内容的には、オールマンズのヒット作『BROTHERS AND SISTERS』に近いと聞いていたので、機会があれば…と茫洋に構えていたのだ。

■ CROWN YEARS 1974-1979 ／ 鈴木茂

８月売りのレココレ誌、鈴木茂特集用として、クラウン・レコードで茂さんに取材。どうもカナザワ、茂さんにはいろいろご縁があるようで、ちゃんとした取材は２度目ながら、ブレッド＆バターやら何やらで既に１０回近く顔を合わせている。しかも今回は、撮影用に、トレードマークの赤い（実際は朱色というかオレンジに近い）ストラトまで持参されてて。

■ SAUDADE ／ MOACIR SANTOS

午前中から目黒にあるSTAR digioのスタジオに入り、収録が終わったら、その足でヴィヴィッドに行って諸々打ち合わせ。重点は今月２６年ぶりの新作が出るデヴィッド・ロバーツ。プロモーションはもちろんだけれど、初の来日公演と、それに合わせて未発表デモ集も出すことになっている。更に夕方以降は久し振りに神保町へ向かい、アナログ盤のネタ漁り。ちょいと仕込みが必要な仕事が控えているのだ。

■ LOVE IS THE KEY ／ TOMMY COOMES

♪夏が来〜れば思い出す♪超メロウ・アイテム、トミー・クームスの８１年作。昨日のブログにも書いたように、今日は細々した書き仕事に加え、カナザワがパーソナリティを務めるSTAR digio【Light Mellow Radio Edit】収録用の選曲を進めた。そこで、昨日のネタ、Everything But The Girlと共に、このアルバムからも１曲チョイス。今月のお題は『SUMMER DRIVIN' 2008』というコトで、爽やか且つメロウなサッパリ系サマー・チューンを集めている。

■ WORLDWIDE ／EVERYTHING BUT THE GIRL

たまたま相方が観ていたケーブルＴＶで、ＥＢＴＧのビデオ・クリップ特集がオンエア。あまりマトモに聴いてこなかった連中なのに、何故かほとんどの曲に聴き覚えがある。やっぱりサラリーマン時代は、営業車でＦＭガンガン鳴らしてたからかね？

■ DAVID T. WALKER（REAL T.）／ DAVID T. WALKER

ワケあって、デヴィッド・Ｔ・ウォーカーのオード・レーベル３部作を繰り返し聴き込んでいる。奇跡の初ＣＤ化から、既に１年半以上。なのに未だに面出しでディスプレイしているＣＤショップがあったりして…。

■ AXE VICTIM ／ BE-BOP DELUXE

なんとビー・バップ・デラックスまで紙ジャケ化ですか　ここのところ、ＳＭＨ−ＣＤの登場もあってか、紙ジャケ盤の出し直しが目立つ。カナザワとしては、何よりも未ＣＤ化作品の紙ジャケ再発が望ましいのだけれど、実際のトコロ、マニアックなアーティストの初ＣＤ化より、大物アーティストの紙ジャケ再々発の方がよっぽど売上が良いのだ。でもその一方で、こんなニッチなバンドも紙ジャケで出てしまったりする。あぁ、悩ましい

■ ７ (seven)

ゴールデン・ウィーク明けにコンベンションを観に行ったポンタさんのニュー・グループ、７（セヴン）のアルバムが発売間近。アドリブ誌のレビューなども回ってきたので、昨日から改めてドップリ浸っている。コンベンションの詳細は、ココをクリック

■ LOVE STORM ／ NICK DECARO

ニック・デカロ（９２年没）がビクターに遺した３〜４作目のソロ・アルバムが紙ジャケでリイシューされている。そのうち、９０年にリリースされた３作目『LOVE STORM』は、なんと山下達郎の逆カヴァー集だった。