f0595b12.gifDavid Roberts、いよいよ発売になりました! 予約も大好評でしたし、早くも店頭でも品薄状態のところがあるとか。いやいや、嬉しい限りです! 巷ではTOTO〜AIRPLAY系といわれますが、そんなのメンツと2〜3曲で、あとはもっとメロウな都会派ポップスであります。そんな中で、こんなアイテムが奇跡の初CD化となりました。Kenny Rankinの代表作『SILVER MORNING』です。

既に親サイトの掲示板にも書き込みがあったし、メールではリスナーの方だけでなく、業界関係者の人からも「出ましたね〜」なんて声が届く。みんなそれくらい待ってた、というコトなんだよね。前回来日時のインタビューで、「あの『SILVER MORNING』の権利はボクが自分で持っている」と語っていたKennyさん。だから予想通り、以前クリスマス・アルバムを出した自主レーベルからの登場となった。

耳を引かれるのは、もちろんキラー・チューン<Haven't We met>や<In The Name Of Love>、それにBeatlesカヴァーの<Penny Lane>や<Blackbird>、Curtis Mayfield<People Get Ready>や<Birembau>も演っている。オクターヴを自在に駈けるスキャット、透明感溢れる歌声、そしてヒューマンなギターのぬくもり。まさにアートワーク通りのウッディーな香りが漂ってくる。これを名盤と言わずして,何が名盤か!と思う。

パッケージはデジパック仕様で、なかなかの風情。ただし見開くとブラウン一色で、メンバー・クレジットはおそか歌詞カードも入ってない。こういうののライセンスを受けて、紙ジャケで出せればなぁ〜と思うが、アチラからは返答ナシ。まずはコチラから購入されるのがベストなようで…。