2008年01月26日
■ PAST TO PRESENT 1977-1990 / TOTO
あぁ、ルカサー君、やっぱり正式発表しちゃったのね。ウドーさんのサイトにこうある。「TOTOのショーはしばらく見られなくなるので、絶対に今回のショーを見逃さないように。TOTOとボズ・スキャッグスは共にキャリアをスタートした、だからこの特別なジョイントツアーでTOTOを終わらせる。絶対観なければならない今年最大の音楽イベントだよ!」(スティーヴ・ルカサー談)
今回の発表は、 コチラとウドーさんでタイミングを合わせたようだが、カナザワも去る8日にルークにインタビューしているので、その話を控え目に コチラに書いた。歯にモノが挟まったような言い回しになっているのは、ウドーさんへの言葉と同じことを突然言い放ったルークに、ビックリした自分が「これってオフィシャルな話なのか?」と問い正したところ、ルークがちょっと口籠ってしまい、「将来のことは分からない。オリジナルに近い編成でスペシャル・ライヴをやる、なんてコトはあるかも知れない。だけど今のTOTOはこれで終わりだ」と応えたからだ。
まぁ、早い話が解散ではなく活動停止、なのだろう。先のブログでは、年齢的に長いツアーが厳しくなっていること、家族の問題などを理由に挙げたが、もうひとつ、カナザワがルークと話した実感として思ったことがある。それは、実質的なリーダーであるルカサー自身のモチベーションが下がっていること。やっぱりデヴィッド・ペイチとマイク・ポーカロの相次ぐ離脱が、ルークに重くのしかかっているのは間違いない。オフィシャルでは、彼らは脱退ではなくツアーに参加してないだけのハズだが、内情的には抜けたに等しく、いつでも戻る場所が用意されている、といったトコロなのだろうな。
ちょうど最新ライヴのブックレットの表4に、現ツアー・メンバーのグループ・ショットがある。それを見ると、ルークとサイモン・フィリップスが今のTOTOの中核なのが分かる。そしてルークは、「これじゃTOTOを続けていても意味がない」と悟った。ウン、デビュー時からのファンとしちゃあ悲しいけれど、冷静に考えれば実に真っ当な選択。思わず、彼らがTOTOと命名される以前に、早耳のロック・ファンの間でまことしやかに語られた仮名が脳裏に浮かんできた。そう、それは“ポーカロ・ブラザーズ”。当時はまだマイクは不参加だったけれどね。
ファンの中には、日本公演へ向けての営業トーク、なんて楽観的な見方をしてる人もいるようだが、それはないだろう。しかしその一方で、今のメンバーもかつてのメンバーも、みんなフレンドリーだという。現のこのツアーにはペイチの同行が決定したそうだが、いずれジョセフ・ウィリアムスやファーギー・フレデリクセン、マイク&スティーヴ・ポーカロらも混じってのスペシャル・ライヴは行なわれるに違いない。ま、日本ツアーがあるかどうかは別にして…。
ってなところで、いま一度、TOTOの奇跡を辿ってみる。やっぱりカナザワにとってTOTOがもっともTOTOらしかったのは、このアルバムまで。シンガー不在もジェフ・ポーカロ不在も、あまりに大きなマイナス要素だ。サイモンは確かに名ドラマーで、彼のプレイを意識するようになったのは、もしかしたらジェフより早かったかも(フィル・マンザネラ『801 LIVE』が最初)。実際テクニックで言ったらサイモンの方が上だろう。でもジェフは基本的にグルーヴ・ドラマー。まったくタイプが違うのよ。どちらが良い悪いではなく、そのスタイルの違いがTOTOの音楽変遷に多大な影響を及ぼした。
そう、『HYDRA』が出た頃に新宿厚生年金会館で観た彼らの初来日公演の感動は、今も忘れられない。自分が今までに体験したライヴの中で、ベスト5入りは間違いないな。さて、ボズとの共演は、それに何処まで肉薄できるか!?
まぁ、早い話が解散ではなく活動停止、なのだろう。先のブログでは、年齢的に長いツアーが厳しくなっていること、家族の問題などを理由に挙げたが、もうひとつ、カナザワがルークと話した実感として思ったことがある。それは、実質的なリーダーであるルカサー自身のモチベーションが下がっていること。やっぱりデヴィッド・ペイチとマイク・ポーカロの相次ぐ離脱が、ルークに重くのしかかっているのは間違いない。オフィシャルでは、彼らは脱退ではなくツアーに参加してないだけのハズだが、内情的には抜けたに等しく、いつでも戻る場所が用意されている、といったトコロなのだろうな。
ちょうど最新ライヴのブックレットの表4に、現ツアー・メンバーのグループ・ショットがある。それを見ると、ルークとサイモン・フィリップスが今のTOTOの中核なのが分かる。そしてルークは、「これじゃTOTOを続けていても意味がない」と悟った。ウン、デビュー時からのファンとしちゃあ悲しいけれど、冷静に考えれば実に真っ当な選択。思わず、彼らがTOTOと命名される以前に、早耳のロック・ファンの間でまことしやかに語られた仮名が脳裏に浮かんできた。そう、それは“ポーカロ・ブラザーズ”。当時はまだマイクは不参加だったけれどね。
ファンの中には、日本公演へ向けての営業トーク、なんて楽観的な見方をしてる人もいるようだが、それはないだろう。しかしその一方で、今のメンバーもかつてのメンバーも、みんなフレンドリーだという。現のこのツアーにはペイチの同行が決定したそうだが、いずれジョセフ・ウィリアムスやファーギー・フレデリクセン、マイク&スティーヴ・ポーカロらも混じってのスペシャル・ライヴは行なわれるに違いない。ま、日本ツアーがあるかどうかは別にして…。
ってなところで、いま一度、TOTOの奇跡を辿ってみる。やっぱりカナザワにとってTOTOがもっともTOTOらしかったのは、このアルバムまで。シンガー不在もジェフ・ポーカロ不在も、あまりに大きなマイナス要素だ。サイモンは確かに名ドラマーで、彼のプレイを意識するようになったのは、もしかしたらジェフより早かったかも(フィル・マンザネラ『801 LIVE』が最初)。実際テクニックで言ったらサイモンの方が上だろう。でもジェフは基本的にグルーヴ・ドラマー。まったくタイプが違うのよ。どちらが良い悪いではなく、そのスタイルの違いがTOTOの音楽変遷に多大な影響を及ぼした。
そう、『HYDRA』が出た頃に新宿厚生年金会館で観た彼らの初来日公演の感動は、今も忘れられない。自分が今までに体験したライヴの中で、ベスト5入りは間違いないな。さて、ボズとの共演は、それに何処まで肉薄できるか!?
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この記事へのコメント
1. Posted by べらんめえプログレおやじ 2008年01月27日 08:31
>そう、『HYDRA』が出た頃に
新宿厚生年金会館で観た彼らの
初来日公演の感動は、今も忘れられない。
ああ!!
管理人さんってば、このツアーも観てたのね。
FM雑誌のLIVEレポートみながら
田舎住まいの悲哀(?)を感じてました。
自分も全アルバムの中では、ダントツに
「HYDRA」が好きなもんで。
特に「St.George…」から「99」への流れがね。
今回の来日公演についてはさっぱり触手が動かないけど、
この日記読んだらなんだか…。
でもホントにラスト? ASIAみたいにならないよね?
2. Posted by Taah 2008年01月27日 14:31
>そう、『HYDRA』が出た頃に
新宿厚生年金会館で観た彼らの
初来日公演の感動は、今も忘れられない。
この時の来日公演、テレ東(当時の東京12チャンネル)
月〜金・夕方18:00-18:15の『ステレオ音楽館』で
放映されて、感動した記憶が未だに残っています。
上の方同様、ワタクシもTOTOのキャリア中、
『Hydra』を最高傑作に挙げたいこともありますが
まだ中学生だった自分が観に行けなかったこの公演こそ
金澤さんのおっしゃるように
TOTO最高のライヴだったと思います。
正式に活動停止するのであればこそ、
公式DVDとしてこの頃のツアー映像発売してほしいです。
BOZとの共演が実現した今回の来日公演、
初日に行くことになっているのですが、観覧後に
最終日の券がまだ残っていたら...買っちゃいそうです。
たまには...ルークにレスポール弾いてほしいですネ。
新宿厚生年金会館で観た彼らの
初来日公演の感動は、今も忘れられない。
この時の来日公演、テレ東(当時の東京12チャンネル)
月〜金・夕方18:00-18:15の『ステレオ音楽館』で
放映されて、感動した記憶が未だに残っています。
上の方同様、ワタクシもTOTOのキャリア中、
『Hydra』を最高傑作に挙げたいこともありますが
まだ中学生だった自分が観に行けなかったこの公演こそ
金澤さんのおっしゃるように
TOTO最高のライヴだったと思います。
正式に活動停止するのであればこそ、
公式DVDとしてこの頃のツアー映像発売してほしいです。
BOZとの共演が実現した今回の来日公演、
初日に行くことになっているのですが、観覧後に
最終日の券がまだ残っていたら...買っちゃいそうです。
たまには...ルークにレスポール弾いてほしいですネ。
3. Posted by クロ 2008年01月27日 15:56
運良くアリーナGブロックで体験したそれは、ハード・ドライヴィングした本当に熱い、素晴らしいPerformanceでした。
(私が)若かった事もあり(笑)、大興奮のステージだった事を覚えていますね。
私自身の嗜好から言うと、デビューから<ISOLATION>迄の彼等がベストだと思っています。
私の中では、TOTOはAORバンドではなく、あくまでHARD ROCKバンドなのですよねぇ〜
これまた↑の方同様、レスポールを奏でるルークは最高でしたね。
4. Posted by マツモトです 2008年01月28日 01:10
80年代だったと思うけど新しいボーカルのTOTOを代々木で見た記憶があります。アイソレーションの頃かな?オリジナルのボーカルより上手くてコーラスもホーンセクションもばっちり決まっていたけどなんかつまんなかった記憶しかありません。初期の頃のハインゲイトがぶっきらぼうにベースを弾いているんだけど、曲にマッチしたフレーズを弾いているのが好きでした。やっぱり懐古趣味かな?PS.ルカサーに会えていいな〜。3月2日(日)なんとかとれました。また、連絡させていただきます。
5. Posted by KENTADA 2008年01月28日 16:45
金澤さん、お久しぶりです!
最近仕事が忙しくブログの方もまとめ読みさせていただいてます。
今春のTOTOライブはBOZとのジョイントと聞いて速攻で押さえてました。でもLUKEのそんなコメント聞くと絶対外せませんねぇ。
昨年暮れ友人から私物のコピーですが、伝説のAGORAライブのDVDを仕入れました。キンボールのボーカル始めメンバーの若々しくエネルギッシュなパフォーマンスに改めて驚嘆!! 加えてLOWDOWNの元ネタだった曲まで披露してくれてます。今度のライブでやってくれたりしないもんですかねぇ!?
最近仕事が忙しくブログの方もまとめ読みさせていただいてます。
今春のTOTOライブはBOZとのジョイントと聞いて速攻で押さえてました。でもLUKEのそんなコメント聞くと絶対外せませんねぇ。
昨年暮れ友人から私物のコピーですが、伝説のAGORAライブのDVDを仕入れました。キンボールのボーカル始めメンバーの若々しくエネルギッシュなパフォーマンスに改めて驚嘆!! 加えてLOWDOWNの元ネタだった曲まで披露してくれてます。今度のライブでやってくれたりしないもんですかねぇ!?











