2008年03月05日
■ SOUL SPEAK / MICHAEL McDONALD
日本ではほとんどニュースになっていないので、忘れないようにオンライン・ショップに予約しておいたマイケル・マクドナルドの新作『SOUL SPEAK』が、本日朝一番で到着。締切の間隙をぬうようかの如く速攻でCDトレイに乗せ、3度目のデートをしながら、即、コレを書いている。うーん、カナザワとしちゃあ、これってかなり珍しいかも…。近年は2枚の素晴らしいモータウン・カヴァー集を発表し、健在ぶりを示していたマイケル。最新作は05年末のクリスマス・アルバムだから約2年ぶりになるが、『SOUND STAGE』のDVDがあったり、ゲスト参加があったりで、あまりお久し振り感はない。しかも充実のカヴァー集のあとになるから、果たしてどう出てくるのか興味津々だった。
で、この新作。まず『SOUL SPEAK』というタイトルがイイやね。そして中身も、好評のモータウン集に続け!とばかりに、今度はソウル・カヴァー集を持って来た。あぁ、その手があったのかッ
CDをスピンさせてすぐに流れてくるのが、アリサ・フランクリン&ジョージ・マイケルで全米トップをさらった<I Knew You Were Waiting(愛のおとずれ)>。いかにも80年代的なポップ・チューンながら、アリサのゴスペル仕込みのシャウトが印象的な名曲だった。ここでのマイケルも、彼女に負けず劣らずの歌い込み方で熱い熱い。しかもこの曲、最近マイケルの良き相棒となっているサイモン・クライミー(クラプトンでもお馴染みですね)の作曲というコトで、実に見事なハマリ具合である。
更にテディ・ペンダーグラスの<Love T.K.O.>、ディオンヌ・ワーウィックの<Walk On By>、ヴァン・モリソン<Into The Mystic>、レナード・コーエン<Hallelujah>、ジャッキー・ウィルソン<Higher & Higher>、ボブ・マーリィ<Redemption Song>等などをカヴァー。スティーヴィー・ワンダーの<Living For The City>や<For Once In My Life>は、モータウン・カヴァー集の積み残しですかね? いわゆる「ソウル」じゃない人のチョイスもあるけれど、そこはジャンルの「ソウル」ではなく、文字通り「魂の語ら」ということで…。マイケル自身の書き下ろしを含む新曲だって3曲入っている。そして最後は、スタンダード<You Don't Know Me>を渋くジャジーに。最近じゃマイケル・ボルトンやマイケル・ブーブレが歌っていたが、同じマイケルでもマクドが一番好きな仕上がりだ。
バックの顔ぶれは『MOTOWN 2』とほぼ同じで、エイブ・ラボリエルJr.やヴィニー・カリウタ、ネイザン・イースト、マイケル・トンプソンらが脇を固める。特に目立ったゲストはいないけど、何曲かでギターを弾くドイル・ブラムホイール IIには注目したい。彼は最近のクラプトン・バンドで、御大と若き天才デレク・トラックスを向こうに廻してトリプル・ギターの一角を担ったサウスポーのギタリスト。元々はスティーヴ・レイ・ヴォーンの後継者的人物で、クラプトンには楽曲提供も行なっていた。サイモン・クライミー人脈といえばそれまでだが、この実務派プレイヤーの中ではサスガに目立つ。
もちろん、マイケルのスモーキー・ヴォイスは絶好調。やっぱりこういう曲を歌わせると、圧倒的に光っちゃうよね。<Walk On By>なんて手垢にまみれた曲でも、意表を突くアレンジで「ほほぅ」と唸らされる。こんなに名曲揃いじゃ、3曲のオリジナルは分が悪いよ。でも欲を言えば、そろそろガツン
と手応えのある書き下ろしアルバムも聴いてみたいなぁ。
ところで、現時点では国内盤のアナウンスがまったく聞こえて来ないのだけど、一体どーなってるんでしょ? ここの処、『MOTOWN 2』とかサウンドステージのDVDとか、続けてライナーを書かせてもらってたので、万が一国内盤が出ない!なんてことなったら忍びないんだけれど…。
で、この新作。まず『SOUL SPEAK』というタイトルがイイやね。そして中身も、好評のモータウン集に続け!とばかりに、今度はソウル・カヴァー集を持って来た。あぁ、その手があったのかッ
CDをスピンさせてすぐに流れてくるのが、アリサ・フランクリン&ジョージ・マイケルで全米トップをさらった<I Knew You Were Waiting(愛のおとずれ)>。いかにも80年代的なポップ・チューンながら、アリサのゴスペル仕込みのシャウトが印象的な名曲だった。ここでのマイケルも、彼女に負けず劣らずの歌い込み方で熱い熱い。しかもこの曲、最近マイケルの良き相棒となっているサイモン・クライミー(クラプトンでもお馴染みですね)の作曲というコトで、実に見事なハマリ具合である。
更にテディ・ペンダーグラスの<Love T.K.O.>、ディオンヌ・ワーウィックの<Walk On By>、ヴァン・モリソン<Into The Mystic>、レナード・コーエン<Hallelujah>、ジャッキー・ウィルソン<Higher & Higher>、ボブ・マーリィ<Redemption Song>等などをカヴァー。スティーヴィー・ワンダーの<Living For The City>や<For Once In My Life>は、モータウン・カヴァー集の積み残しですかね? いわゆる「ソウル」じゃない人のチョイスもあるけれど、そこはジャンルの「ソウル」ではなく、文字通り「魂の語ら」ということで…。マイケル自身の書き下ろしを含む新曲だって3曲入っている。そして最後は、スタンダード<You Don't Know Me>を渋くジャジーに。最近じゃマイケル・ボルトンやマイケル・ブーブレが歌っていたが、同じマイケルでもマクドが一番好きな仕上がりだ。
バックの顔ぶれは『MOTOWN 2』とほぼ同じで、エイブ・ラボリエルJr.やヴィニー・カリウタ、ネイザン・イースト、マイケル・トンプソンらが脇を固める。特に目立ったゲストはいないけど、何曲かでギターを弾くドイル・ブラムホイール IIには注目したい。彼は最近のクラプトン・バンドで、御大と若き天才デレク・トラックスを向こうに廻してトリプル・ギターの一角を担ったサウスポーのギタリスト。元々はスティーヴ・レイ・ヴォーンの後継者的人物で、クラプトンには楽曲提供も行なっていた。サイモン・クライミー人脈といえばそれまでだが、この実務派プレイヤーの中ではサスガに目立つ。
もちろん、マイケルのスモーキー・ヴォイスは絶好調。やっぱりこういう曲を歌わせると、圧倒的に光っちゃうよね。<Walk On By>なんて手垢にまみれた曲でも、意表を突くアレンジで「ほほぅ」と唸らされる。こんなに名曲揃いじゃ、3曲のオリジナルは分が悪いよ。でも欲を言えば、そろそろガツン
と手応えのある書き下ろしアルバムも聴いてみたいなぁ。ところで、現時点では国内盤のアナウンスがまったく聞こえて来ないのだけど、一体どーなってるんでしょ? ここの処、『MOTOWN 2』とかサウンドステージのDVDとか、続けてライナーを書かせてもらってたので、万が一国内盤が出ない!なんてことなったら忍びないんだけれど…。
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この記事へのコメント
1. Posted by イチロー
2008年03月05日 23:48
タワー、HMVに行きましたが、まだ店頭にはありませんでした。HMVに聞いたところ11日発売予定とのこと。でも、HMVでは店頭に置かず、注文販売だそうです。なんかさびしい・・・。MOTOWNレーベルは日本ではユニバーサル・ジャパンですよね。何をしているのだか・・・・。
2. Posted by
sugi
2008年03月06日 21:47
先日amazonで発売を知りました。
楽しみな内容ですね。早速ポチッとしなきゃ(カートに入れる音)
国内だと全然新譜のニュースがありませんね。残念です。
楽しみな内容ですね。早速ポチッとしなきゃ(カートに入れる音)
国内だと全然新譜のニュースがありませんね。残念です。
3. Posted by kanazawa
2008年03月09日 21:34
この辺りは、AOR系を積極的に進めるA&R氏がいるかどうかで、案外リリース状況が変わってきちゃうのかも、ですね。
数字が望めるアイテムだと、すぐに決まるんでしょうけど。大メジャーは贅沢です。…というより、ココまで手が回らないのかな?
数字が望めるアイテムだと、すぐに決まるんでしょうけど。大メジャーは贅沢です。…というより、ココまで手が回らないのかな?

