2007年09月16日

■ A WORLD WITHIN A WORLD / RAUL MIDON

d4f459fd.jpg今日は某社の通販用の5枚組CDボックス『MY HEARTS』の楽曲解説に着手。ボックスの中身はAORを中心にしたコンテンポラリー・ポップスのバラード集といった感じで、特別にマニアックなものではなく、30〜40代の普通の洋楽ファンに楽しんで頂けるもの。あ、カナザワは選曲にはタッチしてないので悪しからず。



しかし5枚組で90曲の解説だから、かなりのヴォリューム。1曲100文字としても9000字。やっぱりCD2枚以上の仕事量となる。短い文だから1曲1曲で悩むコトはないが、問題は集中力が持続できるかどうか…。18日朝イチ締切なので、ホントは昨日の朝から取り掛かって3日かけるつもりだったのに、ずっとスケジュールが押してて、ほとんど1日半で上げないとマズイ状況なのよ… でもそこはメゲないカナザワくん。聴き直しが必要そうな曲がほとんどないのを良いことに、いろいろなCDをかけながら書きまくる。1時間で4〜5曲書けば、1日で終わるぞぉ〜。

…ってなワケで、ベイビーフェイスを書いたなら、このラウル・ミドンのセカンド『世界の中の世界』にも触れとかないと。何せ、05年のデビュー・アルバムが衝撃的だったし、J-WAVE絡みのコンベンション・ライヴも良かったから、自ずと期待が高まっちゃう。先行でガンガンとオンエアされている<Pick Somebody Up>も、その昂りを煽ってくれちゃうような出来で。

でも、やっぱし、期待が大き過ぎちゃいましたかね? いいんだけど、充分に魅力的なんだけど、どこか肩透かしの感があって。きっとコレがデビュー盤だったら、きっと文句ナシでリコメンドだったと思う。いや、これだって間違いなくオススメできますよ。ただ前作が前作だったので、ハードルが高くなっちゃったのだな。そうした意味では、ひとまずクリア、か。振り返ってみたら、バーがひとつふたつ倒れちゃってますよォ〜、みたいな。

その倒れちゃってたのは、彼のラテン・ルーツを掘り下げた楽曲。クオリティの善し悪しではないが、前作に飛びついた音楽ファンの多くは、ラウルにこうしたラテン・フィールは求めていないんじゃないか、と。むしろ卓越したギター・プレイヤーとしての面が表現されていないようだし、ライヴでのオハコになってるマウス・トランペットも意外と少ない。…っていうか、あまり効果的な使い方をされてないんだな。クレジットを確認すると、どうも盲目のマルチ・プレイヤーという部分を強調したいニュアンスなのだけれど…。

しっかし、ベイビーフェイスにはルーツ回帰歓迎と書いておいて、ラウルには厳しく当たる。これって二枚舌?? いやいや、単なる好み、というか、彼らのルーツと自分のルーツの距離感の違いからでしょう。もしかして、今回も行なわれたプロモ・ライヴにインビされなかった恨みもあるか??(←ないない!)




lightmellow at 23:50 │Comments(0)TrackBack(0)clip!Soul / R&B  | New Release

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