eabce111.gif再発の監修及びコンピの選曲を任されていた某シリーズが、許諾の関係で発売延期になったため、ライナー書きのスケジュールに若干余裕が(喜)。そこで、確定申告なんぞを横目で睨みながらも、しばしDVD鑑賞。もう2週間くらい前に到着しながら、全然観る時間が取れなかったのでね。

さてこのライヴDVDは、05年に出た同名アルバムの映像版。CDの方は、当時このブログでも以前紹介していて(ココを参照)、かなり良い内容だと書いた。そしてかなり遅れ気味に出てきたこの映像を観て、その優れたパフォーマンスを再確認。シカゴからジェイソン・シェフとトリス・インボーデンというリズム隊、トランペットのリー・ロックネインを引き連れ、そこにギターやホーンを加えた編成。トロンボーンが女性プレイヤーだったとは、映像観るまで気づかんかったよ。セットリストも、彼の当時の最新ソロ『SUBTLETY & PASSION』からのナンバーを中心に、シカゴの定番曲<Beginnings><Satuday In The Park><長い夜>などを交えた構成だ。

去年ようやく『XXX』を出したシカゴだが、大所帯だけにメンバーの足並みが揃わないことも珍しくない。バンドを前身させようとする人もいれば、抜けないまでも、個人的な理由でバンドから距離を置く人だっている。特に最近のラムは前向きで、シカゴが動けない時には積極的にソロ活動を展開してきた。とりわけ04年に自主制作で出した『SUBTLETY & PASSION』は名盤(ココを参照)なのに、未だ日本で出せないのはちょっと悲劇的だと思う。その悪い流れが、この『LEAP OF FAITH』のCD/DVDでも続いているのだ。

ちなみに某オークションでは、このDVDに5ケタの値がついていた。確かに日本じゃ入手困難。でもカナザワはちょい前に$20少々でゲットしている。限定扱いなので、いつまで生きてるかは疑問だが、PAYPALを使えばコチラからで安く、約1/5の値段で手に入る。

ついでに、『SUBTLETY & PASSION』その他を未聴の方は、それぞれ以下から試聴&注文できます。

subtlety & passion
skinny boy 2.0
too many voices
in my head
life is good in my neighborhood 2.0