2008年04月08日
■ GWEN GUTHRIE
今日は一日中、車で飛び回っていた。午前中は母親を掛かり付けの病院に連れて行き、午後は都内に車を飛ばして打ち合わせ2本と、STAR digio【Light Mellow Radio Edit】の収録をこなす。今回の特集は、春っぽい曲のセレクション。この手の特集をやると、いつもアコースティック系のモノになるのだけれど、今回はビル・チャンプリン<Take It Uptown>でスタート、ノリの良さで1時間攻めてみました。で、その行き帰りのBGMが、これ。敢えて不運のR&Bシンガーと言ってしまおう、グウェン・ガスリーのファースト・ソロ・アルバムがようやく初CD化されたのだ。ほとんどの曲はベスト盤のCDなどで聴くことができたが、このアルバムはトータルで聴いてこそ本当の価値がある、カナザワはそう考えているので、かなり喜ばしいことなのだ。
グウェンは元々ニューヨークのセッション・シーンで頭角を現したシンガー。クインシー・ジョーンズの元ではパティ・オースティンよりも早く実力を見込まれ、78年作『STUFF LIKE THAT』で既にルーサー・ヴァンドロスとデュエットしていた。ところが、何故かソロ・デビューの機会には恵まれず、後陣を張るハメに。しかもアイランド・レーベルからスライ&ロビーのプロデュースで登場した時には、頭の中を??マークが駆け巡ったモノである。何せ彼らは、当時はレゲエ・シーンのトップ・クリエイターだったのだから。
それがこのアルバム。確かに普通のブラコン・スタイルと比較したら、まったくの異色の内容である。かといってレゲエかといえば、正真正銘のレゲエと呼べそうなのは、ボブ・マーリィーのカヴァー<Is This Love?>くらい。他はテンション漲るレゲエ風味のソウル・チューンが目白押しで、個性的なポリリズムとキュートなグウェンの歌声が見事にシンクロしている。しかもアナログA面、CD1〜4曲目は、完全にノン・ストップで次々と畳み掛けてくるのである。これほど斬新なアイディアに満ちたソウル・アルバムは、他にどれだけあるだろうか。印象的なkyd群は、後にレヴェル42に関わったりするウォリー・バドロウのプレイ。彼のソロ作はマッシヴ・アタックのサンプリング・ソースとして有名である。またボーナス曲として、あのラリー・レヴァン・リミックスによるガラージ・クラシックス<It Should Have Been You>の12インチ・ヴァージョンも収録してある。
グウェンはもう1枚スライ&ロビーでアルバムを作ったあと、デオダートと組んだり、R&Bチャートを制覇する<Ain't Nothin' Goin' On But The Rent>(86年)を出したりしたが、どうも単発に終わってしまって、あまりメジャーになれなかった気がする。少なくてもカナザワにとっては、このアルバムを初めて聴いた時の衝撃に勝る活躍はできなかった。でも99年没は、如何せん、ちょっと早すぎたよ
ちなみにオリジナル・ジャケットは、ドレッド・ヘアーのグウェンが踊っているボトム・アップの真っ赤なものでした(バック・インレーにあしらわれている)


グウェンは元々ニューヨークのセッション・シーンで頭角を現したシンガー。クインシー・ジョーンズの元ではパティ・オースティンよりも早く実力を見込まれ、78年作『STUFF LIKE THAT』で既にルーサー・ヴァンドロスとデュエットしていた。ところが、何故かソロ・デビューの機会には恵まれず、後陣を張るハメに。しかもアイランド・レーベルからスライ&ロビーのプロデュースで登場した時には、頭の中を??マークが駆け巡ったモノである。何せ彼らは、当時はレゲエ・シーンのトップ・クリエイターだったのだから。
それがこのアルバム。確かに普通のブラコン・スタイルと比較したら、まったくの異色の内容である。かといってレゲエかといえば、正真正銘のレゲエと呼べそうなのは、ボブ・マーリィーのカヴァー<Is This Love?>くらい。他はテンション漲るレゲエ風味のソウル・チューンが目白押しで、個性的なポリリズムとキュートなグウェンの歌声が見事にシンクロしている。しかもアナログA面、CD1〜4曲目は、完全にノン・ストップで次々と畳み掛けてくるのである。これほど斬新なアイディアに満ちたソウル・アルバムは、他にどれだけあるだろうか。印象的なkyd群は、後にレヴェル42に関わったりするウォリー・バドロウのプレイ。彼のソロ作はマッシヴ・アタックのサンプリング・ソースとして有名である。またボーナス曲として、あのラリー・レヴァン・リミックスによるガラージ・クラシックス<It Should Have Been You>の12インチ・ヴァージョンも収録してある。
グウェンはもう1枚スライ&ロビーでアルバムを作ったあと、デオダートと組んだり、R&Bチャートを制覇する<Ain't Nothin' Goin' On But The Rent>(86年)を出したりしたが、どうも単発に終わってしまって、あまりメジャーになれなかった気がする。少なくてもカナザワにとっては、このアルバムを初めて聴いた時の衝撃に勝る活躍はできなかった。でも99年没は、如何せん、ちょっと早すぎたよ

ちなみにオリジナル・ジャケットは、ドレッド・ヘアーのグウェンが踊っているボトム・アップの真っ赤なものでした(バック・インレーにあしらわれている)

トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by
k1ono
2008年04月15日 04:52
へ?この人亡くなってたんですか?
それすらしらなんだ・・・
86年の『GOOD TO GO LOVER』収録の「遥かなる影」のカヴァーも秀逸でしたが、個人的には彼女の書き下ろした<YOU TOUCHED MY LIFE>というバラードがめちゃめちゃツボで気にいってましたが、この曲未だCDで聴くことは出来ないのでしょうか・・・(泣
それすらしらなんだ・・・
86年の『GOOD TO GO LOVER』収録の「遥かなる影」のカヴァーも秀逸でしたが、個人的には彼女の書き下ろした<YOU TOUCHED MY LIFE>というバラードがめちゃめちゃツボで気にいってましたが、この曲未だCDで聴くことは出来ないのでしょうか・・・(泣
2. Posted by kanazawa
2008年04月17日 11:02
それって未CD化だっけか??
今は激レアだろうけど、リアルタイムでCDあったんじゃない??
もっともカナザワも手持ちはアナログですが。
今は激レアだろうけど、リアルタイムでCDあったんじゃない??
もっともカナザワも手持ちはアナログですが。
3. Posted by
k1ono
2008年04月17日 21:38
>それって未CD化だっけか??
ああ、確かに年代的に微妙ですねぇ。
歳をとって記憶が不鮮明になってきたので、そう言われてしまうと自分でアナログ持っていたのか、それともレンタルCDを借りたことがあったのかも自信が無いです(w
どっちにしろ、マイナーなので再発とか厳しいですかね。
ああ、確かに年代的に微妙ですねぇ。
歳をとって記憶が不鮮明になってきたので、そう言われてしまうと自分でアナログ持っていたのか、それともレンタルCDを借りたことがあったのかも自信が無いです(w
どっちにしろ、マイナーなので再発とか厳しいですかね。


