2008年04月09日
■ DAWN NEAR RIGHTEOUS / BILL MEDLEY
先日、フランキー・ヴァリの新作をアップしたが、この人も去年、久し振りに新作を出していた。ライチャス・ブラザーズの片割れ、ビル・メドレー。ソロではジェニファー・ウォーンズとのデュエットで87年に全米No.1ヒットになった<The Time Of My Life>のイメージが鮮明だけれど、ソロでのフル・アルバムは97年以来となる。往年のポップス・ファンにはいろいろ馴染み深いビル・メドレーだけれど、AOR側から見ると、ちょいと微妙な存在。ブルー・アイド・ソウルの偉大なシンガーには違いないが、その声はアクが強いし、作品はMOR的で今イチ洗練度が足りないのだな。でもリンダ・ロンシュタット&アーロン・ネヴィルで有名な<Don't Know Much>は、元々彼が81年作『SWEET THUNDER』で発表したもの。知識欲旺盛なAORファンは決して無視できないシンガーなのである。
そのメドレーの新作。プロデュース/アレンジは作曲家として名を馳せるスティーヴ・ドーフ。ほら、それだけで反応してる人、いるでしょ?
しかもビル・ラバウンティの書き下ろし(多分)が4曲。マーク・ジョーダンが1曲。その他いかにもメドレーらしいカヴァーもたくさんあって、ミーターズ<Trick Bag>、レイ・チャールズ<Lonely Avenue>、ボブ・ディラン<Just Like A Woman>をピックアップ。ビーチ・ボーイズ<In My Room>では、なんとブライアン・ウィルソンとフィル・エヴァリー(エヴァリー・ブラザーズ)がハーモニーをつけるという豪華布陣。バックにもリチャード・ペイジ、ジョー・シャーメイ、ジョン・ロビンソン、ヴィニー・カリウタ、ディーン・パークス…といった手練が多数参加している。エンディングを飾る<Califortnia Goodbye>は、03年に亡くなったもう一人のライチャス:ボビー・ハットフィールドに捧げたもの。くっついたり別れたりを繰り返した2人だけれど、やはりメドレーの喪失感が大きいのだろう。特に映画『ゴースト』(90年)でのリヴァイヴァル以降は、なかなか積極的な活動を展開していたようだから…。
枯れたと言やぁ、確かに枯れたかも知れぬ。AORというより、最近のポップ・カントリーに多い王道のバラード路線。それでもやはりメドレーの声は底抜けに味わい深いし、ファンキーな曲では気合いの入ったソウル・ヴォイスを披露する。そしてブライアンやフィル・エヴァリーの聖歌隊のようなハーモニーを従えた<In My Room>は、まるでクリスマス・ソングのような美しさ。
インディー発とはいえ今時にしては販路が狭く、余り出回っていないようだけれど、これは間違いなく彼のソロでの代表作たりえるだろう。とりわけ後半のバラード群、ピアノとストリングスだけで聴かせる辺りは、かなり感動的だ。
そのメドレーの新作。プロデュース/アレンジは作曲家として名を馳せるスティーヴ・ドーフ。ほら、それだけで反応してる人、いるでしょ?
しかもビル・ラバウンティの書き下ろし(多分)が4曲。マーク・ジョーダンが1曲。その他いかにもメドレーらしいカヴァーもたくさんあって、ミーターズ<Trick Bag>、レイ・チャールズ<Lonely Avenue>、ボブ・ディラン<Just Like A Woman>をピックアップ。ビーチ・ボーイズ<In My Room>では、なんとブライアン・ウィルソンとフィル・エヴァリー(エヴァリー・ブラザーズ)がハーモニーをつけるという豪華布陣。バックにもリチャード・ペイジ、ジョー・シャーメイ、ジョン・ロビンソン、ヴィニー・カリウタ、ディーン・パークス…といった手練が多数参加している。エンディングを飾る<Califortnia Goodbye>は、03年に亡くなったもう一人のライチャス:ボビー・ハットフィールドに捧げたもの。くっついたり別れたりを繰り返した2人だけれど、やはりメドレーの喪失感が大きいのだろう。特に映画『ゴースト』(90年)でのリヴァイヴァル以降は、なかなか積極的な活動を展開していたようだから…。枯れたと言やぁ、確かに枯れたかも知れぬ。AORというより、最近のポップ・カントリーに多い王道のバラード路線。それでもやはりメドレーの声は底抜けに味わい深いし、ファンキーな曲では気合いの入ったソウル・ヴォイスを披露する。そしてブライアンやフィル・エヴァリーの聖歌隊のようなハーモニーを従えた<In My Room>は、まるでクリスマス・ソングのような美しさ。
インディー発とはいえ今時にしては販路が狭く、余り出回っていないようだけれど、これは間違いなく彼のソロでの代表作たりえるだろう。とりわけ後半のバラード群、ピアノとストリングスだけで聴かせる辺りは、かなり感動的だ。
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by hiro
2008年04月15日 23:41
2. Posted by kanazawa
2008年04月17日 11:04
ムフフ、いらっしゃ〜いッ
ベテランが元気なのはイイことです。
最近の若手も売れ筋に迎合せず、長く生き残ることもちゃんと考えて欲しいモノです。

ベテランが元気なのはイイことです。
最近の若手も売れ筋に迎合せず、長く生き残ることもちゃんと考えて欲しいモノです。
3. Posted by じょん
2008年04月17日 20:56
バックコーラスではthe watersの名前がありましたね!昨日から何度も聴いています。良いですね〜。で、よくみたらDVDが入ってますね。観ればいいんだが何せあれやこれやと未開封のDVDが貯まる貯まる、何かしながら見るというのは申し訳ないと思うと盆暮れ正月くらいにならないと申し訳なくて。何が入ってるんでしょうか。
4. Posted by kanazawa
2008年04月19日 08:10
すみません…
ワタクシもDVDはまだ観ておりませんです…
ワタクシもDVDはまだ観ておりませんです…



