2008年02月17日

■ SWEET SENSATION / STEPHANIE MILLS

a4e397fb.jpgあぁ、これもやっとCDになりましたか。実力とは裏腹に、日本ではすっかり地味な存在に甘んじているステファニー・ミルズの80年作。チャート的にはソウル・マーケットが拡大した80年代後半のヒットが目立つヒトだけれど、シーンに於ける注目度を考えたら、圧倒的にこの前後が彼女のピークだろう。それくらいの当時の彼女には勢いがあった。



このころ彼女の後ろ盾となっていたのが、ジェイムス・エムトゥーメイ&レジー・ルーカス。彼らもまだバリバリのファンクをやっていたころで、他にもサダーンとかスピナーズを手掛けて注目されていた。エムトゥーメイ『IN SEARCH OF THE RAINBOW』も同じ頃。2人が袂を分かち、<Juicy Fruit>がヒットしたり、レジーがマドンナをデビューさせたりするのも、まだまだ先のコトです。

ミュージカル出身だけあり、歌唱力は抜群のステファニー。デビューはバート・バカラックに見い出されたんだっけか。子供のように小さな人だけど、声はかなりデカくてビックリする。それに独特のちりめん系ショート・ヴィブラートの妙は、ハマると案外クセになるな。これがエムトゥーメイ(バンドの方ね)一派のダイナミックなアーバン・ファンク・サウンドに乗って、エネルギッシュにグイグイ迫ってくるのだからタマラない。特にタイトル曲の勇ましさったらナイっすね まさしくヴォーカル・ファン、ニューヨーク・ファンクのファン、どちらもごじゃれ!のキラー・チューン。いやいや、他にもイイ曲はいっぱいあるけれど。

でもこの流れを受け継いだのが、ジェイムスでもレジーでもなく(サンファイアというレジーのグレイト・ユニットはあったが…)、Dトレインと組む元参謀ヒュート・イーヴスというのが意外といやぁ意外なんだが…

そうそう、もうひとつ思い出した コレってその昔、カナザワが某社で監修していた“City Soul Legends”のリリース候補に挙げていた一枚でした。結局そこまで辿り着けず、早々に頓挫してしまいましたが…。もちろんテディ・ペンダーグラスとのデュエット<Two Hearts>を含む次作『STEPANIE』と一緒でしたよ。あの企画、どこへ消えちゃいましたかね? やっぱし仕掛けが早すぎたかぁ〜?









lightmellow at 23:50 │Comments(0)TrackBack(0)clip!Soul / R&B  | Reisssue

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