2007年07月11日
■ BRASIL / 土岐英史 & SAMBA FRIENDS
81年にリリースされた知られざる名盤が、2ヶ月前にひっそり紙ジャケで再発された。当時はカセットに録音してよく聴き、何年か過ぎてから中古美品でゲット。それからは毎年夏になると、何回か引っ張り出してよく聴く。でも今年はこれで、ちょっと回数が増えそうだな。土岐英史といえば、ジャズ・シーンでは立派に名の通ったベテラン・サックス奏者。ポップ・シーンでは山下達郎氏お抱えのプレイヤーとして有名で、フュージョン系のリーダー・バンドも持っていた。シンガーの土岐麻子(元シンバルズ)のお父上でもある。
ジャズのリーダー作は早くからCD化されてた一方、フュージョン系作品は年代が下がるので、最初からCDだったため、この好盤がちょっとエアポケットに入っちゃった感じで、なかなかCD化されなかった。我がLight Mellow's Choiceの担当A&R氏は、娘の麻子さんと親しく、以前から「ウチの親のCDになってないヤツ、出してあげてよ!」なんて言われていて。カナザワも「それ、乗ろう!」なんて言っていたが、権利問題などから手が出せずにいたのである。それがこうして出るべき所から堂々リイシュー。速攻で買いましたよ。
共演しているサンバ・フレンズは、当時日本のクラブなどで演奏していたブラジルの5人組バンド、リオ・ソン+中村善郎(g)。したがって一夜限りのインスタントな作りではなく、親しくつき合いながらライヴの現場で煮詰めたものを、シッカリとレコーディングしている。ゲストには松岡直也(p)、和田アキラ(g)、向井滋春(tb)。土岐さんも含め、みんなWESINGのメンバーたちだ。直也さんとはデヴィッド・T・ウォーカーやレオン・チャンクラーとの『PACIFIC JAM』という好盤もあるが、あれはこのアルバムの前年だったか。
<サンバ・ブラジル>として知られる原タイトル曲は、いわゆるブラジリアン・クラシック。ジョビンの<Dindi>、ドナート/ジルベルト作<Minha Saudade>といった名曲に、土岐さんのオリジナルを加えた全7曲。曲によっては女性シンガーやメンバーたちによるスキャットが入ったりして、かなりクールダウンさせられる。サンバといってもリオのカーニヴァルみたいに激しいのじゃなく、テンポを落としてゆったりビートを刻むような、心地の良いアコースティック・サンバ。それでもアドリブになると、みんなグイグイと高みに昇っていく感じで。和田アキラも相変わらずエネルギッシュだし、向井さんのトロンボーンの音色も素敵だし。
阿川泰子の<Skindo Le-Le>じゃないけど、こうしたゆる〜いサンバ、当時は結構流行ってたなぁ。最近はカフェ・ブームの煽りか、どーでもイイようなボッサが増えちゃった気が。でも本当にイイものは、こうしてちゃんと聴き継がれていくものなのよ。
ジャズのリーダー作は早くからCD化されてた一方、フュージョン系作品は年代が下がるので、最初からCDだったため、この好盤がちょっとエアポケットに入っちゃった感じで、なかなかCD化されなかった。我がLight Mellow's Choiceの担当A&R氏は、娘の麻子さんと親しく、以前から「ウチの親のCDになってないヤツ、出してあげてよ!」なんて言われていて。カナザワも「それ、乗ろう!」なんて言っていたが、権利問題などから手が出せずにいたのである。それがこうして出るべき所から堂々リイシュー。速攻で買いましたよ。
共演しているサンバ・フレンズは、当時日本のクラブなどで演奏していたブラジルの5人組バンド、リオ・ソン+中村善郎(g)。したがって一夜限りのインスタントな作りではなく、親しくつき合いながらライヴの現場で煮詰めたものを、シッカリとレコーディングしている。ゲストには松岡直也(p)、和田アキラ(g)、向井滋春(tb)。土岐さんも含め、みんなWESINGのメンバーたちだ。直也さんとはデヴィッド・T・ウォーカーやレオン・チャンクラーとの『PACIFIC JAM』という好盤もあるが、あれはこのアルバムの前年だったか。
<サンバ・ブラジル>として知られる原タイトル曲は、いわゆるブラジリアン・クラシック。ジョビンの<Dindi>、ドナート/ジルベルト作<Minha Saudade>といった名曲に、土岐さんのオリジナルを加えた全7曲。曲によっては女性シンガーやメンバーたちによるスキャットが入ったりして、かなりクールダウンさせられる。サンバといってもリオのカーニヴァルみたいに激しいのじゃなく、テンポを落としてゆったりビートを刻むような、心地の良いアコースティック・サンバ。それでもアドリブになると、みんなグイグイと高みに昇っていく感じで。和田アキラも相変わらずエネルギッシュだし、向井さんのトロンボーンの音色も素敵だし。
阿川泰子の<Skindo Le-Le>じゃないけど、こうしたゆる〜いサンバ、当時は結構流行ってたなぁ。最近はカフェ・ブームの煽りか、どーでもイイようなボッサが増えちゃった気が。でも本当にイイものは、こうしてちゃんと聴き継がれていくものなのよ。
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. Toki & Samba Friends / Brasil [ 'ROUND MIDNIGHT'S WEBLOG ] 2007年07月24日 18:16
ずうっ〜と聴きたくて「アナログでも」と探していたアルバムだったんですが、先だってカナザワ氏の「Light Mellow on the web -turntable diary-」でCD化を知り(お恥ずかしい限りです)、即ゲットしたのがコチラ...♪
この記事へのコメント
1. Posted by tower
2007年07月15日 09:55
こちらにははじめてコメントさせていただきます。
「BRASIL」出たのですね、CDが!
このアルバムは大学時代に大好きで、このバージョンの「BRAZIL」をバンドでやりました、全然モノになりませんでしたが・・(笑)
早速買いに走ります!まだ売ってますかね〜?
2. Posted by kanazawa
2007年07月16日 00:24
コンニチワ〜
『BRASIL』まだ買えると思いますよ〜。
ホント、これは知られざるJフュージョン名盤ですよね。
『BRASIL』まだ買えると思いますよ〜。
ホント、これは知られざるJフュージョン名盤ですよね。


