2007年07月10日

■ OUT OF ORDER / ROD STEWART

dad0cd42.jpgロバート・パーマー2万字、ようやく脱稿! 当ブログも彼関連を引っ張ってきたが、一応コレがひと区切りとなる。でもロバート自身のソロ・アルバムはたった1枚しか書いてない。ホントはリトル・フィートにローウェル・ジョージのソロ、ロバートと同時期にアラン・トゥーサンにプロデュースを仰いだジェス・ローデン、フランキー・ミラー、ジャッキー・ロマックスが加入した新生バジャーなども聴きまくっていたのだけれど…。



いわゆる70's英国産のブルー・アイド・ソウル・シンガーとして真っ先に人気を得たのは、ジョー・コッカー、ヴァン・モリソン、スティーヴ・マリオット、ポール・ロジャース、ロッド・スチュワート、スティーヴ・ウィンウッド…といった人たち。それに次ぐのがロバートやジェス・ローデン、フランキー・ミラーらだったが、みんなしばらくはマニアックな存在で、パッとしなかったなぁ。

でもロバートに関しては、遅いブレイクを果たす前から、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして注目を浴びていたワケで。浮上のキッカケとなったザ・パワー・ステーションも、そういう若手からのリスペクト精神によって生まれたのだ。
ところが人気を得てしまったシンガーたちの中にも、どうやらロバートの動向に気を掛けていた人がいたみたい。それがロッド・スチュワートである。

ロッドも『ATLANTIC CROSSING』と銘打って、大々的に米国録音を始めた人。行き先はマッスル・ショールズやメンフィスだったが、いわゆるアメリカ南部には変わりなく。だからそもそも資質や指向性に似たトコロがあるのは当然だ。
だが84年作『COMOFLAGE』では、ロバートが歌っていた<サム・ガイズ>と<Can We Still Be Friends>(トッド・ラングレン作)をリメイク。オマケにフリーの<ALl Right Now>までやっちゃって。これって偶然? 少し前にはエース(ポール・キャラック!)のヒット<How Long>をカヴァーしてたし。

そして極めつけは、<Forever Young>や<Crazy About You>のヒットを生んだこの88年作。なんとプロデューサーはバーナード・エドワーズとアンディ・テイラー、その人だ。要するにパワ・ステを狙っているワケで、半数近くの曲がロッドとアンディ・テイラーの共作になっている。そして中にはモロにパワ・ステしている曲があったりするが、コレがあんましロッドのしわがれ声に合ってない。でも妙に力を入れずに作っている曲はかなりイイ感じ。ちょうどこのひとつ前の作品『ROD STEWART』が、マーキュリー時代に戻ったようなケレン味のない内容で、久し振りの傑作と呼ばれていた。その流れを引き継いだ曲は、概してクオリティが高いみたい。

このように、ロッドのような大物さえも惹き付けてしまうロバート・パーマーの魅力。やっぱし54歳の急逝は早すぎでしょ!



lightmellow at 23:50 │Comments(1)TrackBack(0)clip!Rock Classic  | 棚からpick!

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この記事へのコメント

1. Posted by ヘイゼル    2007年07月16日 01:29
連日、パワステ関連ご苦労さまです!今思えばパワステのライブ見てよかったです(内容はともかく)ベースはガイ・プラットでしたし…自分はロッド以外のブリテッシュR&Bは大好物で次回はマリオットやミラーや以外にイケルソロがあるゲイリー・ブルッカー辺りもお願いします。

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