2007年08月06日

■ THE ARIOLA YEARS / THE SONS OF CHAMPLIN

14c885ac.jpgビル・チャンプリンがサマー・オブ・ラヴ全盛期から率いていたホーン入りの大型バンド、サンズ・オブ・チャンプリン。初期のアルバムがCD化〜紙ジャケ化と進んだのと裏腹に、後期(=アリオラ期)作品群は、銀盤化を強く望まれながらもなかなかに実現に至らなかった。それがココに3in2の2枚組として、英Evangelineから超待望の初CD化。



元々サンズは、ソウルとジャズ色の強いサイケデリックなロック・バンドとして、フラワー・ムーヴメントを駆け抜けた名グループのひとつ。サンフランシスコではグレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレイン、サンタナに比するほどの人気を誇った。だが初期の彼らは謎に包まれた存在で、メンバーの名前さえ知られていなかったらしい。それでも時代の趨勢に従って徐々に聴きやすい方向へシフトし、やがてビルとデヴィッド・フォスターが邂逅。彼はL.A.でスタジオ・セッションを開始する一方、サンズは終焉に向かって突き進んでいった。そうしたプロセスが、このアリオラ期の3作に詰まっている。

そんな時期の作品だから、後年のビルみたいなAORサウンドを聴くことはできない。しかし彼のヴォーカル・スタイルは今とまったく変わらず、むしろシカゴよりもっとソウルフル。その歌いっぷりを楽しむだけでも充分に価値がある。これを聴くと、彼がシカゴと併行してサンズを再結成したのがよく分かるな。ソロ・アルバムにしたって、後半はR&B色濃厚だし。

ちなみに3in2のうち、『THE SONS OF CHAMPLIN』は彼らの代表作とされる力の籠った一枚で、再結成後のステージでも定番になっている曲が多数。『A CIRCLE FILLED WITH LOVE』はよりポップに、よりファンキーに迫った一枚で、ストリングス・アレンジに初めてフォスターの名が。そして最終作『LOVING IS WHY』は、ホール&オーツを手掛けたクリストファー・ボンドのプロデュースで、前作路線を踏襲している。ビル・チャン・ファンはどれも必聴でしょ!

ちなみにカナザワ、この英盤リイシューを受け、日本では紙ジャケでのリイシューを仕込んでおりますが、さて、どーなることやら!






lightmellow at 23:50 │Comments(2)TrackBack(0)clip!AOR Light Mellow  | Reisssue

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この記事へのコメント

1. Posted by h○s○g○n○    2007年08月12日 10:05
ちょっと前にネットで購入したのですが、まだ届かずでス
週明けにでも電話しますね。
2. Posted by kanazawa    2007年08月13日 10:19
まいど!

emilyオヤジもそのサウンド・プロデューサーのユニット作も、CD化決まりましたよ。
そういえば、ボンゾもね。

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