25bcc5f1.jpgメロウ感漂うアンニュイなアートワークと、英BBCがチョイスした今年期待の大型新人というキャッチにピ〜ンときたのは、もう3〜4ヶ月くらい前だったか。ショップに出回ってるのがコピーコントロール盤ばかりだったので、通常CDが出るのを待って、ようやくネット通販で購入。しっかし未だにアホなことやってるのね、某社さんは。ま、とにかく、それで手にするのがだいぶ遅くなったけれど、届いてからは一番の愛聴盤になってます。

Erykah Baduのソウル感、Sadeのおシャレ感、Jill Scottのインテリジェンス、Linda Taylorの可憐さ、Minnie Ripertonのキュートさ、Nora Jonesのナチュラル感、そんなフィーリングを感じさせつつ、そこはかとなくポップ。ライトメロウ系のファンであれば、Sheree Brownのオーガニック版、なんて説明も出来るかな。そんなキャラの Corinne Bailey Rae。いやぁ、この個性は決して作りモノではないよ。ジャケはチョッピリ浜口京子(女子レスリングの…苦笑)みたいに見えるけど、あの娘の強さはともかく、彼女の純なイメージには通じるモノがあるかも。ブックレットには可愛らしいイラストがいっぱいだしね。

特に絶品なのが、5曲目<Trouble Sleeping>。柔らかなグルーヴといい、舌足らずっぽい歌い口といい、まさにイイ大人が胸キュンしちゃうってシロモノ。他の曲も粒揃いだけど、カナザワ、今この曲に恋してまぁ〜す!(くっさぁ〜)

ちなみに US盤のジャケは普通過ぎ(CCCDでもあるみたい)て、レイジーな心地良さが伝わらないヨ。