2007年02月11日
■ SAY NO MORE / LES DUDEK
シュッ、ポン!! 景気よくシャンパンを開ける音でスタートするレス・デューデック第2作。久し振りにこの77年作を引っ張り出したのは、彼が参加したDFKバンド(The Dedek Kruger Finnigan Band)のアルバムが帯・解説つきの日本仕様で出ることになり、その原稿を仰せつかっているから。このblogでは、つい一週間ほど前に紹介したボズ・スキャッグス『SLIK DEGREES(Expanded Edition)』に絡んでレスの名を出したばかりなので、最近彼とはちょっとご縁が深くなってるような…。DFKの名作はガイド本『AOR Light Mellow』にも書いたし、Wounded BirdからCD化された直後にココでも紹介している。しかしそのDFKのアルバムに勝るとも劣らない好盤が、このレスのセカンド・ソロなのだ。
参加メンバーは、TOTOからデヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロ、ベースにはスティーヴ・ミラー・バンドやデイヴ・メイスンのグループにいたジェラルド・ジョンソンというのがコア・メンバー。曲によっては、ベースがチャック・レイニーやロパート・ポップウェル(クルセイダーズ〜ラリー・カールトン・バンド)に替わり、<Zorro Rides Again(帰ってきた怪傑ゾロ)>というインスト曲では、ジェフとトニー・ウィリアムスの壮絶ツイン・ドラムが聴ける。一小節のフィルを拍で分け合って2人で繋げるワザなんて、他じゃなかなか聴けないっス! これ、ジェフ・ファン必聴!
レスは「デュアン・オールマンの再来」なんて呼ばれた人だから、一般的にはサザン・ロック系のギタリストとして捉えられている。このアルバムでも、ドブロを使った曲だってあるのだ。でもボズに重用されたり、いつもTOTOのメンバーをサポートにつけたりして、実は結構柔軟で洗練された音楽性の持ち主。ボズがプロデュースしたソロ・デビュー作なんてかなりAOR度高いし、4作目『GYPSY RIDE』には、かのクリフ・マグネスがニュートン姓でバンド・メンバーとして参加していた。ルールはサザン/スワンプでも、もっと幅広い多様性を秘めたギタリスト、それがレスだったと思う。
でもこのアルバムの完成度は、一段上。単純にAOR度が濃いということじゃなく、クロスオーヴァー度が高まってレスの多面性をバランス良く発揮しているのだ。だから曲によってはクルセイダーズっぽかったり。でもシー・レヴェルあたりの存在を考えれば、サザン・ロックとクロスオーヴァーが意外と近しい関係にあるのは、すぐ分かるだろう。前述した<Zorro>ではポップウェルのスラップも凄まじいです。ちなみに、いま米Columbiaから出ているCDには、不親切にもメンバー・クレジットがありません(泣)
でもコレを聴いちゃうと、DFKでのレスは、マイク・フィニガンやジム・クリューガーに遠慮したのか、バンド内では彼らほどうまく機能してないと感じてしまう。前評判の高かったDFKがアルバム1枚でコケたのも、どうやらそこらへんに原因がありそうね。
参加メンバーは、TOTOからデヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロ、ベースにはスティーヴ・ミラー・バンドやデイヴ・メイスンのグループにいたジェラルド・ジョンソンというのがコア・メンバー。曲によっては、ベースがチャック・レイニーやロパート・ポップウェル(クルセイダーズ〜ラリー・カールトン・バンド)に替わり、<Zorro Rides Again(帰ってきた怪傑ゾロ)>というインスト曲では、ジェフとトニー・ウィリアムスの壮絶ツイン・ドラムが聴ける。一小節のフィルを拍で分け合って2人で繋げるワザなんて、他じゃなかなか聴けないっス! これ、ジェフ・ファン必聴!
レスは「デュアン・オールマンの再来」なんて呼ばれた人だから、一般的にはサザン・ロック系のギタリストとして捉えられている。このアルバムでも、ドブロを使った曲だってあるのだ。でもボズに重用されたり、いつもTOTOのメンバーをサポートにつけたりして、実は結構柔軟で洗練された音楽性の持ち主。ボズがプロデュースしたソロ・デビュー作なんてかなりAOR度高いし、4作目『GYPSY RIDE』には、かのクリフ・マグネスがニュートン姓でバンド・メンバーとして参加していた。ルールはサザン/スワンプでも、もっと幅広い多様性を秘めたギタリスト、それがレスだったと思う。
でもこのアルバムの完成度は、一段上。単純にAOR度が濃いということじゃなく、クロスオーヴァー度が高まってレスの多面性をバランス良く発揮しているのだ。だから曲によってはクルセイダーズっぽかったり。でもシー・レヴェルあたりの存在を考えれば、サザン・ロックとクロスオーヴァーが意外と近しい関係にあるのは、すぐ分かるだろう。前述した<Zorro>ではポップウェルのスラップも凄まじいです。ちなみに、いま米Columbiaから出ているCDには、不親切にもメンバー・クレジットがありません(泣)
でもコレを聴いちゃうと、DFKでのレスは、マイク・フィニガンやジム・クリューガーに遠慮したのか、バンド内では彼らほどうまく機能してないと感じてしまう。前評判の高かったDFKがアルバム1枚でコケたのも、どうやらそこらへんに原因がありそうね。
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この記事へのコメント
1. Posted by マツモトです
2007年02月14日 22:57
お久しぶりです。自分的にはAvatarやOld Judge Jonesを一生懸命コピーしていたのが懐かしいですね。やっぱりチャックレイニーのベースは難しかったと思います。3月仕事でまたバンクーバーに約3週間行くんで何かCDやDVDで探してきてほしいものがあったら連絡ください。必ず日本語版のDFK買います。楽しみに待ってます。
2. Posted by kanazawa
2007年02月15日 10:36
>マツモトさん
先輩、まいどデス!
ボクも<Zorro>はやりましたよ〜、ツイン・ドラムで。
どうもレス・デューデックというと、ボクと同級のあのキーボードの娘を思い出してしまいます(以下自粛…笑)
先輩、まいどデス!
ボクも<Zorro>はやりましたよ〜、ツイン・ドラムで。
どうもレス・デューデックというと、ボクと同級のあのキーボードの娘を思い出してしまいます(以下自粛…笑)
3. Posted by
怪鳥
2007年02月15日 16:23
DFK国内盤ですか!
輸入盤は店頭で入手しにくかったので有り難いですね。
いつ頃発売ですか?
輸入盤は店頭で入手しにくかったので有り難いですね。
いつ頃発売ですか?
4. Posted by マツモトです
2007年02月15日 23:59
いや〜、懐かしい思い出です。カナダで楽器屋に行くとけっこうみんな上手いやつが多いよ。バンクーバーではラッシュは英雄でDVDがたくさんありました。カナダでベースを弾く機会があったんで頭の薄い楽器さわったことなさそうなおっさんが突然弾きまくりカナダ人をびびらせてしまいました。
5. Posted by kanazawa
2007年02月16日 02:44
>怪鳥
まいど!
発売日は3/14だったと思います。
ただし輸入盤国内仕様ですから、あまり多くは流通しないと思いますので、注意して下さいね〜。
まいど!
発売日は3/14だったと思います。
ただし輸入盤国内仕様ですから、あまり多くは流通しないと思いますので、注意して下さいね〜。


