Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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■ SPATS

spats

マイアミはTKレーベル発の涼風ブルー・アイド・ソウル、スパッツのナイスなワン&オンリー作が、ULTRA-VYBE presents 名盤1000円シリーズで復刻されている。カナザワが解説を書いた07年の初CD化P-VINE盤、TKの発売元がULTRA-VYBEに移った17年盤(解説は書いてません)、そして今回はその廉価化と3回目のリイシューになるが、昨今のCD低迷の流れを見れば、これが最後になることは必定。グルーヴ好きのフリークは、あるうちに買うときやァ〜

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■ SUPERHEROES / RANDY WALDMAN

randy waldman_superheroes

半年以上も前に解説を書いたジャズ系CDが、今月末にようやく輸入盤国内仕様でリリースされる.。メイン・アクトは、ピアノ奏者だけでなく、映画音楽方面の作編曲家・指揮者としても知られるランディ・ウォルドマン。これまでのセッション・ワークも多彩で、21歳の時にフランク・シナトラのツアーに参加。80年頃はジョージ・ベンソンのバンドに抜擢され、最後はツアーの音楽監督を任せられた。バーブラ・ストライサンドとはもう30年の付き合いで、やはり今ではショウの音楽監督を務めている。80年代後半からリーダー作もポツポツと出しているが、2作目以降、ソロの時はオーセンティックなジャズ・ピアノにこだわっているのが特徴。超絶技巧ベーシスト:ブライアン・ブロンバーグとよく組んでいるのも、ジャズ方面では知られている。

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■ THE HEART OF A WOMAN / JOHNNY MATHIS

johnny mathis 74

米の国民的ポップス・シンガー:ジョニー・マティスの70年代中期作品が、再発レーベルのReal Goneから次々にCD復刻。ようやく、待ち望んでいたCDを手にすることができた。2〜3年前に、彼の作品を集大成した68枚組ボックスがリリース。米Columbiaに所属していた時代のすべてのアルバムがCD化され、アチラではそれなりに好評を得たようだ。でもマティスは黒人ながら、いわゆる王道のMOR(Middle Of The Road)シンガーゆえ、カナザワ的にはシティ・ソウルやAOR寄りの作品以外には興味が乏しく、そんな豪勢な箱モノにはとても手が出せない(貧乏だし…)。だから、お目当てのアルバムが切り売りされるのを密かに待っていたワケだ。

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■ RUNNING ON EMPTY(Remastered)/ JACKSON BROWNE

jackson browne live

待望久しいジャクソン・ブラウンの本人監修デジタル・リマスター再発。その第1弾として、『LATE FOR THE SKY』と並んで代表作とされている77年のライヴ盤『RUNNING ON EMPTY(孤独なランナー)』が先月発売された。以前、日本のワーナー・ミュージックからジャクソンの一連のアサイラム期作品の紙ジャケ/リマスター化が発表されたことがあったが、敢え無く発売中止に。関係筋に事情を訊いたところ、どうやらジャクソン自身から「待った!」が掛かったらしく、本人が関わらない形の独自リマスターはまかりならん!、というコトだったらしい。それなら早く進めてよ、と思うが、すっかり忘れかけた頃にこうしてリマスター盤が届けられたのである。他のアルバムも順次登場するのかどうかは不明ながら、ハイレゾも聴けるハイブリッドMQA-CD方式で再発されたばかりの『LATE FOR THE SKY』より、正直 やはりジャクソン本人監修によるコチラのリマスターに食指が動いてしまうな。

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■ SEMPRE / MARCOS VALLE

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ブラジルのアーバン・メロウ達人/グルーヴ・マスター、マルコス・ヴァーリ。前作『ESPHERA』以来、何と9年ぶりとなる新作『SEMPRE』が素晴らしい〜。その『ESPHERA』も確か6〜7年ぶりだったはず。それでも70〜80年代作品の復刻が相次いでいるし、14年にはマルコスのデビュー50周年ライヴ盤(withステイシー・ケント)もあったから、あまりお久しぶり感はない。…ってか、87年頃からずーっと表舞台に立たず、90年代も終わりに近くになって、ようやくロンドンのクラブ・シーンで復活した人。そこから数えると、20余年で5作目になる。まぁとにかく、“カリオカ・ソウル” なんて称されてもいる黒っぽいマルコスが好きな向きは、どうか素通りナシで願います。

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■ REMIND ME - The Classic Elektra Recordings 1976-1984 / PATRICE RUSHEN

patrice rushen

20周年を迎えたという独のレーベル Strut による、パトリース・ラッシェンのエレクトラ期編集盤。15曲ながら、ロング・ヴァージョン/12インチ・ヴァージョン多数で80分超の収録。ヴォリューム感もお得感もマシマシで、なんかウキウキ。アナログ盤も出ているが、3枚組なのに、最近の国内プレス1枚モノよりも安くてビックリ。クオリティや生産コストが違うと言っても、この価格差は何なのよ ワシゃ、オリジナルLP持ってるので CDにしちゃったけど。

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■ TOKYO MUSIC CRUISE 2019 〜 Light Mellow Summit

tmc 2019
lightmellow summit

本日はライヴとDJイベント 絶賛2本立て。朝も早よから選曲して、午後イチで芝公園にあるホテル:ザ・プリンス パークタワー東京に向かう。お目当ては、TOKYO MUSIC CRUISE 2019。足を運ぶのは初めてだが、このオトナ音楽フェスの開催は今年5年目だそうで、ラインナップ的になかなか美味しい。でもお誘いを頂戴した時には、既に準レギュラー的に出演している Light Mellow Summit が決まっていたので、残念ながら夕方までの参戦となった。

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■ LASTING IMPRESSIONS / DELIVERANCE

deliverance

前回ポストに続き、韓国 Big Pink 発の紙ジャケット国内仕様盤をピックアップ。このデリヴァランスは、独在住のカナダ人ファミリーを中心としたクリスチャン・ロック系グループ。76年にカナダのクリスチャン・レーベルからデビューし、この78年作『LASTING IMPRESSIONS』が3枚目のアルバムとなる。翌年のラスト・アルバム『TIGHTLOPE』は、拙著『AOR Light Mellow Remaster Plus』(01年)にも掲載。原書の『AOR Light Mellow』に掲載していないのは確か、激レアだったのとバンドの正体がよく分からなかったからだと記憶するが、今では周辺事情も明らかになった。彼らが4枚もアルバムを出していたことは、当時は掴みきれなかったよ。

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■ KEEP YOUR HAT ON / THE JESS RODEN BAND

jess roden band

英国の実力派ロック・シンガーで最も過小評価されている男、ジェス・ローデン。アラン・トゥーサンのプロデュースによる1stソロ『JESS RODEN』(74年)は、ブルー・アイド・ソウル好盤としてそこそこ知られていると思うが、2nd『THE PLAYER NOT THE GAME (愛の狩人)』(77年)がサバービア誌に載ったのをイイことに、80年のソロ3作目『STONECHASER』を拙著『AOR LIGHT MELLOW』で紹介した。それが今から20年前のこと。当時は否定的意見もあったが、ジェスをAORシンガー的に扱ったのは、多分アレが初めてだったろう。

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■ YES 50 LIVE / YES

yes 50 live

今年2月に日本公演が実現した、イエス50周年記念ツアー。そのツアーのライヴ盤が発売された。収録されたのは、その前年の7月20〜21日に行われたフィラデルフィア公演が中心。正式メンバーはスティーヴ・ハウ(g)、アラン・ホワイト(ds)、ジェフ・ダウンズ(Kyd)、ビリー・シャーウッド(b)、ジョン・デイヴィソン(vo)。ただし腰に持病があるアラン・ホワイトの出番は、終盤とアンコールに限られ、代役にはジェイ・シェレンが就いている。更にその日は、トレヴァー・ホーン(vo)、パトリック・モラーツ(Kyd)という歴代メンバーがゲスト出演。アンコールではアランと共に、日本公演にも同行したオリジナル・メンバー:トニー・ケイ(kyd)もプレイした。

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■ OOH CHILD ~ The Columbia Years / VALERIE CARTER

valerie carter_2in1

エルダー層のウエストコースト・ロック・ファンにアイドル的人気を持つヴァレリー・カーター。最近も生前に遺していた未発表音源が『THE LOST TAPES』としてCD / LPで再発されたが、今度は英Cherry Red 傘下のレーベル Cherry Tree から、Columbia時代の2作品『JUST A STONE’S THROW AWAY(愛はすぐそばに)』(77年)と『WILD CHILD』(78年)をまとめた2in1がリリースされた。

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■ Light Mellow presents 今井優子 Performance 2019 Vol.3 〜Cafe Live〜 Live Report

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7月から3か月間カナザワがショップ・コーナーをキュレーションしている Billboard Cafe & Dinning@東京ミッドタウン日比谷3Fで、最初のイヴェント:Light Mellow presents 今井優子 Performance 2019 Vol.3 〜Cafe Live〜 が開催された。猛暑の中で動員が心配されたが、Billboard側の力添えもあってイイ感じで席が埋まり、普段の今井優子ライヴとは少し雰囲気の違った、ラグジュアリー感覚いっぱいのカフェ・ライヴになった。

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■ KATREESE BARNES(JUICY) passed away

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ニューヨークで活動していたシンガー・ソングライター/アレンジャー/プロデューサー/キーボード奏者/サックス奏者とマルチな才能を持つ才媛カトリース・バーンズが、ガンのため逝去。20年前に発症していたらしいが、病気と上手く付き合いながら活動を続け、エミー賞を2回受賞。グラミーのノミネート経験もある。兄はシックでベースを弾いているジェリー・バーンズ。以前は兄妹ユニット:ジューシーで3枚のアルバムを出していた。享年56歳。

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■ MORNING - Deluxe Edition - / 小坂 忠

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6月半ばにデラックス・エディションで再発されていた小坂忠の76年作『CHEW KOSAKA SINGS』、77年作『MORNING』の2作。忠さんといえば、何を差し置いても75年の『HORO』というワケで、何度もリイシューされたり、ヴォーカルだけリテイクした『HORO 2010』なんてもの出ている。でも個人的には、ショーボートからの2作目となる『MORNING』もメチャメチャ好き。それこそ天邪鬼の本領発揮で、『HORO』よりも聴く機会が多いほどだ。

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■ FRIDAY / MONKEY HOUSE

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少しだけCDのリリースが遅れていたモンキー・ハウスのニュー・アルバム『FRIDAY』が、拙監修【Light Mellow Searches】からようやく。日本では、本邦デビュー盤となった『HEADQUATERS』(12年/日本初は15年)、『LEFT』(16年)に続く3作目だが、本国カナダではそれ以前にオリジナル2作を発表しており、通算では5作目(他に編集盤がある)に当たる。でもその中では、今作が最高傑作と言えるだろう。

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アナログ限定 2019年収穫祭
12月13日 (金)
@ 神保町 楽器カフェ
19:00 / 19:30〜
1,500円+1ドリンク
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