2006年07月21日

■ DANGER MONEY / U.K.

fdca6f7d.jpgプログレ系の大物バンドはみんな好きだけど、カナザワが聴き始めた時には、もうどれも既にビッグな存在になっていた。だから何処か見上げるような感じがあって、親しみという点では今ひとつだった気がする。



初めてリアルタイムで触れた作品をザッと書いてみると、King Crimsonは『RED』、Yesは『RELAYER』、ELPだと『恐怖の頭脳改革』、そしてPINK FLOYDは『WISH YOU WERE HERE(炎)』が出る前で『DARK SIDE OF THE MOON(狂気)』が最新作だったころ。ちょっとニュアンスが違うのは、Geneis。確か『静寂の嵐』から聴き始めたと思うが、イギリスやヨーロッパでは凄い人気だったのに、当時の日本ではまだ「知る人ぞ知る…」といった感じ。『AND THERE WERE THREE(そして3人が残った)』リリース後の初来日は、何と新宿厚生年金会館だった!…なんて、後の人気からは信じられない(行きました、サイコーでした)。

それに対してU.K.は、結成当初から見届けていたバンドなので、近しい思いがある。アイディアの元はRick WakemanをフィーチャーしたKydトリオだっけね。それがEddie Jobson出現により、彼を据えて才能を開花させる…という目的に変わっていった。デビュー時はAllan Holdsworthもいたけど、まぁ、グループにとっちゃオマケみたいなものだったろう。実際すぐに抜けちゃっても、穴はまったく感じない(苦笑) それに、当時もの凄い勢いで伸してきたパンク勢に真っ向から立ち向かってオールド・スクールの意地を見せたのも、アッパレだったな。それだけに早々に解散しちゃったのは残念だった。

で、『憂国の四士』と名づけられたファーストも、この『DANGER MONEY』も、相当聴き倒しましたさ。日本公演のライヴ『NIGHT AFTER NIGHT』に至っては、拍手で参加してますさ。中でもコレはTerry Bozzioが凄まじくて…。パワー全開のタイトル曲、繊細なシンバル・ワークを披露した<Randezous 6:02>、テクニカルな<The Only Thing She Needs>。オリジナルのBill Brufordも好きだったけど、Eddieがグワァ〜と分厚いシンセを弾く時にゃ、BillのスッコンスココンなスネアよりもヘヴィーなBozzio君だろう。Eddie自身がFrank Zappaのトコロで知り合って、U.K.へ連れてきたワケだし。前から数列目で彼のドラムを見たときは、世の中がひっくり返るくらいショックを受けた。ロンブーでツイン・バス踏んじゃうし。白状しちゃうと、自分がZappaを聴いたりBrecker Bros.を聴くようになったのも、Bozzioクンを追いかけた結果。かの村上ポンタ氏も、かつてはBozzioに相当入れ込んでたらしいデス。紙ジャケ盤があるうちに、是非チェックを!

…にしても、Eddie Jobsonがこのあと大した仕事を残してないのは、これまたすごく残念であるな。

lightmellow at 23:54 │Comments(2)TrackBack(0)clip!Progressive Rock  | Reisssue

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この記事へのコメント

1. Posted by ヘイゼル    2006年07月24日 23:14
いやぁ、私好みでアリガトウです!ワザと合わせてるとしか思えません(妄想が…)自分としては「ナイト…」の方があの名セリフといい、お気楽な新曲といい好みです。所で自分もウドー行ってまいりやした、デニチェン カリウタ メイソンと凄かったです。自分としてはレット・ミラー バディ・ガイ ベン・フォールズ 日本のファジィーコントロールが良かった。
2. Posted by 水憐    2006年07月25日 00:48
実は、よくは知らないのですが、UKのUKは
格好良くて、はまりこんでしまいました。
金澤さんの文をよく読んで、
更にはまりこんでいこうと思います(笑)

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