2007年09月24日

■ 紫

紫本日は昼間はガッツリと原稿を書いて、夕方からは新川博さん率いるFIANCHIライヴ@目黒ブルース・アレイ・ジャパン。彼らは結構AORのカヴァーを取り上げてくれるのだが、このところはスペシャル・ゲストとして、カナザワ十年来のAORコレクター仲間であるミュージカル・スター:石井一孝が出ており、こりゃあ一度は観ておかねば、と思っていた。締切的にはケツに火がついた状態だけど、おつきあいのダブルヘッダーだし、ちょっとビジネス的な絡みもあったりして…(謎)



…で、目黒に向かう首都高速でガンガン鳴らしていたのが、この紫。この75年のデビュー・アルバムとセカンド『IMPACT』、そして2枚組ライヴ盤『DOIN' OUR THING』が、今月頭にまとめて紙ジャケ化になったですよ。

沖縄の本土復帰が72年の5月。それから少しして沖縄の音楽シーンの情報が入ってくるようになり、真っ先に<ハイサイおじさん>の喜納昌吉&チャンプルースが注目された。だが米軍基地の街だけに、東京以上にイキのいい洋楽的ロック・バンドがいるとされ、この紫やコンディション・グリーンが本土上陸を果たしたのである。

特に一番人気を誇ったのが、この紫。グループ名通り、ディープ・パープル=神!みたいなバンドで、オリジナルに混じって実際にパープルの曲をコピー。この1stにも<Lazy>なんてチョイと渋いトコロがカヴァーされている。今回のリイシューでのボーナス曲には、<Highway Star>なんていう直球過ぎるコピーも入ってます。

今となってはパープルよりもツェッペリンというロック・ファンが主流で、パープルは少々小馬鹿にされてるニュアンスがある。かくいうカナザワも、ずっとツェッペリン派だった。でもロックを聴き始めた頃は、ドカンと岩石を置かれたみたいなツェッペリンの音より、エキセントリックなのに妙に琴線に触れるメロディと小刻みに走り回るパープルの方に反応したことを白状しよう。日本でパープルの人気が根強いのは、そういう国民性に合致したからだと思う。何てたって、演歌と一緒に<哀愁のヨーロッパ>や<ホテル・カリフォルニア>を聴いちゃうお国柄だからねぇ〜

ちょうど紫のデビューはそんな頃。パープル好きの純朴はカナザワ少年は、あれこれと詮索することもなく、素直に紫も好きになった。そして好みがツェッペリンへ移る頃には、「なんだ、こんな二番煎じ…」とアナログ盤は中古屋へ。けれどだいぶオトナになって自分の中でパープル再評価が始まり、久々に紫も聴いてみようかなぁ〜なんて想いがムクムクと…。

でもまぁ、そこは2期よりも3期、リッチーよりもトミー・ボーリン、イアン・ギランは『CLEAR AIR TURBULANCE』がサイコーという自分である。20数年ぶりに聴いて改めて反応したのは、インストの<Maze>。
「オヨヨ、これって完ペキにキャメルの『MIRAGE』じゃないの!」

いやはや、耳が肥えるといろいろなモノが見えてくるようです…。でも、カッコイイから、仕事の前にもう一回聴こうーっと。



lightmellow at 23:50 │Comments(2)TrackBack(0)clip!Hard Rock  | Reisssue

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この記事へのコメント

1. Posted by りんだ    2007年10月05日 14:11
4 なつかしいですね〜。中3から高1、高2にかけてです。当時、地方でもロックフェスがたくさん開催されており、私もその中で紫を見ました。リードヴォーカルとベース(双子)のツインヴォーカル!レコード完コピのツインリード!これは、見事でした。時は経ち、ドラマーのチビさんは、本土に上がってイースタンオービット。そしてA、B面と分かれますが、アン・ルイスのHEAVY MOONヘと。あとはカナザワさんお願いします。
2. Posted by kanazawa    2007年10月06日 16:35
書き込みありがとうございます。
でもずいぶんチャンと追っかけてますね〜。
カナザワは紫の解散で止めました。
ジョージ紫&マリナーも聴いてない。
チビさんは、わりと早く自分のバンド組んだんじゃなかったっけ?

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