2008年05月08日
■ ROCKIN' YOU ETERNALLY / LEON WARE
本日は午前中から所用を2件片付けたあと、車を飛ばして都内スタジオへ行き、STAR digioのレギュラー・プログラム【MUSIC FILE-Light Mellow Radio Edit】の収録に臨んだ。でも何故か今日は集中力が上がらずで、冒頭はカミカミ。どうなることやらと思ったが、そのあとは何とかペースを取り戻し、無事に終了と相成った。一応のスクリプトはあるのだが、楽曲紹介はいつもアドリブなので、もうちいっと収録前に整理しとかないとアカンなぁ 
で、今日の特集は、題して『AORとブラジル音楽の蜜月』。このところスティーヴン・ビショップやカーリー・サイモンなど、何故かそちら方面の影響を感じさせる新作が多い気がしたので、ふと思い立った次第。特にカーリーのは、いわゆるボッサだけでなく、カエターノ・ヴェローゾあたりの新しいブラジリアン・シンガー・ソングライターからの影響をハッキリと示していて。日本にいるとブラジルにはボサノヴァとサンバしかないように感じてしまうが、実際は日本と同じように現在進行形のポップだってたくさんある。だからこの日も、マイケル・フランクスやケニー・ランキンあたりの定番アーティストに加えて、マット・ビアンコなども一緒くたに。そんな時に意外と見落としがちなのが、このリオン・ウェアである。
基本的にはマーヴィン・ゲイとの絡みで有名なR&B畑の人で、“メロウ大王”なんて異名を取るのはご存知の通り。かなり熱烈なファンを抱えるサウンド・クリエイターでもあり、クインシー・ジョーンズやメリサ・マンチェスター、スティーヴィー・ワンダーの元夫人シリータなどとは、かなり深く関わった。そんな彼が70年代終盤から80年代初頭にかけて断続的にコラボレイトを重ねたのが、かのマルコス・ヴァーリであった。
このアルバムもそんな中の一枚。リオンのソロ作としては、他と比べて若干印象の薄い作品ではあるが、ヴァーリは全8曲中3曲でリオンと一緒にペンを取り、そこはかとないサウダージ・テイストでゆるやかにサウンドを包んでいる。しかも、タイトル曲こそ2人だけの共作なのだが、グルーヴィーな<Baby Don't Stop Me>はシカゴのピーター・セテラやロウディ・ヂ・オリヴェイラを含めた4人、メロウなミディアム<Got Too Be Loved>はミニー・リパートンの元夫リチャード・ルドルフとの3人で曲を書いている。逆にシカゴの面々とリオンはマルコスのアルバムに参加したりして、かなり突っ込んだ付き合いがあったようだ。
こうした傾向が見事に結実するのが、次作『LEON WARE(夜の恋人たち)』。そこではマルコスやオリヴェイラとの共作に加え、アイアート&フローラ・プリムをゲストに迎えた<Somewhere>なんて曲が入っていた。マンハッタン・トランスファーのジャニス・シーゲルとのデュエットで、クラブ・アンセムとしてお馴染み<Why I Came To California>にしても、100%カリフォルニア・サウンドではなく、どこか涼やかなブリーズが吹いている。これがコテコテ・エロエロのアーバン・ソウルだった『MUSICAL MASSAGE』時代のリオンとは微妙に違うところ。どちらがイイかはお好み次第だが、ブラジル勢の影響は確実にリオンの中に息づいたと思う。そしてそれが次第に彼のメロウ度を際立たせることになるのだ。
ちなみに現時点での最新作『A KISS IN THE SAND』は、リオン自身の意向もあってか、結局自主制作盤のみの流通に止まった。しかしココへ来ていろいろ動きがあったようで、リオンはナンと新生スタックスと契約。間もなくニュー・アルバムが出るらしい。これはかなり期待できそう。今からメッチャ楽しみです
基本的にはマーヴィン・ゲイとの絡みで有名なR&B畑の人で、“メロウ大王”なんて異名を取るのはご存知の通り。かなり熱烈なファンを抱えるサウンド・クリエイターでもあり、クインシー・ジョーンズやメリサ・マンチェスター、スティーヴィー・ワンダーの元夫人シリータなどとは、かなり深く関わった。そんな彼が70年代終盤から80年代初頭にかけて断続的にコラボレイトを重ねたのが、かのマルコス・ヴァーリであった。
このアルバムもそんな中の一枚。リオンのソロ作としては、他と比べて若干印象の薄い作品ではあるが、ヴァーリは全8曲中3曲でリオンと一緒にペンを取り、そこはかとないサウダージ・テイストでゆるやかにサウンドを包んでいる。しかも、タイトル曲こそ2人だけの共作なのだが、グルーヴィーな<Baby Don't Stop Me>はシカゴのピーター・セテラやロウディ・ヂ・オリヴェイラを含めた4人、メロウなミディアム<Got Too Be Loved>はミニー・リパートンの元夫リチャード・ルドルフとの3人で曲を書いている。逆にシカゴの面々とリオンはマルコスのアルバムに参加したりして、かなり突っ込んだ付き合いがあったようだ。
こうした傾向が見事に結実するのが、次作『LEON WARE(夜の恋人たち)』。そこではマルコスやオリヴェイラとの共作に加え、アイアート&フローラ・プリムをゲストに迎えた<Somewhere>なんて曲が入っていた。マンハッタン・トランスファーのジャニス・シーゲルとのデュエットで、クラブ・アンセムとしてお馴染み<Why I Came To California>にしても、100%カリフォルニア・サウンドではなく、どこか涼やかなブリーズが吹いている。これがコテコテ・エロエロのアーバン・ソウルだった『MUSICAL MASSAGE』時代のリオンとは微妙に違うところ。どちらがイイかはお好み次第だが、ブラジル勢の影響は確実にリオンの中に息づいたと思う。そしてそれが次第に彼のメロウ度を際立たせることになるのだ。
ちなみに現時点での最新作『A KISS IN THE SAND』は、リオン自身の意向もあってか、結局自主制作盤のみの流通に止まった。しかしココへ来ていろいろ動きがあったようで、リオンはナンと新生スタックスと契約。間もなくニュー・アルバムが出るらしい。これはかなり期待できそう。今からメッチャ楽しみです

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この記事へのコメント
1. Posted by じょん
2008年05月09日 12:06
彼のアルバムは夜の恋人たち、リオンウェア、それと、少々持ってますが・・アマゾンの貼り付けていただいているのと、クリスマスにぴったりの・・度忘れ・・<(_ _)>なかなか彼の変遷を知ることが出来るサイト等を知らないのでリリースの順番を知ることが出来て嬉しいです。最新がでるんですね。楽しみです。
2. Posted by ヘイゼル
2008年05月10日 01:15
へぇー、新作はスタックスから出るんですか!新生スタックスはナカナカなラインナップに成ってきましたね。思えば「ワッツタックス」を渋谷で観たのが懐かしいです。何故か別撮りのエモーションズが記憶に残ってます。
3. Posted by kanazawa
2008年05月10日 16:10
あれ? 『夜の恋人たち』にディスコグラフィー載ってませんでしたっけ?? 記憶違いか?
4. Posted by じょん
2008年05月10日 21:18
すんません、ライナー無くしました<(_ _)>。
でも彼の足跡を文章にしたものって少ないですよね。某コレとかで特集無いかな〜
でも彼の足跡を文章にしたものって少ないですよね。某コレとかで特集無いかな〜
5. Posted by kanazawa
2008年05月13日 09:32
某コレって、レココレっすか!?
だったら一回、マーヴィンの特集の時に第2特集扱いでやってますよ。10ページ以上使って。
03年10月号です。バックナンバー探してみて下さい。
だったら一回、マーヴィンの特集の時に第2特集扱いでやってますよ。10ページ以上使って。
03年10月号です。バックナンバー探してみて下さい。


