184639b0.jpgいよいよ発売まであと数日。ボクの所には昨日サンプル盤が届きました。当blogでは、もう4ヶ月以上も前に一度ココで内容を紹介しているのだけれど、CD-Rや白盤ではなく完全な商品状態で聴くと、やはり感慨無量になってしまいますです。コレを読んだら、速攻でココをチェックね!
リリースが最初の予定から2ヶ月ほど延びたのは、アートワークの完成が遅れたから。ライナーは某氏が書いているけれど、カナザワも担当A&R氏とは親しいので、ちょっと相談に乗っていた。実はこのジャケットについても「どう思う?」と意見を求められ、「そんなに悪くないんじゃない?」と答えた次第。それがキメ手となって、オリジナルのアートワークをそのまま採用するコトになったらしい(汗) まぁ、いかにもAORしてるジャケに差し換える方法もないではないが、その手のジャケはひとつ間違えると、駅で売ってるパチモンみたいになってしまう可能性があるのでね。ボクはパックさんの個性が滲み出てるこのジャケ、結構気に入ってます。反対にライナーは文字が小さすぎ! 内容はともかく、皆さんに読んでもらえるようなシロモノでなくては意味ありませんって(苦笑)

ラス・フリーマン主宰のPeak Labelからの登場ということで、ヴォーカル物のスムース・ジャズといった佇まいだが、彼の美声と抜群のメロディ・センスがあるだけに、凡百無個性のスムース・ジャズとはワケが違う。前にも書いたように、スティーヴ・ペリーやアン・ウィルソン、ティモシー・シュミット、デューイ・バネル(アメリカ)といったゲスト・ヴォーカル陣も豪華だし。ハード・ロマンティックなAORを求める人には不向きかも知れないが、このアルバムを聴いて何も感じないようなら、ボクはそいつをAORファンとは認めたくありません。