■ NO PLACE LIKE SOUL ／ SOULIVE

ジャム・バンド・シーンで名を馳せたソウル・ジャズ系のオルガン・トリオ、ソウライヴ。いま、彼らの２年ぶりの新作『NO PLACE LIKE SOUL』のライナーを執筆している。 エッ、コイツがソウライヴ!? そんな風に思った方。少なくないんじゃないかな。実はかくいう自分も、電話で依頼を受けた瞬間は、「オレでいいのかぁ？」なんて思ってたりして。

■ 空と海と風と…２

先日書いたように、この週末は怒濤の忙しさ。それでも何とか時間を割いて浅野“ブッチャー”祥之氏のお通夜に参列してきた。告別式は明日だが、さすがにコチラには行けそうもないので、これが最後のお別れになる。

■ 泣くんじゃない ／ 空と海と風と

えぇっ、また…！？

昨年６月の青木さん急逝にさえ、まだ心が疼いてしまうというのに、またひとり、角松バンドの重要メンバーが旅立った。ギタリスト：浅野“ブッチャー”祥之、４月２０日死去。享年４８歳。

■ AIM FOR THE HEART ／ PAUL CLARK

今週後半から来週明けまで、ほとんど缶詰状態で執筆作業。まずは【LightMellow's Choice】ポール・クラークの４枚に取りかかる。ってコレ、来月発売なんですけど、ゴールデン・ウィークを挟むってぇのに、今頃書いてて大丈夫なのかっ!?

■ THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR ／ GEORGIE FAME

ジョージィ・フェイムに関しちゃ、一度ココでピックアップしてるが、３月末にはパイ時代の３作品までが紙ジャケでリイシュー。ベン・シドランのGo Jazzでシコシコやってた頃には、彼の作品がほとんどCDで出揃っちゃうなんて、まったく考えもしなかったケド。

■ INTERPRETATIONS - Celebrating The Music Of Earth, Wind & Fire ／ Various Artists

INTERPRETATIONS - つまり、解釈。そのまんまぢゃん、と言えば、確かにそのままだ。しかしアース・ウインド＆ファイアーのトリビュート作についたタイトルとしては、まさにこれがピッタリだろう（邦題は『セプテンバー』）。しかもコレが、コンコード傘下に再興された名門スタックスからの発売。トリビュートされる側のモーリス・ホワイトもエグゼクティヴ・プロデューサーの位置にあり、単なる企画作には終わらない、まさに重量感たっぷりのアルバムになった。

■ TWO AGAINST NATURE ／ STEELY DAN

８月に東京ミッドタウン内にオープンするビルボード・ライヴ東京の鱗落としとして、６日間の出演が決定しているスティーリー・ダン。だから当然話題に上りやすい状況なのだが、それにも況してカナザワ的にS.D.へのヴォルテージが高まっている。

■ CASTLES IN THE AIR ／ FELIX CAVALIERE

デヴィッド・T.ウォーカーの解説を上げたあとも、書き仕事の連続。まずは先月来日していたインガー・マリエと藤田恵美さん（ル・クプル）という、ノルウェー絡みの女性シンガー対談をレコード会社のWeb用に。これから来週明けまではちょっと殺人的なスケジュールで、CD解説だけでも数本上げなけりゃならない。結局、とても観たかったコールド・ブラッドも断念。いわゆるゴールデン・ウィーク進行ってヤツですか!?

■ METHENY MEHLDAU QUARTET

早くも到着したパット・メセニーとブラッド・メルドーの共演第２弾。といっても純粋な新録ではなく、前回のデュオ・アルバムを作った時に同時録音したものとか。一回のセッションで計24曲を録り、デュオ形態のものを１枚目に、クァルテットでのものをこの２作目に分けてリリースしたのだ。まぁ、簡単に言えば双子のような作品。でもそれだけお互いに触発されるものがあったに違いない。

■ Y・ENCE ／ DAVID T. WALKER

あと一ヶ月ほどで、奇跡のデヴィッド・T・ウォーカーの初来日公演（ソロ・アクトとして）。東京は追加公演も出たが、あまりに盛況で、仕掛人であるはずのカナザワもワン・ステージしか観られない状況となってきた（泣） オード再発３枚も未だにジワジワ売れ続けているようだし、しかもココへ来て更に想定外の出来事が続いている。

■ SWEET SINGIN' ／ 佐藤奈々子

昨年末に紙ジャケ化された佐藤奈々子の１〜４作目のアルバムが、好調にセールスを伸ばしているそう。とはいってもインディーズ（原盤はコロムビア）発のリイシューだから、たかが知れてはいるのだが。でも彼女の再発はカナザワも視野に入れていたし、実際今年後半の我が【LightMellow's Choice】では和モノ・ネタを積極的に出していく予定もあるので、やはりマーケットが動いているのは嬉しいトコロ。

■ SONGS OF THE BEATLES ／ SARAH VAUGHAN

今日はSTAR digio【Music File】の枠でお届けしている『Light Mellow Radio Edit』4/20放送分の収録日。このプログラム、今までは隔月登場でしたが、この春から目出たくマンスリーとなりました。ま、年末年始など特番の多い時期はお休みになりそうですが、まずはご愛聴頂いてる方々に感謝！

■ WELCOME ／ BEAD GAME

午後イチで、神保彰インタビュー取材＠キング・レコード。ソロ作としては10年ぶりとなるが、これはマジで傑作だ。でもまだジャケもダミーしかない段階なので、追って紹介するとして。取材終了後、サクッとCDショップを覗いて家へ戻ってからは、このビード・ゲームの輸入盤レビューをレコ・コレ誌用に。

■ SPACE CABARET ／ CMU

この夏、我がLightMellow's Choiceが送り出す国産ユニット、 Renaja（ルネイジャ）のレコーディングに立ち会うため、一日都内のスタジオに缶詰。既にi-tune japanでは大好評の彼らは、ジャンル的にはスムース・ジャズのヴォーカル・ユニットといえる。でも今の日本で「スムース・ジャズ」と呼ぶとあまりにリスナーを限定してしまいそう。なので、カナザワはいつも「和製シャーデー」と形容している。だって英国帰りのオリエンタル・クール・ビューティー、ルネちゃんのイメージはまさにシャーデー。なのに実際はソロではなく、サウンド・クリエイターを含むユニットとして活動する手法も似ている。

■ IDLEWILD SOUTH ／ THE ALLMAN BROTHERS BAND

引き続きレス・デューデックのライナー執筆中。いろいろ細々とした所用ありで、アチコチ出掛けたりしてるので、書きモノに集中できず、エラく能率が悪い。だいたいライナーを書く場合は、予めおおまかな起承転結を考えてから書き始めるが、自分の場合は他にもチョッとした儀式があって…。