5f4a06d8.jpg締切に追われる日々が過ぎ、少しマイペースに戻れるかな…と思って油断したのがイケナかったか、見事に風邪っぴきに。何だか微熱もあるみたい…。でもワタシには寝てる時間なんてないのよ! 来週に入るとライナーやらフライヤーやらで、また怒濤の締切ラッシュなのよ!! それまでにやりたいこと片付けたいこと、山積みなのよッ!!



そんな中、少しボ〜ッとした頭のままで、レコーディングの真っ最中である角松のプリプロ・ルームへ。そう、NHK-FM『40代リスナーに贈る 角松敏生の●●●●大百科』の次回内容を詰めるためだ。前回放送を聞いたくれた人は「次は大型連休あたりに…」なんて軽い予告があったのを聞き逃さなかったと思うが、これが4月30日0:15pm〜2:00pmにオンエア決定。内容もジャンル別の入門編的構成だった前3回とは違い、角松の視点から見た音楽シーンから世相までを広く語ってもらいつつ、オール・ジャンルでたっぷり音楽を聴いてもらう形に衣替えする。題して【40代リスナーに贈る 角松敏生の'80sミュージック・カフェ(仮)】

番組の中味は聞いてのお楽しみだけど、実はこの中に、80年代の特定の一年間にスポットを当てるというコーナーを予定している。そこで初回は当然、角松のデビューの年である81年。でもって、ココで<YOKOHAMA Twilight Time>か<Still I'm In Love With You>のオリジナル・ヴァージョンをかけようと選曲リストに入れておいた。そうしたら、「こりゃーないっショ!」と敢えなく却下。リメイク・ヴァージョンならイイとは言ってくれたけど、81年にこだわってるコーナーなワケだから、それじゃあ何も意味もないのヨ。まぁ、こちらも予めそういう返答を覚悟してたからイイんだが(苦笑) 当人にしてみれば、こっ恥ずかしいことこの上ないのだろうが、何と言っても自分の過去なんだからねぇ。あの頃の反省があるから今の角松があるんだし。確かにヴォーカルは笑っちゃうデキだけど、このフレッシュさは今は絶対に出せやせんぞ(苦笑) 

カナザワとしては、やっぱり自分の音楽仲間のデビュー・アルバムだから、個人的に思い入れが強いんだよな。<Elena>とか<Summer Babe>も好きだったし。最初は<YOKOHAMA…>と並んで<City Nights>もシングル候補に上げられてたらしく、TD前のカセットを聴かされて「お前はどっちがいいと思う?」なんて尋ねられたのを思い出した。「意外と<Still…>ってセンもあるんじゃない?」と聞くと、「そうなんだけど、このバラードは大事な曲だから、アルバムの中に入ってる名曲にしたいんだ」って言ってたっけ。でも後年、この件について尋ねたら「そんな話、知らねぇ。デビュー曲は最初から<YOKOHAMA…>だったゼ」と言われてしまったが。ま、大筋ずっと<YOKOHAMA…>だったが、軽く口を挟んだ人がいて、それに敏感に反応して近しい仲間に聞いてみただけなんだろう。オレはその時の場所や情景まで、今もシッカリ覚えてる。

ちなみにカナザワの家のアナログ盤は、家に遊びにきた時に書いてもらったデビュー直後のサイン入り。サイン自体は今も昔も同じながら、書き方がまだ辿々しいのがご愛嬌デス。

で、話は戻ってNHK-FMですが。
前回の”フュージョン大百科”の放送日3月19日は、なんとあのWBC決勝日韓戦と見事バッティングしてしまい、これまでに比較するとちょっと反響が少なかったとか。まぁ不可抗力といえばそうだけど、次回は平成18年度編成の第1回目で、将来のレギュラー化へ向けての試金石でもある。まずは皆さん、今から放送日(4/30 0:15pm〜)をチェックして、仲間にも大いに広めて下さいネ!  それでもって感想のお便りをお忘れなく! 連休で何処かへ出掛けても、NHK-FMなら日本中どこでだって聞けるよ!(さすが半国営の強み!)