2005年03月12日
■ LOVE SONGS / DIANE WARREN presents ...
一見よくあるラヴ・ソング集のようだけど、然にあらず。これは当代きってのヒット・メイカー、ダイアン・ウォーレンのソングブック。でも日本じゃダイアンなんて知る人ぞ知る存在だから、全米No.1ヒットやヒット映画の主題歌を集めたコンピレーションの体裁になっている。でも、彼女の曲をダダダッと集めただけでこんなのが出来ちゃうのだから、これはスゴイことですよ!ボクが彼女の名前を意識し始めたのは、スティーヴィー・ウッズやローラ・ブラニガンに曲を書き始めた頃だから、83〜84年か。当時は全然正体不明の新人ライターだったけれど、実は彼らのプロデューサーだったジャック・ホワイトが、最初に彼女の才能を見い出したらしい。少しするとシカゴやデバージ、ハートなど有名どころにも書き始め、あれよあれよという間にチャートの常連に。そしてスターシップやシカゴ、バンド・イングリッシュらを首位に送り込んだ。80年代はサウンド・クリエイターが注目される時代で、デヴィッド・フォスターやらジミー・ジャム&テリー・ルイス、ベイビーフェイスなどが持て囃された。しかしダイアンは、そことうまく渡り合いながら、職業ライターの道を突き進んだ。そうなると、今度はバカラックやバリー・マン、ジム・ウェッブあたりと比較したくなる。でもバカラックやウェッブだって、少なからずクリエイター的側面を持っているし、みんな自分で歌っちゃう。そういう意味では、ダイアンはかなり稀なタイプのソングライターといえる。だから彼女の書いた作品だけが一人歩きして、自身の知名度は低いままなのだ。
収録アーティストは、シカゴ、セリーヌ・ディオン、エリック・クラプトン、スターシップ、エアロスミス、バッド・イングリッシュ、ホイットニー・ヒューストン、トニ・ブラクストン、シェール、クリスティーナ・アギレラ、フェイス・ヒル、リアン・ライムス、ブランディ等など…と、かなり豪華版。クラプトンなんてチョッと意外だけれど、<Blue Eyes Blue>がしっかりダイアンの曲だった。これだけのメンツが揃えば、下手なヒット曲コンピより、よっぽど魅力的。しかも作曲家が一人だから違和感がなく、まさに流れるように曲が続いていく。無名時代から注目していた者としては、結構感慨深い一枚だ。
最後にちょっとダイアンのマニア情報を。
先ほど書いたように、彼女は未だソロ・アルバムを出していない。が、彼女名義のプロモ・オンリーのアルバムならいくつか存在する。いわゆる楽曲売り込みや彼女の実績を紹介する目的で、彼女の所属する音楽出版社が出したものだ。そのほとんどはこの『LOVE SONGS』と同じように、有名アーティストが歌った完成ヴァージョンを収録している。ところが97年にイギリスで出た6枚組BOX『A PASSION FOR MUSIC』は、4枚がヒット曲集、残り2枚がデモ・トラック集なのだ。そのデモを歌っているのが、故ウォーレン・ウィービーやジェフ・ペシェットというAORフリーク垂涎のシンガーたち。さらにダイアン自身が歌うデモ・トラックも多数収められている。さすがに上手いヴォーカルではないけれど、かのダイアンの歌声となれば、やはり貴重。そのうちボクの番組で1曲くらい紹介しようかな〜。
収録アーティストは、シカゴ、セリーヌ・ディオン、エリック・クラプトン、スターシップ、エアロスミス、バッド・イングリッシュ、ホイットニー・ヒューストン、トニ・ブラクストン、シェール、クリスティーナ・アギレラ、フェイス・ヒル、リアン・ライムス、ブランディ等など…と、かなり豪華版。クラプトンなんてチョッと意外だけれど、<Blue Eyes Blue>がしっかりダイアンの曲だった。これだけのメンツが揃えば、下手なヒット曲コンピより、よっぽど魅力的。しかも作曲家が一人だから違和感がなく、まさに流れるように曲が続いていく。無名時代から注目していた者としては、結構感慨深い一枚だ。
最後にちょっとダイアンのマニア情報を。
先ほど書いたように、彼女は未だソロ・アルバムを出していない。が、彼女名義のプロモ・オンリーのアルバムならいくつか存在する。いわゆる楽曲売り込みや彼女の実績を紹介する目的で、彼女の所属する音楽出版社が出したものだ。そのほとんどはこの『LOVE SONGS』と同じように、有名アーティストが歌った完成ヴァージョンを収録している。ところが97年にイギリスで出た6枚組BOX『A PASSION FOR MUSIC』は、4枚がヒット曲集、残り2枚がデモ・トラック集なのだ。そのデモを歌っているのが、故ウォーレン・ウィービーやジェフ・ペシェットというAORフリーク垂涎のシンガーたち。さらにダイアン自身が歌うデモ・トラックも多数収められている。さすがに上手いヴォーカルではないけれど、かのダイアンの歌声となれば、やはり貴重。そのうちボクの番組で1曲くらい紹介しようかな〜。
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. もう元気♪ & Diane Warren [ My Colorful Life ] 2005年03月28日 22:24
ダイアン・ウォーレン プレゼンツ LOVE SONGS 試聴はコチラから
病院でもらった薬のおかげで、鼻のグシュグシュは3日間で完全になくなった。病院へ行くことを薦めてくれたクラスメイトに感謝♪病院へ行っていなかったら、きっと今でもグシュグシュ
2. ヒットメイカー、ダイアン・ウォーレンの魅力が詰った一枚 [ KINTYRE’SPARADISE ] 2005年10月16日 00:31
ダイアン・ウォーレンと聞いて直ぐにピンと来る日本人洋楽愛好家はどの程度だろうか?彼女は主に'80年代後半から現在に至るまでの期間に、多くのラヴ・ソングを生み出しヒット・チャートに送り込んできた。それだけではなくて、彼女の曲はそれを取り上げるアーティストの...
この記事へのコメント
1. Posted by
Musicman
2005年03月13日 14:51
いつかは出るだろうと思われていましたが、やっぱり出ましたね!
確か「J-Friend / WILL GET THERE」も彼女の作品だったハズ。
でもこうした企画アルバムで、ソングライターやプロデューサーにも
注目が集まるきっかけになるかも・・・。
個人的には「Starship / Nothing...」や「Bad English / WHEN I SEE YOU SMILE」なんかがお気に入りでした。
その昔、雑誌「ADLIB」の別冊付録にソングライター特集があって、確かそこでも紹介されていたような・・・?
確か「J-Friend / WILL GET THERE」も彼女の作品だったハズ。
でもこうした企画アルバムで、ソングライターやプロデューサーにも
注目が集まるきっかけになるかも・・・。
個人的には「Starship / Nothing...」や「Bad English / WHEN I SEE YOU SMILE」なんかがお気に入りでした。
その昔、雑誌「ADLIB」の別冊付録にソングライター特集があって、確かそこでも紹介されていたような・・・?
2. Posted by
kanazawa
2005年03月15日 21:49
ADLIBの特集、そんなのありましたネ。
ちなみに輸入盤とは若干収録曲が違うようです。
ちなみに輸入盤とは若干収録曲が違うようです。


