0bb87917.jpg昨日はロビー・デュプリーで、今日がクルセイダーズ。今ボクが何の原稿書いてるかミエミエですね(苦笑)

まぁ、レビュー以外は必ずしも聴いてるCDと原稿が一致してなくても構わないワケだけど、やっぱりツェッペリン聴きながらマイケル・フランクスの文章は書けないし、ボサノヴァかけてプログレの原稿は書きたくない。雑食の自分でも、一応それなりの雰囲気作りは必要なのだ。だから締切に追われる時期は、ほとんど仕事絡みとその周辺の音しか聴けなかったりする。このブログも始めたばかりだから、いろいろ書きたいネタがあるけど、ホントに聴きたいCDを聴いてコレを書くのは、もう少し先になりそうだ。

で、クルセイダーズが78年に出したコレ。一般的には、名ライヴの『スクラッチ』とかカールトン在籍時の傑作『南から来た十字軍』、あるいは歌モノにチャレンジして成功した『ストリート・ライフ』あたりが代表作として妥当だろう。ボクも普通はそうする。でも個人的に愛着のあるのは『イメージ』なのだ。ウェイン・ヘンダーソンやラリー・カールトンが抜けた変革期の作品だが、いつも以上にジョー・サンプルのエレピがフィーチャーされており、かなり洗練された印象。初めてリアルタイムで聴いたクルセイダーズの作品だったこともあるが、このエレピ度の高さがタマランのです。

ところで、クルセイダーズ絡みのニュースをひとつ。既にMt. FUJIへの出演が決まっている彼らですが、現在のところ、ヴォーカリストが近日発表のままになっている。それがどうも、あの、ちりめん系の黒人女性ヴォーカリストに決まったらしいのだ。え、それじゃ分からん!って? ホラ、だから、コレが一番理想的っていう組み合わせが、Mt.FUJIのステージで実現しちゃうですよ。彼女もレコーディングに参加した頃はツアーに同行してたけど、日本でのジョイントは多分それ以来。おそらく彼ら同士が顔を合わせるのも、久し振りのコトじゃないだろうか。イヤイヤ、これでまた楽しみが増えた。♪I Play the Street Life〜♪っとくらぁ!

 ※ちりめん…ショート・ビブラートのこと