2008年03月23日
■ THIS KIND OF LOVE / CARLY SIMON
カーリー・サイモンのHear Music移籍第一弾『THIS KIND OF LOVE』のライナー書きに取り掛かった。こうしたウエスト・コースト路線まっしぐらのアイテムだと自分より適任の方がいると思ったが、彼女のアルバムなら8割がた押さえているし、かなり好きなアルバムだってある。特に前作に当たるオーガニックなポップ・カヴァー集『INTO WHITE』には魅せられていたので、“これも何かの縁”とばかりに快諾した。このところカヴァー集やスタンダード作品が続いていたので、カーリー自身が書いた楽曲を満載したアルバムとしては、何と8年ぶり。しかもブラジル音楽からのインフルエンスを昇華させているという前情報もあった。コ・プロデュース/作曲/アレンジには、なんとジミー・ウェッブの名も。
特に興味深いのは、これがよくあるがちなボサノヴァやソフト・サンバの楽曲集ではなく、もっと現在進行形のブラジル音楽にインスパイアされたものであること。資料を読むと、カーリーの口からはカエターノ・ヴェローゾやジョルジ・ベンらの名が出てくる。だからブラジル音楽=ボサノヴァ、サンバを思い浮かべがちな我々凡人は、最初はちょっと戸惑うだろうが、何度か聴き込むうちにシックリと。いやぁ、彼女がこんなにブラジリアン・ミュージック好きだったなんて、ちょっと意外だったな。でもこのトンがり具合が、往年のカーリーを見ているようで、ちょっと快感。ほら、ミック・ジャガーと絡んだり、ウーマン・リブの象徴になったり、あるいはノー・ブラのジャケが話題になったりしたでしょ。
あ、そうそう、ベン・テイラーやサリー・テイラーとの母子競演もアリ。“昼は淑女の如く、夜は娼婦のように”って言葉は、何だか彼女のためにあるみたいだな。
特に興味深いのは、これがよくあるがちなボサノヴァやソフト・サンバの楽曲集ではなく、もっと現在進行形のブラジル音楽にインスパイアされたものであること。資料を読むと、カーリーの口からはカエターノ・ヴェローゾやジョルジ・ベンらの名が出てくる。だからブラジル音楽=ボサノヴァ、サンバを思い浮かべがちな我々凡人は、最初はちょっと戸惑うだろうが、何度か聴き込むうちにシックリと。いやぁ、彼女がこんなにブラジリアン・ミュージック好きだったなんて、ちょっと意外だったな。でもこのトンがり具合が、往年のカーリーを見ているようで、ちょっと快感。ほら、ミック・ジャガーと絡んだり、ウーマン・リブの象徴になったり、あるいはノー・ブラのジャケが話題になったりしたでしょ。
あ、そうそう、ベン・テイラーやサリー・テイラーとの母子競演もアリ。“昼は淑女の如く、夜は娼婦のように”って言葉は、何だか彼女のためにあるみたいだな。


