2005年11月20日
■ OUT OF THE BLUES / STEVE EATON
レコード・コレクターズ誌には告知されているし、BBSにも書いちゃったし、そろそろ一ヶ月前だし…ということで、もう公表してしまいましょう。来月からVIVID SOUNDでカナザワ監修のシリーズ【LightMelow's Choice】がスタートします!! その記念すべき第一弾がこれ、Steve Eatonの最新作『OUT OF THE BLUES』。
えー、この人、まだ歌ってたの!? そう思われる方、多いでしょうね。実は僕もそうでした。でも00年に再発された『STEVE EATON』の梶本さんが書いてるよ、『WISH YOU WERE HERE』というアルバムが完成したって。
この『STEVE EATON』は、79年に彼の出身地アイダホのインディー・レーベルからリリース(ほとんど自主盤だったとか)され、まさに幻の盤になっていた。それをカナザワがガイド本に載せ、大注目されたところにVIVIDがCD化。それまでほとんど無名だったのに、これはジワジワ売れ続け、かのWILSON BROS『ANOTHER NIGHT』と並べても遜色のないくらいの実績を挙げたという。
でも『WISH YOU WERE HERE』は少々カントリー/ブルーグラス色が濃く、日本では出せなかった。それでもスティーヴはそのあと2枚のクリスマス・アルバムを自主制作。20年のブランクは何だったんだ?という積極性を見せていた。そして03年に完成させ、翌年後半あたりから流通が始まったのが本作『OUT OFNTHE BLUES』。ボクは偶然情報をつかんだ友人から話を聞き、速攻で買ったのだけれど、これが実に良い出来だった。かなりジャズっぽくなったとはいえ、そのクオリティは自主流通ではもったいないくらい。カーペンターズでお馴染みの<All You Get from Love is a Love Song>や『STEVE EATON』収録の<Where Do I Fit In><Raking Leaves in The Wind>のセルフ・カヴァー、意外なところでDOORS<Light My Fire>なんて曲もジャジーに料理している。実のところかなり打ち込みが多いのだが、それをそう感じさせないのが上手いところ。ベースなんて、ウッドの箱鳴りまで再現してるほど丁寧に作り込まれているのだ。
さらにインディ盤がネット流通しているため、VIVID盤では『WISH YOU WERE HERE』からのベスト・トラック3曲をボーナス収録。そこにはアート・ガーファンクルが歌った<Rag Doll>のセルフ・リメイクが入っている。またここにもテイク違いでアコギをフィーチャーした<All You Get from Love is a Love Song>があり、最新のジャジーなヴァージョンとの聴き比べも面白い。amazonではすでに予約できるので、是非聴いてみてください。とにかく1曲目<Fool For The Moon>のアーバンなテイストには黙って降参ですヨ。
なお、この【LightMellow's Choice】ですが、AORに特化したシリーズではありません。もちろんそれが中心になりますが、Light Mellowの看板に見合う作品であれば、ブラック物やフュージョンもアリです。シティ・ポップ系は和製AOR/Light Mellowということで、積極的にすすめていくことになるでしょう。BBSにも書きましたが、再発も新作もアリです。メジャーからライセンスを受けるのも考えてますし、実際、許諾申請中のアルバムも多いです。まだ何とは言えませんが。いずれにせよ、今のメジャー・レーベルや既成のインディーさんでは無視されてたところなども、積極的に掘りたいですね。いろいろやりたいことはありますが、なにせ権利ビジネスなので、どうなることやら…。まだライターとしてはキャリアが浅いのに、いろいろ仕掛けると、敵というか、快く思ってくれない人も増えちゃうんですよ、実際。でもきっとカナザワしかできないこともたくさんあると思うので、まずはVIVIDさんと手を取って頑張ってみたいと思います。いろいろ好みはあるでしょうが、作品のクオリティにはこだわっていきますので、これからも応援ヨロシクお願いしまっす!
この『STEVE EATON』は、79年に彼の出身地アイダホのインディー・レーベルからリリース(ほとんど自主盤だったとか)され、まさに幻の盤になっていた。それをカナザワがガイド本に載せ、大注目されたところにVIVIDがCD化。それまでほとんど無名だったのに、これはジワジワ売れ続け、かのWILSON BROS『ANOTHER NIGHT』と並べても遜色のないくらいの実績を挙げたという。
でも『WISH YOU WERE HERE』は少々カントリー/ブルーグラス色が濃く、日本では出せなかった。それでもスティーヴはそのあと2枚のクリスマス・アルバムを自主制作。20年のブランクは何だったんだ?という積極性を見せていた。そして03年に完成させ、翌年後半あたりから流通が始まったのが本作『OUT OFNTHE BLUES』。ボクは偶然情報をつかんだ友人から話を聞き、速攻で買ったのだけれど、これが実に良い出来だった。かなりジャズっぽくなったとはいえ、そのクオリティは自主流通ではもったいないくらい。カーペンターズでお馴染みの<All You Get from Love is a Love Song>や『STEVE EATON』収録の<Where Do I Fit In><Raking Leaves in The Wind>のセルフ・カヴァー、意外なところでDOORS<Light My Fire>なんて曲もジャジーに料理している。実のところかなり打ち込みが多いのだが、それをそう感じさせないのが上手いところ。ベースなんて、ウッドの箱鳴りまで再現してるほど丁寧に作り込まれているのだ。
さらにインディ盤がネット流通しているため、VIVID盤では『WISH YOU WERE HERE』からのベスト・トラック3曲をボーナス収録。そこにはアート・ガーファンクルが歌った<Rag Doll>のセルフ・リメイクが入っている。またここにもテイク違いでアコギをフィーチャーした<All You Get from Love is a Love Song>があり、最新のジャジーなヴァージョンとの聴き比べも面白い。amazonではすでに予約できるので、是非聴いてみてください。とにかく1曲目<Fool For The Moon>のアーバンなテイストには黙って降参ですヨ。
なお、この【LightMellow's Choice】ですが、AORに特化したシリーズではありません。もちろんそれが中心になりますが、Light Mellowの看板に見合う作品であれば、ブラック物やフュージョンもアリです。シティ・ポップ系は和製AOR/Light Mellowということで、積極的にすすめていくことになるでしょう。BBSにも書きましたが、再発も新作もアリです。メジャーからライセンスを受けるのも考えてますし、実際、許諾申請中のアルバムも多いです。まだ何とは言えませんが。いずれにせよ、今のメジャー・レーベルや既成のインディーさんでは無視されてたところなども、積極的に掘りたいですね。いろいろやりたいことはありますが、なにせ権利ビジネスなので、どうなることやら…。まだライターとしてはキャリアが浅いのに、いろいろ仕掛けると、敵というか、快く思ってくれない人も増えちゃうんですよ、実際。でもきっとカナザワしかできないこともたくさんあると思うので、まずはVIVIDさんと手を取って頑張ってみたいと思います。いろいろ好みはあるでしょうが、作品のクオリティにはこだわっていきますので、これからも応援ヨロシクお願いしまっす!
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by
ocean
2005年11月23日 11:09
金澤さん、こんにちわ。
このアルバム、2年ほどまでに入手いたしまして、我が家ではしばらく回りっぱなしでした。
リマスターが施され
>アート・ガーファンクルが歌った<Rag Doll>のセルフ・リメイク
がボートラとして収録されているとあらば、また手にしたくなってしまいます。
<a href="http://cdbaby.com/cd/eaton" target="_blank">こちらで試聴ができます</a>ので、興味のある方もぜひ聴いてみてください。
このアルバム、2年ほどまでに入手いたしまして、我が家ではしばらく回りっぱなしでした。
リマスターが施され
>アート・ガーファンクルが歌った<Rag Doll>のセルフ・リメイク
がボートラとして収録されているとあらば、また手にしたくなってしまいます。
<a href="http://cdbaby.com/cd/eaton" target="_blank">こちらで試聴ができます</a>ので、興味のある方もぜひ聴いてみてください。
2. Posted by kanazawa
2005年11月23日 12:41
コンニチワ。そうですか、もうお持ちですか。
でもボーナス曲とリマスターとカナザワの解説に免じて、是非もう一枚、お手元に(爆)
ちなみにリマスターは、スティーヴ自身がやってくれたそうです。
でもボーナス曲とリマスターとカナザワの解説に免じて、是非もう一枚、お手元に(爆)
ちなみにリマスターは、スティーヴ自身がやってくれたそうです。

