2007年02月19日
■ YOUNG AMERICANS (Special Edition) / DAVID BOWIE
この週末は、先週観たブライアン・オーガーのライヴ・レポをduo music exchangeの冊子に書いたり、NHK-FM角松特番の準備、某社で手掛けてるプレAOR系コンピの追加選曲など、細々とした仕事が多かった。そんな中で一番大きかったのは、4月頭に発売されるデヴィッド・ボウイ『YOUNG AMERICANS』のCD+DVDスペシャル・エディションの原稿をレコ・コレ誌用に。今日は朝イチでそれをチェックし、メールで入稿。ボウイといえば、1〜3月までは紙ジャケ・ラッシュ連発なのはご存知の通り。カナザワもこれまでの全12タイトル、しっかり購入したが、その締めくくり的に、この『YOUNG AMERICANS』スペシャルと『BOWIE THE BEST OF 1980/1987』が出る。両方ともCD+DVDのセット。でもベストの方はDVDがクリップ集なので問題ないものの、『YOUNG AMERICANS』は5.1ch仕様のDVDオーディオで、映像はディック・キャヴェット・ショー(ジョン&ヨーコが出演したことで有名)に出た時のライヴ2曲とインタビューのみ。日本のボウイ・ファンにとっては財布が厳しいこの時期に、こんな内容はどうなのよ?と思った。CDの方も07年リマスターとはいっても、紙ジャケだって99年リマスターだから、それほど音質の差は感じられない。機材の進化というより、音決めの方向性の違いの方が大きいんじゃないかと思うワケだ。
ところが、その映像、特にライヴ部分を観て、カナザワはコロリと納得してしまった。
やっぱりボウイは素直にカッコイイ。特にこの時期の彼は、ジギー・スターダストだのダイアモンド・ドッグだのと、非人間的なキャラクターを演じることに疲れていた。だからアメリカに渡ってソウルに接近し、ボディ・ミュージックを演奏するのが嬉しくて仕方なかったのだと思う。インタビューの彼も、ちょっとシャイな感じで、妙に人間臭い。それを伝えたいから、この番組に出演したのだろう。
でも、そんなボウイの姿と共に、バックを務めていたメンツが嬉しくて。それはこのアルバムのレコーディング・メンバーが、ほぼ勢揃いしていたから。カナザワ的には、やっぱり若き日のデヴィッド・サンボーンとルーサー・ヴァンドロスに悶絶。サンボーンはちょうどソロ・デビューの年に当たるが、タイトル曲ではソロを取っているから、ちゃんとアップでフィーチャーされる。この当時のサンボーンの映像なんて、ちょっと他じゃ観られないでしょ。
でももっと貴重なのが、ルーサーだろう。実はこのアルバムには、彼が率いるヴォーカル・グループ“Luther”から、ルーサー含め3人が参加していて、こちらのTVショーにも借り出されたみたい。ちょうどボウイがギターのカルロス・アロマーを発掘して、レコーディングに起用。アロマーの旧友だったルーサーが、芋づる式に抜擢されたらしい。確かルーサーにとっては、これが初めての本格的なレコーディング・セッションだったはず。にも関わらずヴォーカル・アレンジまで担当。アルバム収録曲の<Fascination>はルーサーの作品で、翌年、Lutherのデヴュー・アルバム(グループの方ね)に収められる<Funky Music>の歌詞をボウイが書き換えたものだった。つまり、いきなり大器の片鱗を覗かせたワケ。それだけにルーサーの貢献はもっと評価させるべきだと思う。
とにかくこの時期の動くルーサーは、サンボーンより珍しいはず。先日ポール・サイモンのゴスペル・ライヴに出てたルーサーを紹介したが、一応12年のブランクがあるとはいえ、その身体の伸縮ぶりはとても人間技とは思えない。こりゃやっぱし早死にするわな!(←自分がダイエットできない言い訳ぢゃないぞ!)
(P.S.)CDプレゼントの件、沢山のご応募ありがとうございました。なんと80名以上のお申し込みがありました。添えて頂いたコメントを読むと、みなさんに差し上げたくなっちゃうので、ここは公明正大に抽選します。当選された方には数日中に送り先の問い合わせメールを出しますので、レスよろしくお願いします。
なお残念ながらハズレちゃった方は、タオル・ケーキを買って応募して頂くか、3月19日売りのアドリブ誌でも読者プレゼントの予定がありますので、是非チェックして下さい。
ところが、その映像、特にライヴ部分を観て、カナザワはコロリと納得してしまった。
やっぱりボウイは素直にカッコイイ。特にこの時期の彼は、ジギー・スターダストだのダイアモンド・ドッグだのと、非人間的なキャラクターを演じることに疲れていた。だからアメリカに渡ってソウルに接近し、ボディ・ミュージックを演奏するのが嬉しくて仕方なかったのだと思う。インタビューの彼も、ちょっとシャイな感じで、妙に人間臭い。それを伝えたいから、この番組に出演したのだろう。
でも、そんなボウイの姿と共に、バックを務めていたメンツが嬉しくて。それはこのアルバムのレコーディング・メンバーが、ほぼ勢揃いしていたから。カナザワ的には、やっぱり若き日のデヴィッド・サンボーンとルーサー・ヴァンドロスに悶絶。サンボーンはちょうどソロ・デビューの年に当たるが、タイトル曲ではソロを取っているから、ちゃんとアップでフィーチャーされる。この当時のサンボーンの映像なんて、ちょっと他じゃ観られないでしょ。
でももっと貴重なのが、ルーサーだろう。実はこのアルバムには、彼が率いるヴォーカル・グループ“Luther”から、ルーサー含め3人が参加していて、こちらのTVショーにも借り出されたみたい。ちょうどボウイがギターのカルロス・アロマーを発掘して、レコーディングに起用。アロマーの旧友だったルーサーが、芋づる式に抜擢されたらしい。確かルーサーにとっては、これが初めての本格的なレコーディング・セッションだったはず。にも関わらずヴォーカル・アレンジまで担当。アルバム収録曲の<Fascination>はルーサーの作品で、翌年、Lutherのデヴュー・アルバム(グループの方ね)に収められる<Funky Music>の歌詞をボウイが書き換えたものだった。つまり、いきなり大器の片鱗を覗かせたワケ。それだけにルーサーの貢献はもっと評価させるべきだと思う。
とにかくこの時期の動くルーサーは、サンボーンより珍しいはず。先日ポール・サイモンのゴスペル・ライヴに出てたルーサーを紹介したが、一応12年のブランクがあるとはいえ、その身体の伸縮ぶりはとても人間技とは思えない。こりゃやっぱし早死にするわな!(←自分がダイエットできない言い訳ぢゃないぞ!)
(P.S.)CDプレゼントの件、沢山のご応募ありがとうございました。なんと80名以上のお申し込みがありました。添えて頂いたコメントを読むと、みなさんに差し上げたくなっちゃうので、ここは公明正大に抽選します。当選された方には数日中に送り先の問い合わせメールを出しますので、レスよろしくお願いします。
なお残念ながらハズレちゃった方は、タオル・ケーキを買って応募して頂くか、3月19日売りのアドリブ誌でも読者プレゼントの予定がありますので、是非チェックして下さい。
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この記事へのコメント
1. Posted by
TKNG
2007年02月23日 12:09
デヴィッドボウィのフィリー詣アルバムでしたっけ?これが。ちょっと欲しくなってきたな。
ニューウェイブ的なボウィはその手のサウンドが好きなころに聴いてましたが、
今はソウル、フュージョン、ファンク、AORなどが好きなので聴きたくなってきました。

