2008年01月14日
■ HOW ABOUT NOW / KENNY LOGGINS
米国の小売りチェーンTargetのみで販売されていたケニー・ロギンズの新作が、来月、約一年遅れで日本リリースとなる。昨日からそのライナーを執筆中。でも最初は結構地味な印象を受けていたのだけど、何度も繰り返して聴いてると、メチャメチャしっくり来るようになるんですわ、コレ。それはすなわち、作品のクオリティの問題ではなく、長年の間に培われた彼のイメージと実際のサウンドとのギャップが原因だろう。例えば<Footloose>のような快活アメリカン・ロックン・ローラーという側面は、常にケニーのサウンドの中に鎮座してるけれど、その後のポップなサントラ・ヒットからはほど遠い。いつも入っていたマイケル・マクドナルドとの共作曲も、残念ながら今回はナシ。つまりこのアルバムは、馴染み深いAORサウンドでもないのだ。目立つ共演陣はリチャード・マークスとベス・ニールセン・チャップマン。それと自主制作でCDを出したばかりの、愛息クロスビー。メイン・プロデュースのジェシー・シーベンバーグは彼のバンドのメンバーであり、実はスーパートランプのドラマーの息子でも。そう、世代を超えた共演が刻まれた皿でもあるのだ。
するとある所で、このアルバムについて語っているケニーのインタビューを発見した。なるほどね、やっぱりそうだったんだ!
発売直後にこのアルバムを聴いた(最初はブルー・モノトーンの違うジャケだった)時にはピンと来なかったんだれど、その後、ロギンズ&メッシーナのリユニオン・ライヴのDVDを観ていて、ふと気づいたんだな。「そっかぁ! ケニーはコレをやりたかったんだ」って。実際ココではデュオ時代の<A Love Song>をセルフ・リメイク。先のDVDでも、ケニーが「僕の一番好きな曲」とMCしていたナンバーである。
彼がインタビューで語っていたのは、自分のルーツであるカントリーとR&Bを融合すること。マイケル・マクドナルドやデヴィッド・フォスターとの活動で身に付けたコード感覚を敢えて封印し、極力シンプルな作品作りに務めた。そして今のロギンズ&メッシーナを一人でやったのである。ケニーによれば、息子はこれを“ウエストコースト・カントリー”と呼んでいるとか。
なるほど、言い得て妙。個人的にはケニーが60年代に組んでいたゲイター・クリークを思い出してしまったくらい。そこにはマイケル・オマーティアンやマイク・ディージー夫妻、後にオデッセイ(ドニー・デュカス在籍!)を組むドラムのジーン・ペロがいたし、ケニーの初期名曲<Danny's Song>のオリジナルだって入っているしね。
そう考えれば『HOW ABOUT NOW』なんてタイトルにも合点がいく。ちょうど大ヒットしているイーグルスの新作『LONG ROAD OUT OF EDEN』の隣に並べたいニュー・アルバム。ボクはますますケニーを好きになりました。
するとある所で、このアルバムについて語っているケニーのインタビューを発見した。なるほどね、やっぱりそうだったんだ!

発売直後にこのアルバムを聴いた(最初はブルー・モノトーンの違うジャケだった)時にはピンと来なかったんだれど、その後、ロギンズ&メッシーナのリユニオン・ライヴのDVDを観ていて、ふと気づいたんだな。「そっかぁ! ケニーはコレをやりたかったんだ」って。実際ココではデュオ時代の<A Love Song>をセルフ・リメイク。先のDVDでも、ケニーが「僕の一番好きな曲」とMCしていたナンバーである。
彼がインタビューで語っていたのは、自分のルーツであるカントリーとR&Bを融合すること。マイケル・マクドナルドやデヴィッド・フォスターとの活動で身に付けたコード感覚を敢えて封印し、極力シンプルな作品作りに務めた。そして今のロギンズ&メッシーナを一人でやったのである。ケニーによれば、息子はこれを“ウエストコースト・カントリー”と呼んでいるとか。
なるほど、言い得て妙。個人的にはケニーが60年代に組んでいたゲイター・クリークを思い出してしまったくらい。そこにはマイケル・オマーティアンやマイク・ディージー夫妻、後にオデッセイ(ドニー・デュカス在籍!)を組むドラムのジーン・ペロがいたし、ケニーの初期名曲<Danny's Song>のオリジナルだって入っているしね。
そう考えれば『HOW ABOUT NOW』なんてタイトルにも合点がいく。ちょうど大ヒットしているイーグルスの新作『LONG ROAD OUT OF EDEN』の隣に並べたいニュー・アルバム。ボクはますますケニーを好きになりました。

