2008年02月29日
■ AT THE MOVIES / DAVE KOZ
出先からそのままJVCジャズ・フィスティヴァルを観に渋谷へ。文化村オーチャード・ホールって、すげぇー久し振りだわ。ゲイジュツっていうか、ちょっと高尚な匂いが漂っていて、ちょっぴり敷居が高いハコのひとつ。それでも好きなアーティストが出てれば、そそくさと出掛けるんですけど。ココで観た中では、マンハッタン・トランスファーや初来日のジノ・ヴァネリが記憶に残っている。オープニングはハーヴィー・メイスン・トリオ。ゲストでパット・マルティーノが参加し、パラフルなギターを聴かせる。ただしこの手の4ビート物はカナザワの守備範囲外なので、ハァ……って感じで約30分。
2番手はクルセイダーズ。しかもドラムはスティーヴ・ガッド。個人的は今日の目玉なのだが、米本国の状況を考えたら、やっぱりトリではないのだな。案の定、音が出た途端に愕然。出音が小さく、かなりショボい。ステージのセッティングも、大きな舞台の真ん中あたりにメンバーが集まってしまっていて、何だか小じんまりとしている。これも前座の悲哀ですかね。オマケに彼らのセット・リストも、ミディアムやスロウ系のナンバーが多く、今回はあまり華がない。クルセイダーズのライヴはもう何度も観ているから、本当はこんなハズじゃないのは分かっているのだが…。何か調子が悪いのか? それともコチラの期待がデカ過ぎたのか?? ガッドのソロもちょっと不完全燃焼気味。それでもウィルトン・フェルダーとニルス・ラングレンによる2管のアンサンブルは往年の姿を髣髴させたし、ローズとウーリッツァーで通したジョー・サンプルもメロウなプレイぶりで真価を発揮。特に<So Far Away>では、「今日はこの曲を録った時と同じピアノでプレイするよ」と注釈を加える念の入れようだった。レイ・パーカーJr.のギターをフィーチャーした<Put It Where You Want It>が出るころには、すっかりいつものペースを掴んでいた彼らだけど、うーん、前半のショボさは何だったのか? 明日の夜の部ではトリみたいだから、モチベーション下がってたのかね? やっぱりブルーノートでの単独ステージに行くべきだったかも…。
反対にトリのデイヴ・コズのステージは凄かった。米じゃスムース・ジャズ界の大スター、日本じゃまだまだマニアックな存在。しかし最近は頻繁にブルーノートに出演し、メキメキ支持者を増やしている。でもこのパフォーマンスを観れば、誰もが納得だろう。仮にオーディエンスが彼の曲を全然知らなくても、バッチリ120%楽しませてしまう。そんな素晴らしいエンターテイメント性豊かなパフォーマンスを展開するのだ。コズはもちろんバックのメンバーの動きも計算されていて、ステージを端から端まで大きく使って見せる魅せる。さらにコズは客席に下りて練り歩き、終いにゃひとリのお客を相手にブロウしてみせたり。MCでは日本語も織り交ぜるなど、オーディエンスの心を掴む術を熟知している。映画のテーマ曲を集めたこの最新アルバムからも、なんと<The Pink Panther>を披露。普通はこんなの、ベタ過ぎてライヴじゃ演らんだろっ
中盤にはスペシャル・ゲストのケリー・スウィートが登場。美しい声でデビュー・アルバムから2曲歌う。去年取材した時は、まだ少女っぽいあどけなさがあったけれど、彼女はずいぶん成長したねぇ。
…ってなワケで、レジェンダリーな顔ぶれながら、時々思い出したようにライヴ活動しているだけのクルセイダーズと、ワールドワイドにツアー展開している人気者デイヴ・コズの格差を見せつけられたような気分。終わってみれば、クルセイダーズ60分、デイヴ・コズ80分と、シッカリここでも差がついてた。コズのアンコールが終わったあとは、場内アチコチで珍しくスタンディング・オヴェイション。これを機に彼の人気が走り出すかも。もしそうなったら、彼をスムース・ジャズの器に閉じ込めておくべきではないでしょうな。
2番手はクルセイダーズ。しかもドラムはスティーヴ・ガッド。個人的は今日の目玉なのだが、米本国の状況を考えたら、やっぱりトリではないのだな。案の定、音が出た途端に愕然。出音が小さく、かなりショボい。ステージのセッティングも、大きな舞台の真ん中あたりにメンバーが集まってしまっていて、何だか小じんまりとしている。これも前座の悲哀ですかね。オマケに彼らのセット・リストも、ミディアムやスロウ系のナンバーが多く、今回はあまり華がない。クルセイダーズのライヴはもう何度も観ているから、本当はこんなハズじゃないのは分かっているのだが…。何か調子が悪いのか? それともコチラの期待がデカ過ぎたのか?? ガッドのソロもちょっと不完全燃焼気味。それでもウィルトン・フェルダーとニルス・ラングレンによる2管のアンサンブルは往年の姿を髣髴させたし、ローズとウーリッツァーで通したジョー・サンプルもメロウなプレイぶりで真価を発揮。特に<So Far Away>では、「今日はこの曲を録った時と同じピアノでプレイするよ」と注釈を加える念の入れようだった。レイ・パーカーJr.のギターをフィーチャーした<Put It Where You Want It>が出るころには、すっかりいつものペースを掴んでいた彼らだけど、うーん、前半のショボさは何だったのか? 明日の夜の部ではトリみたいだから、モチベーション下がってたのかね? やっぱりブルーノートでの単独ステージに行くべきだったかも…。
反対にトリのデイヴ・コズのステージは凄かった。米じゃスムース・ジャズ界の大スター、日本じゃまだまだマニアックな存在。しかし最近は頻繁にブルーノートに出演し、メキメキ支持者を増やしている。でもこのパフォーマンスを観れば、誰もが納得だろう。仮にオーディエンスが彼の曲を全然知らなくても、バッチリ120%楽しませてしまう。そんな素晴らしいエンターテイメント性豊かなパフォーマンスを展開するのだ。コズはもちろんバックのメンバーの動きも計算されていて、ステージを端から端まで大きく使って見せる魅せる。さらにコズは客席に下りて練り歩き、終いにゃひとリのお客を相手にブロウしてみせたり。MCでは日本語も織り交ぜるなど、オーディエンスの心を掴む術を熟知している。映画のテーマ曲を集めたこの最新アルバムからも、なんと<The Pink Panther>を披露。普通はこんなの、ベタ過ぎてライヴじゃ演らんだろっ

中盤にはスペシャル・ゲストのケリー・スウィートが登場。美しい声でデビュー・アルバムから2曲歌う。去年取材した時は、まだ少女っぽいあどけなさがあったけれど、彼女はずいぶん成長したねぇ。
…ってなワケで、レジェンダリーな顔ぶれながら、時々思い出したようにライヴ活動しているだけのクルセイダーズと、ワールドワイドにツアー展開している人気者デイヴ・コズの格差を見せつけられたような気分。終わってみれば、クルセイダーズ60分、デイヴ・コズ80分と、シッカリここでも差がついてた。コズのアンコールが終わったあとは、場内アチコチで珍しくスタンディング・オヴェイション。これを機に彼の人気が走り出すかも。もしそうなったら、彼をスムース・ジャズの器に閉じ込めておくべきではないでしょうな。
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この記事へのコメント
1. Posted by よしのり
2008年03月01日 18:58

ご存知かとは思いますが、週末にBSfujiで「Speak In Music」という音楽番組が放送されていますが、Kozさんの昨年のブルーノート東京での模様が放送されていました、ほんまにパワフルに動きまくっていたのが印象的でした。これからドンドン色んなミュージックシーンで活躍される人材なのでしょうね^^期待してます。


