2006年06月20日
■ ALL DRESSED UP... / DAVID ROBERTS
来月26日に再発を控えたDavid Robertsの反響が、かなりスゴイことになっている。ネットでは各ショップサイト、もう相当数の予約が入っているそうだし、大手CDショップではそれぞれに店頭展開を計画中とか。イヤイヤ、ありがたいことです!(これからご予約される方は左手サイドバーからどうぞ!)で今日は、都内某所でリマスタリングに立ち会ってきた。マスター到着が予定より遅れ、かなりキワどいタイミングになってきたが、反響が反響だけに発売は遅らせられない。でもVIVID担当氏もリマスターを手掛けるエンジニア氏もAOR大好き人間なので、みんな気合いの入った仕事ぶりでタイトなスケジュールをリカヴァーしようと頑張っている。
このリマスターという作業には、これが正解!という絶対的基準は存在しない。物理的・データ的にベストの状態だったとしても、聴感上はそうでもない…なんてことがよくあるのだ。だからアーティストなりプロデューサーが意図した音が答えになる。そして彼らが不在の場合は、エンジニアや担当A&R、監修者らの判断に委ねられるわけだ。カナザワは今回のエンジニアさんとは初顔合わせ。AORの良き理解者という話は人づてに聞いていたが、まずはコチラもスタジオに出向き、音作りに立ち会ってきた。
このエンジニア氏のポリシーは、「当時スタジオで鳴っていたはずの音を可能な限り再現する」こと。これにはカナザワも大いに賛同。最近のリマスタリングは音圧を上げ、重低音をたっぷり鳴らす傾向にあるが、正直、行き過ぎに感じてしまうことも少なくない。況してこのDavid Robertsは、TOTO〜AIRPLAY人脈で作られていながら、ハードハードで押しまくるわけではなく、Christopher Crossのようにキラキラした爽やかさを併せ持つ。だからこれまでのメールのやり取りで、今回は音圧を上げながらも詰め込みすぎず、サッパリとフレッシュさを保った音を目指すことで意見の一致を見ていた。
ただしカナダから届いたマスターは、デジタルへの移行期ならではの、典型的80’sスタイルのミックス。すなわち低音が薄くハイもオフ気味で、中音域はダンゴ状態。なのにスネアばかりが目立って大きい、というシロモノだ。なので「リマスターの限界に挑戦!」といった感じの作業になること必至だったが、実際は案外スムースにコトは進行していった。…というのも、エンジニア氏が事前にマスターをチェックし、試作リマスターを作ってくれてたおかげ。これを元にして若干手直しを加えるだけで済んだからホッとした。イヤぁ、やっぱり好き者同士、互いに熱が入っています。感謝!
ってなワケで、欲を言えばキリがないものの、それなりに納得できる音になった。多分これ以上はマルチからミックスし直さないと…ってレベルの作品にはなったと思う。エンジニア氏も「これならDavid Robertsさんもきっと喜んでくれるでしょう」とひとこと。みなさん、ナイス・ジョブでした。さぁ、カナザワもサッサと書きかけのライナー、仕上げなくちゃ! こちらもE-Mailインタビューで分かった驚愕の新事実があったりするので、乞うご期待です!
このリマスターという作業には、これが正解!という絶対的基準は存在しない。物理的・データ的にベストの状態だったとしても、聴感上はそうでもない…なんてことがよくあるのだ。だからアーティストなりプロデューサーが意図した音が答えになる。そして彼らが不在の場合は、エンジニアや担当A&R、監修者らの判断に委ねられるわけだ。カナザワは今回のエンジニアさんとは初顔合わせ。AORの良き理解者という話は人づてに聞いていたが、まずはコチラもスタジオに出向き、音作りに立ち会ってきた。
このエンジニア氏のポリシーは、「当時スタジオで鳴っていたはずの音を可能な限り再現する」こと。これにはカナザワも大いに賛同。最近のリマスタリングは音圧を上げ、重低音をたっぷり鳴らす傾向にあるが、正直、行き過ぎに感じてしまうことも少なくない。況してこのDavid Robertsは、TOTO〜AIRPLAY人脈で作られていながら、ハードハードで押しまくるわけではなく、Christopher Crossのようにキラキラした爽やかさを併せ持つ。だからこれまでのメールのやり取りで、今回は音圧を上げながらも詰め込みすぎず、サッパリとフレッシュさを保った音を目指すことで意見の一致を見ていた。
ただしカナダから届いたマスターは、デジタルへの移行期ならではの、典型的80’sスタイルのミックス。すなわち低音が薄くハイもオフ気味で、中音域はダンゴ状態。なのにスネアばかりが目立って大きい、というシロモノだ。なので「リマスターの限界に挑戦!」といった感じの作業になること必至だったが、実際は案外スムースにコトは進行していった。…というのも、エンジニア氏が事前にマスターをチェックし、試作リマスターを作ってくれてたおかげ。これを元にして若干手直しを加えるだけで済んだからホッとした。イヤぁ、やっぱり好き者同士、互いに熱が入っています。感謝!
ってなワケで、欲を言えばキリがないものの、それなりに納得できる音になった。多分これ以上はマルチからミックスし直さないと…ってレベルの作品にはなったと思う。エンジニア氏も「これならDavid Robertsさんもきっと喜んでくれるでしょう」とひとこと。みなさん、ナイス・ジョブでした。さぁ、カナザワもサッサと書きかけのライナー、仕上げなくちゃ! こちらもE-Mailインタビューで分かった驚愕の新事実があったりするので、乞うご期待です!
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1. David Roberts 再び [ ALL THOSE YEARS AGO ?? 過ぎ去りし日々 ] 2006年07月22日 21:29
『姉さん、事件です!』…… まるで昔やってましたテレビドラマ「HOTEL」の赤川一平のセリフのようですが・・・・・。 そのとおりです。拝借させていただきました。 何と私がこのプログを書き始めて間もない<a href="http://pub.ne.jp/yesterday/?entry_id=...
この記事へのコメント
1. Posted by べらんめぇプログレおやじ
2006年06月22日 00:54
>すなわち低音が薄くハイもオフ気味で、中音域は
>ダンゴ状態。なのにスネアばかりが目立って大きい、
>というシロモノだ

…この一節にニヤニヤ(?)してしましました。
確かにこの時期のAOR系・産業系には、かなりそういう傾向が
みられますよね。もっともそういう音をありがたがってたのも事実で、
ダンゴ状態の中域を、エネルギーの塊と思ってたんですよね。
スネアの音を、デジタル=鮮明な音の象徴…と
感じていたんでしょうね。
以前もこちらで書かせてもらいましたが、現在のオーディオ的
「いい音」は、メリハリ志向・コントラスト重視から、階調志向・
陰影重視に移りつつあります。それはそれで進歩だと思いますが、
同時にエネルギー感も失ってもらいたくない…欲張りですかね?
>ダンゴ状態。なのにスネアばかりが目立って大きい、
>というシロモノだ


…この一節にニヤニヤ(?)してしましました。

確かにこの時期のAOR系・産業系には、かなりそういう傾向が
みられますよね。もっともそういう音をありがたがってたのも事実で、
ダンゴ状態の中域を、エネルギーの塊と思ってたんですよね。
スネアの音を、デジタル=鮮明な音の象徴…と
感じていたんでしょうね。

以前もこちらで書かせてもらいましたが、現在のオーディオ的
「いい音」は、メリハリ志向・コントラスト重視から、階調志向・
陰影重視に移りつつあります。それはそれで進歩だと思いますが、
同時にエネルギー感も失ってもらいたくない…欲張りですかね?
2. Posted by
BELIEVER
2006年07月01日 17:35
>今回は音圧を上げながらも詰め込みすぎず、サッパリとフレッシュさを保った音を目指すことで意見の一致を見ていた。<
↑
コレで安心しました、あとはつべこべ言わず買うのみです!、カナザワさん、お疲れ様でした!多謝!
↑
コレで安心しました、あとはつべこべ言わず買うのみです!、カナザワさん、お疲れ様でした!多謝!
3. Posted by YASU
2008年03月18日 15:58
金澤さん、いつも勉強になる記事ありがとうございます。
TOTOの来日も近いので、2年前に購入してそのままだったコレをあらためて聞いてみました〜。
TOTOのサウンドを聞きたくて買いましたが、デビッドのメロディがめっちゃくちゃいいですね!! 仰るとおり、6〜9曲目の流れは絶品です!
いや〜〜今日から聞き込みますヨ!
ps、先日ブックオフでアナログ盤\100で売ってました。レコードって価値がないんですね〜(苦笑)
TOTOの来日も近いので、2年前に購入してそのままだったコレをあらためて聞いてみました〜。
TOTOのサウンドを聞きたくて買いましたが、デビッドのメロディがめっちゃくちゃいいですね!! 仰るとおり、6〜9曲目の流れは絶品です!
いや〜〜今日から聞き込みますヨ!
ps、先日ブックオフでアナログ盤\100で売ってました。レコードって価値がないんですね〜(苦笑)


