2007年04月13日

■ SWEET SINGIN' / 佐藤奈々子

13722d9c.jpg昨年末に紙ジャケ化された佐藤奈々子の1〜4作目のアルバムが、好調にセールスを伸ばしているそう。とはいってもインディーズ(原盤はコロムビア)発のリイシューだから、たかが知れてはいるのだが。でも彼女の再発はカナザワも視野に入れていたし、実際今年後半の我が【LightMellow's Choice】では和モノ・ネタを積極的に出していく予定もあるので、やはりマーケットが動いているのは嬉しいトコロ。



…にしても、オトコならちょっとドキッ!とするような、何ともセクシーなジャケである。よく見れば決して美形ではないけれど、濡れた髪といい、肉感的な唇といい、トロ〜ンとした瞳といい、もぅタマラン! こんな物憂げな表情で「ねェ〜ん、こっちへ来てェ〜ン」なんて言われた日にゃ、カナザワ完全に言うなりになります(苦笑)

この77年作は、奈々子嬢のセカンド。デビュー作で最も取り上げられる機会の多い『FUNNY WALKIN'』は、アコースティック・スウィング〜グッドタイム・ミュージック風味のオールド・タイミーな快作。近年になって再評価熱が上がっているもの納得の一枚である。そしてこの2作目では、そうした色を漂わせつつも、当時ハヤリのシティ・サウンドにシフトし始めた作品。ボサ・アレンジの<フェアウェル・パーティー>なんて、まさに彼女を代表する名曲のひとつだと思う。これを初めて聴いた時は、ユーミン『紅雀』を思い出したね。

アルバムとしてカナザワが一番好きなのは、小坂忠プロデュース、佐藤博やムーンライダーズの面々がアレンジを手がけた3作目『PILLOW TALK』。そこではまさにマリリン・モンロー<愛してちょうだい>を取り上げ、セクシーな小悪魔ヴォイスで男心をそそりまくる。

意外にも、デビュー前の佐野元春との結びつきが強く、彼女の初期作品はほとんど2人の共作。J-POP史的にもひとつの起点を示した作品群でもある。80年代になって急にニュー・ウェイヴに転向し、その後フォトグラファーになってしまった(90年代後半に復帰)彼女、もしあのまま歌い続けていたら、独特なポジションを築いてたような気がするのは自分だけだろうか?





lightmellow at 23:56 │Comments(2)TrackBack(0)clip!和モノ・City Pops  | Reisssue

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この記事へのコメント

1. Posted by クロ    2007年04月14日 12:27
4 私にとって、待望の復刻でした!(^_^)
先頃、一先ず1st.と3rd.をGET!(残りの作品も近日中に...)

奈々子嬢は、昔('79or'80年頃だったと思いますが...)TV番組「ステレオ音楽館」に加藤和彦氏と一緒に出演されてましたよね?

その頃からずっと気になっていて...
やっと、会えました(聴けました)!(笑)
2. Posted by kanazawa    2007年04月17日 04:16
「ステレオ音楽館」ですかっ! ありましたね〜、そんな番組。
あまりTV観ない人なので、加藤氏と出てたのはまったく知りませんが、コラボレイト相手でもありますから、きっと間違いないでしょう。

とにかくキュートで男心をソソる女性です。
うーん、マンダム!(←古いっ)

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