d2a17251.gifカナザワが最近一番気に入ってる女性シンガー・ソングライターの2作目が、9/21にリリース。少し前にようやく完パケの商品サンプルが届いた。今回は幸運なコトにフライヤー原稿を書かせて頂いたので、TD前の段階から(トラックダウンね)音を聴いてたけど、こうして本秀康さんのドリーミーなアートワークを手にしながら聴くと、心なしか更に輝いて聴こえます…。
"TALEA DREAM"というのはカクテルの種類で、甘〜いクリームリキュールを氷と一緒にシェイクしたものとか。ココアの粉を振りかけても美味しいそうで、甘辛両刀使いのカナザワとしては放っておけません(←そしてブタになる〜と影の声)。みち子嬢はデビュー作でも<Chocolate>なんて曲を歌ってたから、さぞ甘いモノ好きかと思いきや、実はお笑いと映画、野球をこよなく愛すというオヤジ・キャラ。カラカラとよく笑い、実に屈託がない。でもやはりソングライターだけあり、そうした部分とは別の世界もシッカリと持っているようだ。ま、そうしたギャップも彼女を応援したくなる理由のひとつでもあるのだけど。

彼女の音は決して派手ではない。そういう意味では、和製ローラ・ニーロと呼ばれたデビュー当時の吉田美奈子というイメージは、ココでも裏切られていないと思う。ただ敢えてシンガーの部分と作家の部分を意識して切り離したというから、スタンスとしてはもっとキャロル・キングに近いかも。それをノラ・ジョーンズ以降のジャジーなセンスでメイキングしたというか。フライヤーを書いたからヨイショするのではありませんぞ。こうした人が売れてこそ、J-POPシーンは成熟していくというのがカナザワの確信なのだ。だから是非とも一度聴いてみて
なお彼女については、当ブログのココココ、それにココで書いてるので、ご興味があればご参考に。

ところで、このアルバムを聴き直していて、ふっと思い出したのが具島直子さん。みち子嬢はジャジー、具島さんはメロウ・ソウルと、多少方向性は違うが、カナザワ的には良く似たイメージを抱いていて。音作りとか、サウンドの肌触りとか、そうした部分に近いフィーリングを感じてる。具島さんは、昨年カナザワが監修したLight Mellow和モノ・コンピのシリーズで最新の音をお届けしたものの、またそれっきり。九州で流れていたCM曲も、“本来の具島の音ではないので”と正式リリースが見送られた。何とか発売を!と頑張っていた某社A&R氏も部署移動になり、その後どうしているのやら。でもあの才能を埋もれさすのは、あまりに勿体ない! 良いプロデューサーがついてるけど、サウンドにコダワるあまりに何もできないより、まずは活動再開が先決じゃないのかなぁ? 真の才能が優れたサウンド・メイカーと邂逅したみち子嬢のアルバムを聴いてると、いろいろなコトを考えさせられます。