8e4ceb64.jpgこのところ、bolgのアップが滞り気味でスミマセン。実は我が家をリフォーム中でして、昼間はほとんどそちらに掛かりっきり。住んだままの工事なので、トランクルームを借りて約1/3の家財をしまいこみ、あとは工事の進捗状況に併せて家具をあっちこっちと動かしているのです。ようやく仕事ができるのは夕食後のコトで、なかなかblogにまで手が回らんのですヨ。毎日楽しみに覗いてくれてる方が多いというのに、まったく…。ホント、どうもスミマセン。
というわけで、今日はこんなネタ。マイケル・オマーティアンと愛妻ストーミーが80年に出したCCMのジョイント・アルバム『THE BUILDER』。聖書もロクに読んだことがないのでよく知らんのですが、確かキリストの家って大工かなんかなんですよね。インディ・ジョーンズの聖杯も木彫りだったし。やっぱりこのアルバムも、そこいら辺から来てるのでしょうか。

とまぁ、宗教オンチというか、無宗教のカナザワですが、このアルバムはなかなか良い。オマーティアンは意外と多くのアルバムを出してますが、AOR路線で一番美味しいのはコレでしょう。ポップな曲が多いし、ジェイ・グレイドンもピカッ!と光るリードを弾いてる(ソロが短いのが惜しい)。でも一番の魅力は、ストーミーの澄んだ歌声かな。CCMに多い素直でピュアーな声なのだけれど、ストーミーにはすごいキラキラ感があるの。マイケルがわりとバタ臭い声なので、一緒に歌うと余計に美しく聴こえます。

それと面白いのは、電話での寸劇を披露するジェイのおっさん! 真夜中だか明け方に電話してきて、マイケルの安眠をぶっ壊し、何かグチャグチャ話してる。でも会話の内容はともかく、ジェイが相手の都合を考えずに夜中でも何でも電話しちゃうってえのは、きっと実話なんだろうな。エラい迷惑なコトだけど、それでも「しょーがねぇーなぁ、ジェイのヤツは…」で済んじゃうトコロが、また彼らしさなのかも。ま、そーゆー人とは、あまりお友達づきあいはせず、遠巻きにしてるのが一番だとカナザワは思いますけどね(苦笑)