414b7f8a.jpg今月に入って、一日おきの更新が続いてますね、このbolg。音専誌の締切ラッシュから抜け出したのも束の間、今度はSTAR Digioのマンスリー特集チャンネルで8月分を担当することになっており、オンエア10時間分の選曲に没頭してました。でもそれも昨日午後イチにQシートを送信して、なんとか終了。夜は知り合いのライヴを観て、久々に7時間も爆睡しました。
ボクは極度に眠気に弱く、電車の中では立って寝るほどのヒト。なのにこのところ毎日3〜4時間睡眠が続き、完全に集中力欠乏。しかも「寝る」というより「倒れ込む」といった感じで、着の身着たままで電気もつけっ放しだったり。「よし、寝るぞ!」とベットに入ったのは、相当前のことになる。忙しいのは有難いけど、やはり仕事は追われるのではなく、自分の意志で追いたいものです。
というわけで、今朝のおめざ。昨日の選曲も、テーマは“夏のアコースティック・クルーヴ”だったけど、うーん、今朝もやっぱりサーフ・ロックづいてますな。このBlue-Eyed Sonというのは、アンドリュー・ヘイルプリンによるワンマン・プロジェクト。L.A.に在住し70年生まれの彼は、20代までパンクをやってたそうである。そういえば、90年代のサーファーたちはパンクやパワー・ポップを聴いてたみたいで、元プロ・スケーター、今やスケーター・ロックの牽引役であるトミー・ゲレロも、パンク出身とか。その当時はパンクとサーファーの結びつきに「??????」状態だったけれど、最近はサブライムあたりも広義のサーフ・ロックになるらしく、なるほどなぁ…と思ったりする。

実際このデビュー・アルバムでは、今様王道サーフ・ロックといえるアコ系の曲の中に、妙にロックロックしてる曲も混ざっていたりして、それだけ聴くと「これがサーフ・ロック?」と言われそう。でもそうしたカラーがこのユニットの特徴で、アコギ系の曲もジャック・ジョンソンほどユルくなく、もう少しリズムにメリハリがある。でもジャックよりドノヴァン・フランケンレイターの方がシックリ来るカナザワとしては、この人も全然OK。
プロデュースには、ドノヴァンのアルバムに参加していたクール・G・マーダーとアンドリュー自身があたっている。

実際にサーフィンをやってる人は、「ジャックやドノヴァンは、サーフィンを終えてクタクタになって家へ向かう車で聴くのがサイコー」と言う。サーフィンのサの字も知らないボクは、ただ想像するしかないけれど、その雰囲気はよく分かる。その反面、ボードに乗る前はテンションを高める必要があるから、パンクのような昂揚する音が合うのだろう。

この前、アメリカでサーフ・ロックが流行る要因のひとつは9/11の影響、みたいに書いたら、今度はロンドンでテロが起きてしまった。でも日本でのジャックの異常人気は、単純に若者たちの「ノンビリしたい」願望のシンボル。次に東京で何か起こっても不思議じゃないというのに、いろいろ考えさせられる現実がある。