2007年11月11日
■ LONG ROAD OUT OF EDEN / EAGLES
スタジオ録音によるオリジナル・フル・アルバムとしては、『LONG RUN』から28年ぶり。聴いてすぐに感想を書きたい気持ちはあったけど、やっぱりサクッと聴いて、ちょいちょいと書く、そんな軽いアイテムではない。ましてあのアメリカ同時多発テロの日がレコーディング初日になる予定で、急遽レコーディングが中止されたと知り、もっと深く聴き込んでから…と思い至った。かと言って、2枚組ながらもトゥ・マッチ感はなく。時間の関係で2枚を一気に聴き通すことができず、ファースト・リスニングは2度に分けて。最初にディスク1だけ聴いた時には、そのゆる〜い雰囲気にすっかり寛ぎつつも、こんなに安穏としててイイのかなぁ?と、逆に後ろめたさを感じた次第。ところが2枚目には結構ヘヴィな曲が並んでいて、あぁ、コレでバランスを取るのだな、と。“Soft Side”と“Hard Side”に分けられるほど単純ではないが、それに近い意図はあるだろう。
ディスク1はアカペラに続いて、旧友J.D.サウザーのデビュー・アルバムからピックアップした<How Long>でスタート。リード・ヴォーカルがグレン・フライからドン・ヘンリーに受け継がれ、<Take It Easy>張りの軽快なカントリー・ロックが展開される。ほのぼのしたカントリー・ソングなどを絡めて、ノスタルジックな雰囲気を煽るのが、このディスク1の特徴。ジョー・ウォルシュはフランキー・ミラーの曲を、ティモシー・シュミットはポール・キャラックの曲を歌っている。
それに対して、アメリカへの批判と文明社会への揶揄を含んだタイトル曲から始まるのが、ディスク2。<Hotel California>を髣髴とさせるギター・ソロも然ることながら、ジョーの見せ場はラテン・タッチをまぶしつつもソリッドに仕上げられた<Last Good Time In Town>か。長年イーグルスの作曲陣に名を連ねるジャック・テンプチンとの共作、ドン・ヘンリーが信頼するラリー・ジョン・マクナリーの提供曲もあって、全体的にハード・ボイルドな仕上がり。アコースティック・チューンやトロピカルな<It's Your World Now>は、その中和剤と言っていい。
最初はひどく地味に聴こえたけれど、どの楽曲もクオリティはすこぶる高い。ただヒット・チャートを窺うようなポップ・チューンはなく、あくまでイーグルスらしさをジックリドッシリ表現する。こりゃあ長い付き合いになりそうだ。
ディスク1はアカペラに続いて、旧友J.D.サウザーのデビュー・アルバムからピックアップした<How Long>でスタート。リード・ヴォーカルがグレン・フライからドン・ヘンリーに受け継がれ、<Take It Easy>張りの軽快なカントリー・ロックが展開される。ほのぼのしたカントリー・ソングなどを絡めて、ノスタルジックな雰囲気を煽るのが、このディスク1の特徴。ジョー・ウォルシュはフランキー・ミラーの曲を、ティモシー・シュミットはポール・キャラックの曲を歌っている。
それに対して、アメリカへの批判と文明社会への揶揄を含んだタイトル曲から始まるのが、ディスク2。<Hotel California>を髣髴とさせるギター・ソロも然ることながら、ジョーの見せ場はラテン・タッチをまぶしつつもソリッドに仕上げられた<Last Good Time In Town>か。長年イーグルスの作曲陣に名を連ねるジャック・テンプチンとの共作、ドン・ヘンリーが信頼するラリー・ジョン・マクナリーの提供曲もあって、全体的にハード・ボイルドな仕上がり。アコースティック・チューンやトロピカルな<It's Your World Now>は、その中和剤と言っていい。
最初はひどく地味に聴こえたけれど、どの楽曲もクオリティはすこぶる高い。ただヒット・チャートを窺うようなポップ・チューンはなく、あくまでイーグルスらしさをジックリドッシリ表現する。こりゃあ長い付き合いになりそうだ。


