2008年02月14日
■ TOKYO GIRLS TALK / 高田みち子
世の中はヴァレンタイン・デイ一色。とはいえ、今日は特に誰かに会う予定もなく、相方からのプレゼントのみ(今や本命というより義理チョコだな…
)。ま、振り返ってみれば悲喜交々の思い出がある一日ではあるな。そういえば、高田のみっちゃんも<chocolate>なんて曲を歌っていたっけ。…ってなワケで、いよいよこの20日に発売される彼女の新作『TOKYO GIRLS TALK』が届いた。何度か取材させていただいてる関係で、プロデューサー氏から完パケ直後のCD−Rを頂戴したり、暮れのライヴでも何曲か披露されてたので、もう中身は充分に楽しんでいる。でもやっぱりこうして商品が上がってくると、もう一回じっくりと浸りたくなってしまう。そんな豊潤な楽曲と歌が詰まった一枚。初めてのカヴァー・フォトも、イイ感じでないの 
タイトルは何だか“渋谷系”のポップな女の子のイメージだけれど、彼女の歌はもっと大人で少しロンリー。恋愛や仕事、友情、未来、自分の夢、そんな身の回りの出来事に日々翻弄されながら、一生懸命マジメに生きている女性の心のつぶやきを歌っている。そんな曲の数々に触れていると、その一瞬一瞬がとても愛おしく、ずっとそばに寄り沿ってあげたくなる。静かに黙って包んであげたくなる。
デビュー以来、まるで口うるさい頑固親父のようにサポートし続けている松木恒秀率いるWHAT IS HIP!との関係も、ますます良好。プロデューサーA氏といい、松木さんといい、彼女は良いスタッフに恵まれているな。いい素材でも、それを伸ばさず、制作側の意図を押し付けるトコロも多い昨今。それで成功すりゃあまだ救われるが、好き勝手にイジくり廻されて、挙げ句の果てにポイされるのが当たり前の世界だし…。
でも彼女だってもう3枚目。耳の肥えた音楽ファンには着々を支持を広げているけれど、そろそろ確かな実績を残さないと。そんな危機感は強いと思う。それでもアセアセとC調に走らず、自分で納得できるコトしかやらない、そんな姿勢が実にアッパレ
不器用なだけかも知れないけれど、器用貧乏だって少なくない今、貴重な個性であることは間違いない。1〜2作目からのファンなら、まず裏切られることはないはずだ。
カヴァー曲をチョイスするセンスも、いつもの通り。まずメリサ・マンチェスターとキャロル・ベイヤー・セイガー作の<Come In From The Rain>は、メリサとキャロルがそれぞれ自分のアルバムで歌っただけでなく(メリサは2度!)、キャプテン&テニールやダイアナ・ロス、シェリル・リンでも知られる名曲である。そしてもう一曲は、ハーブ・アルパートやディオンヌ・ワーウィックが大ヒットさせたバカラック・ナンバーの<This Girl Is In Love With You>。この憂いを秘めた歌の表情、タマンないね。ま、当人はもっとアッケラカンとしてるけど、その心の底をチョッピリ垣間見た想いだ。
もちろんオリジナル曲は、シンプルながらどれも高レベルの出来。特にひとりアカペラのアレンジで意表を突く<この胸いっぱいの愛をクローゼットに閉じ込めて>なんて、かなり印象的で。デビュー時はノラ・ジョーンズあたりを引き合いに出していたが、そのJ・フォロワーたちがジャズ・シンガー色を強めていくのに対し、ノラの作曲センスに一番近いセンをずっとキープしているのが彼女だと思う。言ってしまえば、そこが“なんちゃって”との差。十把一絡げで盛り上がったり消えたりしない分、本物志向の厳しさに直面することだってあるだろう。でも違いが分かる人なら、絶対彼女を応援したくなるはず。
唯一、何か注文するとしたら、身を焦がすような激しい恋を体験すると、もっと表現の幅が広がったりするのかも。でも今はコレでも充分すぎるほど。カーペンターズの純粋さ、キャロル・キングの素直さ、ノラ・ジョーンズの瑞々しさ、そんなモノに惹かれる方で、まだ高田みち子の歌に触れてない方は、是非この新作をお試しあれ。

タイトルは何だか“渋谷系”のポップな女の子のイメージだけれど、彼女の歌はもっと大人で少しロンリー。恋愛や仕事、友情、未来、自分の夢、そんな身の回りの出来事に日々翻弄されながら、一生懸命マジメに生きている女性の心のつぶやきを歌っている。そんな曲の数々に触れていると、その一瞬一瞬がとても愛おしく、ずっとそばに寄り沿ってあげたくなる。静かに黙って包んであげたくなる。
デビュー以来、まるで口うるさい頑固親父のようにサポートし続けている松木恒秀率いるWHAT IS HIP!との関係も、ますます良好。プロデューサーA氏といい、松木さんといい、彼女は良いスタッフに恵まれているな。いい素材でも、それを伸ばさず、制作側の意図を押し付けるトコロも多い昨今。それで成功すりゃあまだ救われるが、好き勝手にイジくり廻されて、挙げ句の果てにポイされるのが当たり前の世界だし…。
でも彼女だってもう3枚目。耳の肥えた音楽ファンには着々を支持を広げているけれど、そろそろ確かな実績を残さないと。そんな危機感は強いと思う。それでもアセアセとC調に走らず、自分で納得できるコトしかやらない、そんな姿勢が実にアッパレ
不器用なだけかも知れないけれど、器用貧乏だって少なくない今、貴重な個性であることは間違いない。1〜2作目からのファンなら、まず裏切られることはないはずだ。カヴァー曲をチョイスするセンスも、いつもの通り。まずメリサ・マンチェスターとキャロル・ベイヤー・セイガー作の<Come In From The Rain>は、メリサとキャロルがそれぞれ自分のアルバムで歌っただけでなく(メリサは2度!)、キャプテン&テニールやダイアナ・ロス、シェリル・リンでも知られる名曲である。そしてもう一曲は、ハーブ・アルパートやディオンヌ・ワーウィックが大ヒットさせたバカラック・ナンバーの<This Girl Is In Love With You>。この憂いを秘めた歌の表情、タマンないね。ま、当人はもっとアッケラカンとしてるけど、その心の底をチョッピリ垣間見た想いだ。
もちろんオリジナル曲は、シンプルながらどれも高レベルの出来。特にひとりアカペラのアレンジで意表を突く<この胸いっぱいの愛をクローゼットに閉じ込めて>なんて、かなり印象的で。デビュー時はノラ・ジョーンズあたりを引き合いに出していたが、そのJ・フォロワーたちがジャズ・シンガー色を強めていくのに対し、ノラの作曲センスに一番近いセンをずっとキープしているのが彼女だと思う。言ってしまえば、そこが“なんちゃって”との差。十把一絡げで盛り上がったり消えたりしない分、本物志向の厳しさに直面することだってあるだろう。でも違いが分かる人なら、絶対彼女を応援したくなるはず。
唯一、何か注文するとしたら、身を焦がすような激しい恋を体験すると、もっと表現の幅が広がったりするのかも。でも今はコレでも充分すぎるほど。カーペンターズの純粋さ、キャロル・キングの素直さ、ノラ・ジョーンズの瑞々しさ、そんなモノに惹かれる方で、まだ高田みち子の歌に触れてない方は、是非この新作をお試しあれ。
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1. TOKYO GIRLS TALK/高田みち子 [ ホーム&ヒューマン・ナビ ] 2008年02月22日 22:49
2日遅れで届いた『高田みち子』のニューアルバム『TOKYO GIRLS TAL
この記事へのコメント
1. Posted by white
2008年02月18日 22:53
ああ。
早く聴きたい。
たまりません。
早く聴きたい。
たまりません。
2. Posted by kanazawa
2008年02月19日 22:16
いよいよですね。
期待は裏切られませんよ、きっと。
期待は裏切られませんよ、きっと。
3. Posted by
white
2008年02月22日 22:51
聴きました。
期待を軽々と上回ってくれました!
期待を軽々と上回ってくれました!
4. Posted by kanazawa
2008年02月23日 16:54
ブログ観ました。ありがとうございました。
みち子ちゃんの新作、末長くおつきあいのほどを。m(_ _)m
みち子ちゃんの新作、末長くおつきあいのほどを。m(_ _)m


