2007年04月14日

■ Y・ENCE / DAVID T. WALKER

0d2d6a28.jpgあと一ヶ月ほどで、奇跡のデヴィッド・T・ウォーカーの初来日公演(ソロ・アクトとして)。東京は追加公演も出たが、あまりに盛況で、仕掛人であるはずのカナザワもワン・ステージしか観られない状況となってきた(泣) オード再発3枚も未だにジワジワ売れ続けているようだし、しかもココへ来て更に想定外の出来事が続いている。



それは、80年代後半に出たアルファ・ムーン・レーベルでの3作品が、P-VINE経由でリイシューされるということ。具体的には『Y・ENCE』(87年)、『WITH A SMILE』(88年)、『AHIMSA』(89年) になるが、このうち『Y・ENCE』のライナーを書かせて頂くことになり、いま執筆の真っ最中である。オード期のアルバムと比較すると、ソウル色が後退してジャズっぽさが表に出てきた感があるが、それは全曲オリジナル作で固められ、より深遠な世界観を表現しようとした結果だろう。それでも大ベテランであるデヴィッド・T.のギター・プレイが今更変わるハズもなく、アレンジ手法が若干変化したに過ぎない。

それより何より、この『Y・ENCE』は、アルファ・ムーン期3作の中では個人的に特別な思い入れがある。それは、80年代頭に彼の存在を知ったカナザワにとって、初めてリアルタイムで触れた作品ということ。既にオード3作は手に入れてたが、やはり新作として触れるデヴィッド・T.のギターに、えも言われぬ感動を覚えた。それこそオープニングやタイトル曲のイントロで聴けるバードランドの乱れ弾きに、「わぁ、『ON LOVE』と一緒だぁ〜」と涙腺を弛ませたのだ。

それからずっとカナザワのデヴィッド・T.好きは続いていて。引き出しは少ないし、まさに永遠のワン・パターン。レコーディングに彼を呼んだ角松などは、「あのオッサン、ホントにアレしか出来ないんだよ」と皮肉を言う。でも当然それを期待しての起用なワケで、一芸で40年以上メシを食って来た彼の偉大さは、誰もが重々分かっている。最近ではドリ・カムのバックで何度か来てたデヴィッド・T.だけれど、自分のソロ名義でのステージとなれば、意気込みが違って当然。こりゃあジワンと盛り上がってきましたぞ。

ところで、江戸屋時代(93〜95年)の音源は動かんのか!?

ちなみにアルファ・ムーン3作は、現時点ではHMVで予約受付中。右の検索バナーからどうぞ。


lightmellow at 23:54 │Comments(0)TrackBack(0)clip!Crossover / Fusion  | Reisssue

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