2008年01月28日
■ EARTH / JEFFERSON STARSHIP
先月めでたく紙ジャケ・リイシューが成ったジェファーソン・スターシップ/スターシップ期の8作品。ジェファーソン・エアプレインの紙ジャケ再発から2年半も遅れ、ちょっと首長竜状態だったカナザワだが、やっぱ現物を手にしてニンマリ。まずは高校時代に初めて彼らのアルバムを手にした時を思い出し、78年の4作目『EARTH(地球への愛にあふれて)』をスピン。ゆったりとフェード・インするようにハーモニーとシンセが鳴り始め、ギターがまろやかなカッティングを刻み出すと、きらびやかなストリングスが周囲をふんわり包み込む。そしてハイトーンから入ってくる、ふくよかなグレース・スリックのヴォーカル。こんなに懐の深い、身体の芯が大きく回転しているようなグルーヴは、多分ソウル系のファンク・バンドにゃあ出せないだろう。それくらいスケールの大きな名曲<Love Too Good>で幕を開ける本作。意外にもロッキン・オンに載っていた投稿原稿を読んで、どうしても聴きたくなったのを思い出した。
マーティ・ベイリンが歌う<Count On Me>は、実はジェシ・バリッシュの作品。メロウなムードと分厚いコーラスが魅力的で、見事全米トップ10ヒットに。<Crazy Feelin'>もそうだけど、このマーティー/ジェシ・バリッシュのセンスが当時から好きだった。ジェシは松原正樹のアルバムで歌ったりしたあと、フリーソウル・シーンで再評価。でもこの頃はソロ作があるなんて、知らなかったよ。まぁ、マーティのソロでの絡みは、少々ウェット過ぎたりするんだけど…。
更に<Skateboard>や<All Nite Long>といった、如何にもジェファーソンっぽい壮大なロック・チューンの出来がまたグッドで。マーティとグレースのバランス、そこにポール・カントナーやデヴィッド・フライバーグが加わった充実のハーモニー。<Fire>のマーティの雄叫びなんて、思わず呑み込まれそうになってしまふ。今やスムース・ジャズ〜ニュー・エイジ系の人気ギタリストになってるクレイグ・チャキーコも、この頃は滅茶苦茶エモーショナルに弾きまくっておりやした。
ジェファーソン・スターシップの作品群でカナザワが思い入れがあるのは、基本的にこの『EARTH』まで。ただ名曲がある一方で、どうでもイイ曲も同居してる作品が多く、そこが民主的なバンドだなぁ〜と思っていたりしたのだが。でもこの『EARTH』には、ホント穴がない。シスコの大物だったジェファーソンが、ホントの“らしさ”を発揮した最後の傑作。
とはいえこのバンド、何故か不思議と逆境に強いようで。『EARTH』を最後にグレースとマーティという二枚看板が脱退。屋台骨が揺らぐかと思ったら、ミッキー・トーマスが参加して、見事『FREEDOM AT POINT ZERO』で甦ってしまった。産業化したという理由で往年のファンには不評だけれど、こんなにバンドの一体感がある作品は珍しいっス。ピート・シアーズと新加入のエインズレー・ダンバーという英国コンビもいいやね。
また同じ理由でポール・カントナーが抜け、ジェファーソンの看板を外さざるを得なくなった『KNEE DEEP IN THE HOOPLA(フープラ)』も、すっごく勢いの良いアルバム。<We Built This City>や<Sara>というビッグ・ヒットばかり取り沙汰されるけど、他にも好曲があるし、ピーター・ウルフのサウンド・プロダクションもキレ味抜群。実はかのデヴィッド・ロバーツ君も曲を書いてるでよ。
マーティ・ベイリンが歌う<Count On Me>は、実はジェシ・バリッシュの作品。メロウなムードと分厚いコーラスが魅力的で、見事全米トップ10ヒットに。<Crazy Feelin'>もそうだけど、このマーティー/ジェシ・バリッシュのセンスが当時から好きだった。ジェシは松原正樹のアルバムで歌ったりしたあと、フリーソウル・シーンで再評価。でもこの頃はソロ作があるなんて、知らなかったよ。まぁ、マーティのソロでの絡みは、少々ウェット過ぎたりするんだけど…。
更に<Skateboard>や<All Nite Long>といった、如何にもジェファーソンっぽい壮大なロック・チューンの出来がまたグッドで。マーティとグレースのバランス、そこにポール・カントナーやデヴィッド・フライバーグが加わった充実のハーモニー。<Fire>のマーティの雄叫びなんて、思わず呑み込まれそうになってしまふ。今やスムース・ジャズ〜ニュー・エイジ系の人気ギタリストになってるクレイグ・チャキーコも、この頃は滅茶苦茶エモーショナルに弾きまくっておりやした。
ジェファーソン・スターシップの作品群でカナザワが思い入れがあるのは、基本的にこの『EARTH』まで。ただ名曲がある一方で、どうでもイイ曲も同居してる作品が多く、そこが民主的なバンドだなぁ〜と思っていたりしたのだが。でもこの『EARTH』には、ホント穴がない。シスコの大物だったジェファーソンが、ホントの“らしさ”を発揮した最後の傑作。
とはいえこのバンド、何故か不思議と逆境に強いようで。『EARTH』を最後にグレースとマーティという二枚看板が脱退。屋台骨が揺らぐかと思ったら、ミッキー・トーマスが参加して、見事『FREEDOM AT POINT ZERO』で甦ってしまった。産業化したという理由で往年のファンには不評だけれど、こんなにバンドの一体感がある作品は珍しいっス。ピート・シアーズと新加入のエインズレー・ダンバーという英国コンビもいいやね。
また同じ理由でポール・カントナーが抜け、ジェファーソンの看板を外さざるを得なくなった『KNEE DEEP IN THE HOOPLA(フープラ)』も、すっごく勢いの良いアルバム。<We Built This City>や<Sara>というビッグ・ヒットばかり取り沙汰されるけど、他にも好曲があるし、ピーター・ウルフのサウンド・プロダクションもキレ味抜群。実はかのデヴィッド・ロバーツ君も曲を書いてるでよ。
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1. Jefferson Starshipへの熱き思い入れ [ Mellow Floater.com ] 2008年02月08日 10:38
フジTV8:00a.m.『とくダネ』のオープニング使われたりCMに使用されたり、ここ最近Starshipがブームである。そして最近何と彼らが残したカギ..
この記事へのコメント
1. Posted by
ふり〜まん
2008年02月08日 10:42
今回<Crazy Feelin'>修正されておりますな。
前の音不良盤は貴重かも。
TBさせていただきやした。
前の音不良盤は貴重かも。
TBさせていただきやした。
2. Posted by kanazawa
2008年02月09日 09:06
まいど!
>前の音不良盤は貴重かも。
そんなモン、エラー切手ぢゃないんだから、いらんって
ついでに、大ヒットした某曲のドラムのイントロも、今回はちゃんと直ってました。心当たりのある方は、古い国内盤をチェックしてみよう!
>前の音不良盤は貴重かも。
そんなモン、エラー切手ぢゃないんだから、いらんって

ついでに、大ヒットした某曲のドラムのイントロも、今回はちゃんと直ってました。心当たりのある方は、古い国内盤をチェックしてみよう!


