2008年04月27日

■ THEN CAME YOU / DIONNE WARWICKE

c8efe047.jpgシャカタクのライナーを片付け、そのままワーナー創立50周年記念シリーズの一環として出るディオンヌ・ワーウィックを執筆中。…って、本当の締め切りは昨日だったんですけど…



ワーナー時代のディオンヌは、バート・バカラック=ハル・デヴィッドとの蜜月を送ったセプター時代、プロデューサーやデュエット相手などコラボレイトの妙と話題性で大御所ぶりを発揮するアリスタ時代に挟まれ、あまりパッとしなかった印象がある。事実セールスも不振だった。でもその一方で、スピナーズとタッグを組んだ<Then Came You>が初の全米ナンバー・ワンに輝くという成果もあった。

移籍第一作はバカラック=ハルとの名コンビで作ったが、これが当たらず、バカラックとハルの名コンビもチームを解消。続いてモータウン黄金期を築いたラモント・ドジャー=ブライアン・ホランドと組むも、ちょっと凝り過ぎたのか、またしても寂しい成績に終わる。弱りメに祟りメ。WarwickをWarwickeにしたのがマズかったのかね? ところがツアー共演をキッカケにスピナーズと作ったシングル<Then Came You>が大当たり。いま冷静に考えれば、きっとトム・ベルが創り出すフィリー・サウンドの勢いに自然な形で乗じられたのが良かったのだろう。

で、そのヒットを受けて作られたのが本作。ディオンヌは本来ならトム・ベルに任せたかったのだろうが、彼は超売れっ子ゆえスケジュールが合わなかったらしく、代わりにジェリー・ラガヴォイがプロデュースに当たっている。でもラガヴォイは、白人ながらソウル/R&B系を得意とする人。さすがに<Then Came You>を超える楽曲はないけれど、密度の濃いサウンドとディオンヌの従来路線を巧みにミックスさせたディレクションで、なかなかの好盤となった。待望のトム・ベル制作『TRACK OF THE CAT』が更に良い出来とはいえ、<Then Came You>効果か、今も『THEN CAME YOU』が彼女のワーナー代表作として扱われる機会が多い。クラブ方面で話題になった<Move Me No Mountain>はラヴ・アンリミテッド・オーケストラのリメイクで、その後チャカ・カーンやソウルIIソウルが歌っている。でもこのちょっとコワいイラストは、何とかならんかったのかしらね?

…といったところで、ひとつご報告をば。

カナザワ、実は初めて“音楽ライター”としてTV出演を果たしました。しかもキー局TBSの、土曜深夜にオンエアされている『エンプラ』という情報番組。内容は、先日 コチラでも紹介したシティ・ポップス系のイベント【TOKYO SOUND CONNECTION】の紹介。見どころと出演アーティストをワン・ポイントづつコメントしました。無事終わったので、安心して書きます(苦笑) 相方は「もっと身体を絞らないとダメだワ…」なんてほざいてましたが




lightmellow at 23:50 │Comments(0)TrackBack(0)clip!Soul / R&B  | Reisssue

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