2008年04月26日
■ YOU'LL NEVER KNOW / RODNEY FRANKLIN
シャカタクのライナー書き、続行中。バンド・プロフィールやヒストリー的な部分は基本的に全作共通原稿にしたが(一部手を加えている)、それでも10枚+ベスト1枚は書きでがある。でもこれだけドップリ浸かると、彼らの意外な器用さと嗅覚の鋭さをヒシヒシと感じたりして。ワン・パターンのイメージがあるけど、それは2日前に書いたように彼らの問題じゃなく、ファンが保守的だったからなのだ。そもそもシャカタクのメンバーのうち、ロジャー・オデル(ds)はカンタベリー人脈にも近いブリティッシュ・ジャズ・ロック・シーン出身の人。70年代初頭に CMUというバンドで2枚アルバムを出している。その後2つのバンドを掛け持ちし、それが合体する形でシャカタクが結成された。しかもその両方に、かのトレヴァー・ホーンが関わっていたというから興味深い。ちなみにヴォーカルのジル・セイワードもこの頃から一緒に活動していたとか。彼女は既に16歳でフュージョン・オーケストラという何でもアリのクロスオーヴァー系ハード・ロック・バンド(?)に加入し、彼らの唯一のアルバム(19〜20歳ころ)でパワフルなヴォーカルを聴かせ、鍵盤を弾き、フルートを吹くという天才ぶりを発揮していた。そのあともガールズ・ポップ・バンドに加入したり、スタジオ・ミュージシャンとして働いたり、実はスゴイ女性なのだ。
で、シャカタクは80年にスタートし、その年のうちにシングル・デビューするが、最初からほぼ<Night Birds>の基本スタイルが出来上がっていたから驚く。それだけビル・シャープのヴィジョンがシッカリしていたということだろう。けれど他にもレヴェル42やらモッリシー=マレン、フリーズ、インコグニートなどが出て来てる中で、彼らのキャラの立ち方、メロディ使いの巧さは特筆モノ。そこでふと気づいたのが、このロドニー・フランクリンの<The Groove>だ。この曲はちょうどシャカタク登場の年に、UKチャートでトップ10の大ヒットを記録している。そこでカナザワは、思わず想像を逞しくしてしまうワケである。
もしかして、シャカタクがバンドの方向性を定める際に、この<The Groove>が参考にされたんじゃないか、などと。元々ビル・シャープのピアノには、ジョー・サンプルやボブ・ジェイムスあたりのインフルエンスが覗くが、この曲に関してはスタイルが初期シャカタクにそっくり。プロデュースがエルトン・ジョンのストリングス・アレンジで有名なポール・バックマスターなので、ハナからそこはかとなくイギリスっぽさが漂うアルバムではあるのだが、どちらが影響されたとか与えたではなく、こういう音がハヤる状況が当時の英国にあったというコトなのだ。
でもコレ、アナログ盤は何年も聴いてないので、タイミングでCD化されてなきゃ、そのまま気づかんでしたわ…


で、シャカタクは80年にスタートし、その年のうちにシングル・デビューするが、最初からほぼ<Night Birds>の基本スタイルが出来上がっていたから驚く。それだけビル・シャープのヴィジョンがシッカリしていたということだろう。けれど他にもレヴェル42やらモッリシー=マレン、フリーズ、インコグニートなどが出て来てる中で、彼らのキャラの立ち方、メロディ使いの巧さは特筆モノ。そこでふと気づいたのが、このロドニー・フランクリンの<The Groove>だ。この曲はちょうどシャカタク登場の年に、UKチャートでトップ10の大ヒットを記録している。そこでカナザワは、思わず想像を逞しくしてしまうワケである。
もしかして、シャカタクがバンドの方向性を定める際に、この<The Groove>が参考にされたんじゃないか、などと。元々ビル・シャープのピアノには、ジョー・サンプルやボブ・ジェイムスあたりのインフルエンスが覗くが、この曲に関してはスタイルが初期シャカタクにそっくり。プロデュースがエルトン・ジョンのストリングス・アレンジで有名なポール・バックマスターなので、ハナからそこはかとなくイギリスっぽさが漂うアルバムではあるのだが、どちらが影響されたとか与えたではなく、こういう音がハヤる状況が当時の英国にあったというコトなのだ。
でもコレ、アナログ盤は何年も聴いてないので、タイミングでCD化されてなきゃ、そのまま気づかんでしたわ…


トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by hiro
2008年05月03日 23:11
2. Posted by kanazawa
2008年05月04日 17:03
82年の『Learning To Love』も良かったですねぇ。『Diamond Inside Of You』はドアタマの曲がメチャ好きでした。
あの辺も聴き直してみたいです。
あの辺も聴き直してみたいです。
3. Posted by 不死鳥
2008年05月25日 06:44
>82年の『Learning To Love』も良かったですねぇ。『Diamond Inside
>Of You』はドアタマの曲がメチャ好きでした。
>あの辺も聴き直してみたいです
>
同感です。この人はJAZZ/FUSION畑だけで無く、何気にBCM系の佳作を作っていますネ。
私は、A-2.の『That's The Way I Feel 'Bout Your Love』が好きで盤が擦り切れる程聴きました。また、この作品にはCCMのHoward SmithがVo.で参加している事でCCMファンには知られていますな。
これもCD化されないかなぁ〜。
>Of You』はドアタマの曲がメチャ好きでした。
>あの辺も聴き直してみたいです
>
同感です。この人はJAZZ/FUSION畑だけで無く、何気にBCM系の佳作を作っていますネ。
私は、A-2.の『That's The Way I Feel 'Bout Your Love』が好きで盤が擦り切れる程聴きました。また、この作品にはCCMのHoward SmithがVo.で参加している事でCCMファンには知られていますな。
これもCD化されないかなぁ〜。
4. Posted by kanazawa
2008年05月26日 10:05
最近出たベースのSekou Bunchのアルバムで、ロドニー君が久々に参加してました。
ま、スムース・ジャズなんですが、そこそこ悪くはないかな、と。
ま、スムース・ジャズなんですが、そこそこ悪くはないかな、と。


