2007年11月10日

■ TAPESTRY / CAROLE KING

e73ec0b6.jpg行ってきました、“3GREAT AMERICAN VOICES”@さいたまスーパー・アリーナ。いろいろお仕事させて頂いた関係で首尾よくインビテーションを頂戴できたが、その招待日がこれまた武道館ではなく、地元さいたま公演。家から車で約10分の距離にて、キャロル御大(?)とファーギー、メアリー・J・ブライジを拝んできた。(ネタバレあり)



このコンサートでは、3人の出演順が毎日入れ替わるという公明正大な扱いとなっていて、今日のオープニングはファーギー。まさに今が旬!といったパフォーマンスで、すんごい弾けっぷり! しかもあれだけ激しい動きをしているのに、全然ヴォーカルが乱れない。ピッチも狂わない。まさかあんなに歌えるとは イヤ、そこそこ歌えるのは分かってたけど、あそこまでシッカリしてたとは、チョイとビビリました。オマケに突然ハートの<Barrcuda>のカヴァーなんか飛び出しちゃうし。なに? 『シュレック3』のサントラでやってるの? 全然知らんかった。でも今のアン・ウィルソンよりは、きっとファーギーの方がはるかに上手いだろうな 正直、カナザワには一番縁遠いヒトなのだが、かなり楽しんじゃいました。

で、2番手はキャロル。ひとりでスタスタ歩いてきてご挨拶。そしてピアノに座るなり、いきなり<Beautiful>を。その後も『つづれおり』の楽曲を中心に、最新スタジオ作『LOVE MAKES THE WORLD』からの曲もチラリ織り交ぜながら、ほぼ1時間。ギターとベースを交えた超シンプルな編成は、まさに“Living Room Tour”そのままだった。ピアノの上には、ちゃんとランプが灯っていたしね。

カナザワはたまたまPAの少し前という結構良い席で観ることができたが、アリーナという大バコなのに、ステージとの距離感はあまり感じず。もちろんモニターがキャロルの表情(観た目はさすがにオバハンになった)を逐一届けてくれるからだけど、それ以上にキャロルとオーディエンスが寄り添うように一体化している。決して彼女目当ての客ばかりじゃないのに、雰囲気がとてもあったか。ファーギーの客もメアリーを観に来たヤツも、みんなキャロルに心を掴まれてた。下手なアーティストだったらクラブだって凍ってしまったりするのに、キャロルには小屋の大きさなんて関係ないみたい。むしろ、アリーナで観たからこそ、彼女の凄さを実感できたような気さえする。それこそ、曲のイントロで拍手、歌い出しで拍手、ソロで拍手、終わって拍手。1曲でこんなに手を叩いたのは、完全に初めての経験。また日本語を交えたMCも、オーディエンスを引き込むポイントだったと思う。中盤だったか、<It's Too Late>と<So Far Away>が立て続けにきた時は、マジ涙腺ヤバくなってました…。

そしてジワジワと静かな感動の余韻に浸っている中、メアリー・Jのステージ。若いファンはかなり盛り上がっていたけれど、カナザワ世代にとっちゃ、キャロルのあとじゃチョイと分が悪いか。好きなアルバムもあるので、そこそこ期待していたけれど、あまりオドロキはなく、まぁ予想通り。終演後にバッタリ会った友人は、メアリーは歌が上手くなってた、と言ってたが。

そしてメアリーのステージが終わると、そのままキャロルとファーギーが呼び込まれ、<Dancing In The Street>と<A Natural Woman>をニギニギしく。うーん、どうせなら<Locomotion>も聴きたかったぞ。

…というワケで、この3者の組み合わせに、思い切り引いてしまったヒトも少なくないと言われるこのイベント。基本持ち時間は各アーティスト50分、出番も日替わり、単独公演一切ナシと、3人を均等に扱う努力は涙ぐましいほど。実は当初はメアリーではなく、某女性ロック・シンガーと交渉していたらしいが、一人だけイロイロ条件をつけてきたため見送られたという。それでもこの日は7〜8割の入りだったから、ヨシとするべきかな。

確かにキャロルの単独クラブ公演だったら、倍の料金出しても行く!というヒトは少なくないだろう。でもそれはコチラの勝手な思い込み。インビ貰った人間が言うのもナンだけど、今回はキャロルのステージだけでも充分5ケタの価値はあると思った。10曲以上歌ったはずだけれど、ホント、アッという間に終わっちゃってました 来週頭の武道館、キャロル・ファンで悩んでいるヒトは、絶対観ておくことをオススメします。






lightmellow at 23:50 │Comments(2)TrackBack(1)clip!Reisssue  | Live Review

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. [雑記]おみやげ画像  [ 素顔のままにあるがままに・・・  ]   2007年11月12日 21:34
ただいま大阪城ホールから返りました。久し振りの3時間弱のライブでへとへとになりました。 オープニングからキャロル・キングとは参ったね〜。絶対トリだと思ってたのに。 こっちの気持ちの余裕もなくいきなり歌い出したのでびっくり。これから見に行く人は遅刻しないよう

この記事へのコメント

1. Posted by EM7    2007年11月12日 01:34
こちらのblogで“観ぬ後悔より観て後悔”の一言に背中を押され行って来ました、大阪城ホール。大正解、ハコの大きさなど関係ないですね。さすがに17年前とは違い落ち着いたステージング。<So far away>で早くも涙腺決壊、<Up on the roof><Love makes the world>等々、ずっと泣きっぱなし。ステージが見られないどころか曲終わりの拍手もできない位感動しました。メアリーもファーギーも初めてだったけど充分楽しめました。“あるうちに買うときや”・・・同感です。
2. Posted by kanazawa    2007年11月14日 09:19
でしょ! 絶対行って正解だと思う。
キャロル・ファンなら、絶対感動を貰えたはずです。
何度も観ていて、もうデカ箱なら行かない!というなら分かるけど、まずは観てから、ですね。
自分も気をつけようーっと

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
HOME
Light Mellow on the Web
10月7日 各コンテンツ 更新!
Topics
  ◆いまのイチ押し◆
ロビー・デュプリー最新作



ブログ記事へ

5月10日リリース!

LightMellow's Choice
カナザワがプロデュースする
     厳選CDシリーズ

■LightMellow's Choice最新作



ブログ記事へ





Recommend
60de6828.jpg


 ◆STEVE LUKATHER◆
Ever Changing Times