■ LEVEL 42

昨日からドップリとジャズ・ファンク・モード。でもパスポートを書くことになったあたりから、何故かレヴェル 42が聴きたくなっていて。ちょうどオリジナル・メンバーで再結成したことが伝えられていて、もうすぐニュー・アルバムが出る、なんて話が入ってたコトも無関係ではないだろう。

■ EARTHBORN ／ PASSPORT

先月、紙ジャケ・コレクションとして８作品がリイシューされたパスポート。サックスのクラウス・ドルディンガー率いるドイツの老舗バンドとして、70年代初頭から活動を続ける連中だ。そのパブリック・イメージは、プログレがかったジャズ・ロック、というのが一般的かと思う。カナザワが初めてパスポートを聴いたのも、ブランドＸとかを喜んで聴いてた高校の時だったか…。多分アルバムは奇妙なジャケの『未知への知覚（LOOKING THRU）』だったと思う。ま。彼らの初期作品のアートワークは、どうもみんな妙なんだが…（苦笑）

■ EMERGENCY ／ MELISSA MANCHESTER

お馴染み米Wounded Birdから、少し前にメリサ・マンチェスターのBell〜Arista時代の７作が、まとめてＣＤ化された。うち３枚は既に日本でＣＤ化されているが、それももう10年前の話で、今ではそこそこプレミアがついたりしている。そのうえ肝心なトコは抜けたりしてて。やっぱり大もとの権利者ＢＧＭではなく、サード・パーティでの再発だから、美味しいところはライセンスを受けられないんだな。

■ BROTHER TO BROTHER ／ GINO VANNELLI

カナザワが監修しました、ユニバーサルの【AOR Paper Sleeve Collection】全10タイトル、いよいよ発売です。でも、これって、全部ＣＤ持ってるよ！なんてアナタ。騙されたと思って、せめてこの『BROTHER TO BROTHER』だけは買ってみて欲しいなぁ〜！

■ WILDFLOWER ／ SKYLARK

カール・グレイヴィスのライナー書きに乗じて、彼が関係したアーティストのアルバムや、彼が歌ったカヴァー曲の元ネタなんかを聴き漁っている。その中のひとつ、というか、最も重要なキャリアに上げられるのが、このスカイラークの準メンバーだったことだろう。この編集盤のジャケにあしらわれたステージ写真の中央、デヴィッド・フォスターの最初の奥様B.J.クックと並んでいるド派手な格子縞のスーツを着てる黒人が、カール君です。

■ SAD GIRL ／ CARL GRAVES

今日は朝からムシの居所が悪く、仕事に集中できず、ウサ晴らしにＤＶＤ観たり、角松のＦＭ番組聴いたり。夕方になって天気雨が降ったと思ったら、東の空に美しい虹を発見。うーん、何年ぶりだろう。なんだが心がス〜ッと洗われていくようで、清々しい気分になった。そこで思わずレインボー…
は聴かず（苦笑）、次なるライナーの執筆開始。20日過ぎからノンビリできると思っていたら、パタパタと仕事が入って、結局今週も書き物に終始しそう。だだ時間的には多少余裕があるので、マイペースでイケそうなのが救いデス。

■ HERMIT OF MINK HOLLOW ／ TODD RUNDGREN

この６月、２度に分けてトッド・ラングレン及びユートピアのベアズヴィル時代のアルバムが、最新Ｋ２ＨＤリマスタリングで一斉リイシュー。これまでの手持ちはRhinoの初CD化の時の銀盤だったりするから、これはかなりクリアーな音になっていて嬉しかった。

■ A BAND CALLED VENICE ／ VENICE

あ〜、このバンドのこと、すっかり忘れてた。ＡＯＲというよりはウエストコースト系の、実に爽快なハーモニーを聴かせてくれるレノン４兄弟のグループ。そのうちの一人、キップ・レノンは、かつてタイヤのＣＭソング＜ブン・ブン・パーティー＞なる曲を歌っていて、それをフィーチャーしたノベルティみたいなミニ・アルバムを出していた。

■ NA PISTA, ETC. ／ DJAVAN

今日も今日とてせっせと原稿書き。でもお題がジャヴァンのニュー・アルバム『Na Pista, etc.』だなんて、「エッ!?」って思う人が多いかも。そうだよね。自分だって最初に原稿依頼がきた時、「エ？ ジャヴァンかよ、何でまたオレに？」と思ったもん。この仕事を振ってくれたＡ＆Ｒ氏は、カナザワの趣味をよく分かってるハズなのに…。しかもいきなり音源を送りつけてきて、「ヨロシク！」だなんて、ヲイヲイ！

■ FOREVER - Timeless R&B Classics - ／ GLENN JONES

80年代ブラコン期に現れた、数少ない歌えるシンガーの一人、グレン・ジョーンズ。４年ぶりの新作『FOREVER-Timeless R&B Classics』が届いた。前作は一時期ヴォーカル物に執着を見せていたPeakからだったが、今度はShanachieから。うーん、このルートって、な〜んかイヤァ〜な予感…

■ breeze - AOR best selection ／ Various Artists

breezeを聴きながらbreezeの解説書き、って、コレじゃ何のこっちゃ！ですネ。02年３月から順次リリースされた、売れセンAORコンピの先駆け『breeze AOR best selection』シリーズが、来月９月で完結することになった。そのラストの２枚組『breeze AOR ultimate best collection』の楽曲解説に取り掛かっているワケである。

■ BOWLING IN PARIS ／ STEPHEN BISHOP

【Lightmellow's Choice】第４弾のデヴィッド・ロバーツ、おかげさまで順調にセールスを伸ばしております。感謝！ そりゃあオリコン・チャートに飛び込んだサンタナ『LOTUS』とか、ボストンには到底及びもつきませんが、ＡＯＲだってチャンとリスナーのニーズを見極めれば、まだまだイケる！と実感しました。間に合えば年内に、もう一発大きいのカマしますゼ！

■ BEGGARDS BANQUET ／ THE ROLLING STONES

いま巷で話題の映画『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』を観てきた。なるほど大胆な仮説に基づいたストーリーである。でも個人的に目を引かれたのは、ブライアンが自我を崩壊させていってしまう、そのプロセス。酒，女、ドラッグといったあたりは、サイケデリックな映像でうまく表現されていた。

■ CHEAP TRICK ／ CHEAP TRICK

世間はすっかり盆休みモード。アチコチの高速道路は、さっそく大渋滞が起きてるようで。でもカナザワは完璧に休みナシ。お仕事を振って下さる皆さんは、何故かみんな口を揃えて「休み明けに入れて頂けると助かります〜」なんて宣う。ってなワケで、この一週間で●本のライナーを書かねば。でもオレの夏休みは？？　20日過ぎれば、少しだけ気が抜けますかね。それまでこの身にムチ打って、頑張らねば。でも決してＳではないので、お間違えなきよう…

■ JEFF HARRINGTON ／ JEFF HARRINGTON

いやいや、こんな どマイナーなレコードがＣＤになっちまうとは…。いつもお世話になっているHi-Fi Record Storeの大江田さん、松永さん、これは快挙っしょ！ オレももっと早くこのアルバムを知ってれば、間違いなく『AOR Light Mellow Remaster Plus』の時に載せてたな。