2007年04月27日
■ 春花秋月 / MAOCHICA
アドリブ誌次号のレビューや特集の原稿に着手。依頼されたピアノ・ソロ特集のお題は、角松敏生のバック・バンドで邂逅したキーボード・コンビ、小林信吾と友成好宏によるピアノ・デュオ・ユニット、Maochicaだ。ちょうど4年ぶり4枚目が出たばかりで、アルバムのテーマは「散歩しながら聴ける音」とか。なるほど、彼らのミニマムでゆっくりしたテンポの楽曲は、まさにランニングでもウォーキングでもなく、のんびりお散歩というイメージ。しかも、ちょっとローカルな純和風の景色に似合う気がします。元々信吾氏がピアノによるソロ・アルバムを作ろうと構想を練っているとき、ふとハービー・ハンコックとチック・コリアのデュオのことを思い出し、「この方が面白いかも」と発案。長年角松バンドでコンビを組んでいた友成氏に声を掛けて生まれたという、このユニット。1〜2作目はまさにピアノ2台だけで作られ、互いのプレイのクセをカヴァーし合うような形で、素晴らしくもシンプルなピアノ・オーケストレーションを聴かせていた。
それが前作『DAYS』では、フェンダー・ローズを使ったり、プログラミやサンプラーを導入したり。オマケに友成さん、歌ってるし(笑) でもカナザワ的には、この方向性、結構好きだったんだよね。最初の「生ピアノ」というコダワリを外しちゃいるが、彼ららしさは全然失ってないし、行き過ぎにならなきゃイイんじゃないかと思っていた。ところがどうも彼らの周囲はそうでもなかったようで…。
結局デュオとしては4年間の沈黙。結局この新作は原点回帰のピアノ2台で作られた。ま、ひとまずコレは、収まる所に収まった感じ。小さな音で鳴らすとミニマムに聞こえるし、ドンとヴォリュームを出すと、小さなオーケストラといった感じで迫力がある。もちろんそれがピアノの特性なのだが、やっぱりクセ者=友成氏のタッチの強さがイイ方向に作用してるのでは?
かつての角松バンドのフロント陣は、ひとり、またひとりと鬼籍に入ってしまった。ブッチャーさんの通夜で友成氏と顔を合わせたが、目は真っ赤。いつも飄々としてる人だけに、その姿は余計こたえた。何とか両サイドで鍵盤に囲まれている2人には、彼らの分まで元気に頑張ってほしいモノです…。
春花秋月
DUOLOGUE
MICAN
DAYS
それが前作『DAYS』では、フェンダー・ローズを使ったり、プログラミやサンプラーを導入したり。オマケに友成さん、歌ってるし(笑) でもカナザワ的には、この方向性、結構好きだったんだよね。最初の「生ピアノ」というコダワリを外しちゃいるが、彼ららしさは全然失ってないし、行き過ぎにならなきゃイイんじゃないかと思っていた。ところがどうも彼らの周囲はそうでもなかったようで…。
結局デュオとしては4年間の沈黙。結局この新作は原点回帰のピアノ2台で作られた。ま、ひとまずコレは、収まる所に収まった感じ。小さな音で鳴らすとミニマムに聞こえるし、ドンとヴォリュームを出すと、小さなオーケストラといった感じで迫力がある。もちろんそれがピアノの特性なのだが、やっぱりクセ者=友成氏のタッチの強さがイイ方向に作用してるのでは?
かつての角松バンドのフロント陣は、ひとり、またひとりと鬼籍に入ってしまった。ブッチャーさんの通夜で友成氏と顔を合わせたが、目は真っ赤。いつも飄々としてる人だけに、その姿は余計こたえた。何とか両サイドで鍵盤に囲まれている2人には、彼らの分まで元気に頑張ってほしいモノです…。
春花秋月
DUOLOGUE
MICAN
DAYS
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この記事へのコメント
1. Posted by 夏子
2007年05月01日 17:12
発売と同時に購入し、よく聴いています。
ほかのアルバムや参加アルバムなどを聴いているうちに、信吾さんと友成さんの音の区別がつくようになって、お二人それぞれの個性を楽しんでいます。
やっぱり、ピアノの音っていいなぁ〜♪
さて、友成さんの目が真っ赤・・・というお話に、改めて浅野さんの存在の大きさを知りました。
青木さん、浅野さんの分まで、お二人には健康に気をつけて、いつまでも素敵な音を聴かせてもらいたいと思います。
ほかのアルバムや参加アルバムなどを聴いているうちに、信吾さんと友成さんの音の区別がつくようになって、お二人それぞれの個性を楽しんでいます。
やっぱり、ピアノの音っていいなぁ〜♪
さて、友成さんの目が真っ赤・・・というお話に、改めて浅野さんの存在の大きさを知りました。
青木さん、浅野さんの分まで、お二人には健康に気をつけて、いつまでも素敵な音を聴かせてもらいたいと思います。

