58dfdab8.jpg7月に紙ジャケ化されたデオダートのアルバムのライナーを書かせてもらったので、彼のジャパン・ツアー@文京シビックホールへ。単独の来日はあったらしいが、バンドを率いての本格的来日公演は,ナンと30年ぶりになるという。

レパートリーは<ツァラトスゥトラはかく語りき>、<スーパー・ストラット>,<ラプソディ・イン・ブルー>等など、代表曲が盛りだくさん。もしブラコン期のディスコ・チューンなんか持ち出されたらどーしよーか!?なんて思ったが(ライナーはそこを書いたクセに!)、さすがにそんな無茶はなく、お馴染みのCTI時代を中心にクロスオーヴァーな名曲を、ほぼ当時のままのアレンジで披露してくれた。ほとんど喋らず、淡々とした進行だったが、デオダートおじさんは終始ご機嫌だったよう。女性ファンから花束やプレゼントまで貰っちゃって、キスのお返しをしてました。

ただパフォーマンス自体は、うーん、正直言ってもうひとつかなぁ〜。トランペットとサックスの二管とパーカッションを加えた編成だけれど、特に序盤はショボい感じで、なんだか煮え切らない演奏ぶり。各パートのソロをフィーチャーした中盤は、いよいよ睡魔が襲って来たりして…。みんな手堅い演奏なんだけど、なんだか実務派といった感じで、プレイに華がない。その中で一番若そうなギターの兄チャンが、エモーショナルなフレーズと身のこなしでひと際目立っていた。デオダートのエレピの大フィーチャーは嬉しかったが、PAが悪いのか、音が少し籠り気味だったのが残念。
でも後半に入ってようやくエンジンが掛かり出したか、「さすがデオダート!」といった展開に。アンコールの<Do It Again>が終わると、かなりの人がスタンディング・オベーションを送っていた。でも、こんなに大きなパブリック・ホールではなく、大きめのクラブ系のハコだったら、もっと盛り上がったのに、なんて。まぁ、終わりよければすべて良し、といったトコロか。

…にしても、この日のカナザワは、やたらと素敵な女性に縁のある日で…。デオダートの前には、ヨーロッパから登場した超美形ジャズ・シンガー、フレドリカ・スタールのインタビュー取材。ダイアナ・クラールを超える美貌と若さ(22歳!)に、うっとり見とれちゃったりして(通訳してもらってる間ね)。そして取材のあとは、同行した某誌のカワイイ女性エディターさんと軽メシを。さらにライヴがハネてからは、知り合いの女性ライターさんたちとやんわり一杯。このヒトがまた美形なんだなぁ…。

エ、デオダートはどうしたって!? やっぱ今日のカナザワ的トピックは、決してデオダートのオッサンではなく、3人のヒロインたちですよ(爆)