2007年02月21日
■ DREAMGIRLS / ORIGINAL SOUNDTRACK
相方の仕事が公休日で、しかもレディース・デイ。カナザワもそれなりに仕事を抱えていつつも、締切には余裕アリ、ということで、久し振りに2本ハシゴで映画三昧となった。こういう時、シネコンは便利だねぇ〜。そこでまず午前中は『DREAMGIRLS』、午後は『バブルへGO!』という、いかにも〜という選択になった。『DREAMGIRLS』は、ご存知の通り、シュープリームスをモチーフにしたフィクションのスター誕生物語。80年代にブロードウェイ・ミュージカルとしてヒットし、それが今回、主演ビヨンセ、それにエディ・マーフィーやジェイミー・フォックスらの共演で映画化。今度の週末に発表されるアカデミー賞でも、各部門で有力候補になっている。特に注目は、グループを追われる元リード・シンガー役のジェニファー・ハドソン。新人とは思えない演技っぷりと素晴らしいヴォーカルが圧巻だが、ミュージカル版の時も新人ジェニファー・ホリディが大きな話題になっており、この作品の当たり役といえる。今回のジェニファー(ハドソン)の歌にも素晴らしいけど、前回のジェニファー(ホリデイ)の歌の上手さは、マジで尋常じゃないッスからね!
基本的にはフィクションで、素直に映画として楽しめるが、ちょっと音楽に詳しいと2倍くらい、モータウン事情に詳しければその数倍は楽しめる。車のディーラーからのし上がっていくカーティス(ジェイミー・フォックス)は、やり口もそのままベリー・ゴーディーJr.だし、人気上昇期にグループを抜けるエフィ(ジェニファー・ハドソン)は、フローレンス・バラードがモデル。エディ・マーディー演じる人気シンガー、ジェームス“サンダー”アーリーは、前半はジェームス・ブラウンで、後半はマーヴィン・ゲイになる。エフィの兄で作曲家のC.C.は、ホーランド=ドジャー・ホーランドという作曲家チームの位置づけだね。
ま、これくらいまでは音楽好きなら分かるけど、たとえばグループ名がドリーメッツ→ドリームス→ディーナ・ジョーンズ&ザ・ドリームスと変わっていくのは、ダイアナ・ロスとシュープリームスの関係そのまま。アーリーが社会的メッセージの強い曲をボスのカーティスに内緒で作ると、カーティスがそれを斬って捨てるのは、マーヴィンの<What's Going On>誕生劇の裏舞台と同じ。しかもヤク漬けだったりして。しかもその曲がディーナとのデュエット。つまり『MARVIN & DIANA』ですね。ちなみにこの時エディ・マーフィーは、マーヴィンと同じようなカラフルな帽子をかぶっている。
またドリームスのフォト・セッションで出てくる写真やレコード・ジャケットも、ほとんどシュープリームスやダイアナ。そうそう、ジャクソン5のそっくりグループが出てくるけど、マイケルはもちろん、ちゃんとギター、ベースを持ってるメンバーがいたりして、とにかく隅から隅まで、なかなかディーテルに凝ってます。あと、最初はまったく目立たなかったビヨンセが、ヴォーカル交代に近くなると、俄然キャラ立ちが良くなってくるのも面白い。
ってなワケで、音楽ファンには素直に楽しめる作品。魑魅魍魎の多いショービズ界にあって、いつまでもソウルを無くさない人たちへの讃歌でもあるかな。ま、約30年後となった現在、コトはそれほど単純じゃなくなってるが…(苦笑)
さて、もう一本は、久々のホイチョイ・ムーヴィー『バブルへGO!』。ま、音楽映画ではないので、詳しくは語らないけど(音楽は80's満載よ!)、まぁ、風刺を込めた娯楽映画として笑える一本。聞くところによると、最近のティーンエイジャーの間では「バブル待ち」という風潮があるそう。要するにコレ、自分たちが盛り上がらないのは不況のせい。だからバブルの再来を待とう!というコトらしい。
なのでこの映画、そんなバブル再来なのかと思ったら、タイムマシンに乗って90年に戻り、バブル崩壊を食い止めるというストーリー。ちょっと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』入ってる。
しかし、ホイチョイの伝統(なのか?)である、真理子、吉岡、という役名は、今回も継続。主人公の母(薬師丸ひろ子)の役名:田中真理子は、AOR映画『波の数だけ抱きしめて』の主人公(中山美穂)と同じ。そこで主人公を付けねらった広告代理店の男(別所哲也):吉岡文男の名は、映画冒頭の葬式シーンの記帳場面にシッカリ出てきた(思わず吹きそうになったけど、葬式シーンなのでコラえました!)
ホイチョイ全盛期は、ありそでなさそなバブリー青春夢物語だったが、今回の原点はSFコメディ。つまり、「バブル待ち」なんてあり得んということか。
基本的にはフィクションで、素直に映画として楽しめるが、ちょっと音楽に詳しいと2倍くらい、モータウン事情に詳しければその数倍は楽しめる。車のディーラーからのし上がっていくカーティス(ジェイミー・フォックス)は、やり口もそのままベリー・ゴーディーJr.だし、人気上昇期にグループを抜けるエフィ(ジェニファー・ハドソン)は、フローレンス・バラードがモデル。エディ・マーディー演じる人気シンガー、ジェームス“サンダー”アーリーは、前半はジェームス・ブラウンで、後半はマーヴィン・ゲイになる。エフィの兄で作曲家のC.C.は、ホーランド=ドジャー・ホーランドという作曲家チームの位置づけだね。
ま、これくらいまでは音楽好きなら分かるけど、たとえばグループ名がドリーメッツ→ドリームス→ディーナ・ジョーンズ&ザ・ドリームスと変わっていくのは、ダイアナ・ロスとシュープリームスの関係そのまま。アーリーが社会的メッセージの強い曲をボスのカーティスに内緒で作ると、カーティスがそれを斬って捨てるのは、マーヴィンの<What's Going On>誕生劇の裏舞台と同じ。しかもヤク漬けだったりして。しかもその曲がディーナとのデュエット。つまり『MARVIN & DIANA』ですね。ちなみにこの時エディ・マーフィーは、マーヴィンと同じようなカラフルな帽子をかぶっている。
またドリームスのフォト・セッションで出てくる写真やレコード・ジャケットも、ほとんどシュープリームスやダイアナ。そうそう、ジャクソン5のそっくりグループが出てくるけど、マイケルはもちろん、ちゃんとギター、ベースを持ってるメンバーがいたりして、とにかく隅から隅まで、なかなかディーテルに凝ってます。あと、最初はまったく目立たなかったビヨンセが、ヴォーカル交代に近くなると、俄然キャラ立ちが良くなってくるのも面白い。
ってなワケで、音楽ファンには素直に楽しめる作品。魑魅魍魎の多いショービズ界にあって、いつまでもソウルを無くさない人たちへの讃歌でもあるかな。ま、約30年後となった現在、コトはそれほど単純じゃなくなってるが…(苦笑)
さて、もう一本は、久々のホイチョイ・ムーヴィー『バブルへGO!』。ま、音楽映画ではないので、詳しくは語らないけど(音楽は80's満載よ!)、まぁ、風刺を込めた娯楽映画として笑える一本。聞くところによると、最近のティーンエイジャーの間では「バブル待ち」という風潮があるそう。要するにコレ、自分たちが盛り上がらないのは不況のせい。だからバブルの再来を待とう!というコトらしい。
なのでこの映画、そんなバブル再来なのかと思ったら、タイムマシンに乗って90年に戻り、バブル崩壊を食い止めるというストーリー。ちょっと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』入ってる。
しかし、ホイチョイの伝統(なのか?)である、真理子、吉岡、という役名は、今回も継続。主人公の母(薬師丸ひろ子)の役名:田中真理子は、AOR映画『波の数だけ抱きしめて』の主人公(中山美穂)と同じ。そこで主人公を付けねらった広告代理店の男(別所哲也):吉岡文男の名は、映画冒頭の葬式シーンの記帳場面にシッカリ出てきた(思わず吹きそうになったけど、葬式シーンなのでコラえました!)
ホイチョイ全盛期は、ありそでなさそなバブリー青春夢物語だったが、今回の原点はSFコメディ。つまり、「バブル待ち」なんてあり得んということか。
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この記事へのコメント
1. Posted by ヘイゼル
2007年02月24日 12:57
自分も初日に行ってきやした。ホント良く出来てますよね。今までビヨンセは苦手でしたが見直しました。知っているほど裏読みができるし、知らなくても充分面白い(一緒に行った音楽に疎い人も感動してやした)と思います


