2008年05月12日
■ 8 FOR 80'S / WEBSTER LEWIS
実力派キーボード奏者ウェブスター・ルイスのColumbia期の4作品が、英Expansionで一気CD化。ちょいと紹介のタイミングが遅くなったが、某音楽誌の輸入盤レビューで取り上げることになったので、ついでにココにも(掲載アルバムは違います)。日本では05年10月にこのアルバムのみ真っ先にCD化(しかも紙ジャケ)されたが、そこはさすがに定評あるExpansion、突っ込み方というか、愛情の詰め込み方が違うようで…。だってExpansion盤は、各アルバムに未発表やミックス違いなどのボーナス曲つき。しかし片や日本盤は、次作『LET ME BE THE ONE』から3曲を引っこ抜いただけで、この人の再発はコレ一枚で終わり!という腹が透けて見えちゃう。まぁ、このシリーズの監修氏の嗜好からして仕方のないところではあるが、ココはむしろ逆転ホームランを放ったExpansionに拍手!ということで。でもExpansion盤の『8 FOR 80'S』のみ、ボーナスなしのストレート・リイシューというのは、まさか日本に遠慮したとか??
どうも日本ではマイケル・ワイコフ絡みで語られる機会が多いようだが、カナザワ的にはやはりハービー・ハンコック、ジョージ・デュークあたりの後陣を張ったマルチ・サウンド・クリエイター系キーボード奏者という認識。歌モノとインストのバランスは拮抗しているものの。70年代初頭はドス黒いノリのスピリチュアル・ジャズをやっていて、北欧で録られた当時の激レア・ライヴも少し前に銀盤化されている。これはその筋では大評判らしいが、カナザワは試聴だけでヤケドしそうになったので、早々に退散させていただきました
しかし、その数年後からスタートしたColumbia4作は、どれもこれもなかなかに魅力的が楽曲が入っていて。傾向としては、76年作『ON THE TOWN』がメロウ系クロスオーヴァー・ディスコ・サウンドで、大活躍のストリングスのみフィリー録音(他はN.Y.)。そこから78年作『TOUCH MY LOVE』、79年の本作、そして81年の『LET ME BE THE ONE』と、徐々にコンテンポラリー度を高めていく。特に知名度を上げるのは、78年にハンコックのツアー・メンバーに起用されてから。ちょうどヴォコーダー使いで話題になった『SUNLIGHT』のツアーにあたり、彼はハンコックのもう2本の腕となったワケである。この時期、東海岸出身のルイスが拠点を西海岸に置いたのも、こうしたハンコック人脈との繋がりからだろう。クレジットにはないが、ハンコックは『TOUCH MY LOVE』からルイスのソロ作に参加しており、この『8 FOR 80'S』では共同プロデュースまで務めている。やはりハンコック抜きにこの時代のルイスを語ることは、片手落ちに等しいのだ。
うーん、改めて聴き直しているが、ソウルフルな歌えるシンガーを起用してアルバムを作ったからと言って、やっぱりこのヒトをソウルに入れるのは無理があるなぁ。そう、同じように優れたシンガーを続々登用したクインシーだって、決してソウルとは呼ばれないのだから。聴いてる分にはジャンルなんて関係ないけど、CDを売るフロアは変ってくるわけで、まぁ、ある種の必要悪なんだな。
ちなみに『TOUCH MY LOVE』のボートラ<Japanese Umbrella>って、どこかで聴いたことありません??
どうも日本ではマイケル・ワイコフ絡みで語られる機会が多いようだが、カナザワ的にはやはりハービー・ハンコック、ジョージ・デュークあたりの後陣を張ったマルチ・サウンド・クリエイター系キーボード奏者という認識。歌モノとインストのバランスは拮抗しているものの。70年代初頭はドス黒いノリのスピリチュアル・ジャズをやっていて、北欧で録られた当時の激レア・ライヴも少し前に銀盤化されている。これはその筋では大評判らしいが、カナザワは試聴だけでヤケドしそうになったので、早々に退散させていただきました

しかし、その数年後からスタートしたColumbia4作は、どれもこれもなかなかに魅力的が楽曲が入っていて。傾向としては、76年作『ON THE TOWN』がメロウ系クロスオーヴァー・ディスコ・サウンドで、大活躍のストリングスのみフィリー録音(他はN.Y.)。そこから78年作『TOUCH MY LOVE』、79年の本作、そして81年の『LET ME BE THE ONE』と、徐々にコンテンポラリー度を高めていく。特に知名度を上げるのは、78年にハンコックのツアー・メンバーに起用されてから。ちょうどヴォコーダー使いで話題になった『SUNLIGHT』のツアーにあたり、彼はハンコックのもう2本の腕となったワケである。この時期、東海岸出身のルイスが拠点を西海岸に置いたのも、こうしたハンコック人脈との繋がりからだろう。クレジットにはないが、ハンコックは『TOUCH MY LOVE』からルイスのソロ作に参加しており、この『8 FOR 80'S』では共同プロデュースまで務めている。やはりハンコック抜きにこの時代のルイスを語ることは、片手落ちに等しいのだ。
うーん、改めて聴き直しているが、ソウルフルな歌えるシンガーを起用してアルバムを作ったからと言って、やっぱりこのヒトをソウルに入れるのは無理があるなぁ。そう、同じように優れたシンガーを続々登用したクインシーだって、決してソウルとは呼ばれないのだから。聴いてる分にはジャンルなんて関係ないけど、CDを売るフロアは変ってくるわけで、まぁ、ある種の必要悪なんだな。
ちなみに『TOUCH MY LOVE』のボートラ<Japanese Umbrella>って、どこかで聴いたことありません??
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1. Webster Lewis名盤4WまとめてCD化! [ Mellow Floater.com ] 2008年05月14日 08:19
Free Soul ブームで一気に時の人となったWebster Lewis。
Barry White&Love Unlimited Orchestraとの共演作『Welcome Aboard』や、Michael Wycoffの『Love Conquers All』&『On T...
この記事へのコメント
1. Posted by KYLYN
2008年05月13日 18:07
>ちなみに『TOUCH MY LOVE』のボートラ<Japanese Umbrella>って、どこかで聴いたことありません??
あれの経緯を知りたいです…。
あれの経緯を知りたいです…。
2. Posted by kanazawa
2008年05月22日 17:19
さすがに経緯は分からんですが、ウェブスター・ルイスって、なんかこのへんの日本人セッションに参加してませんでしたっけ? 曖昧な記憶なんですが…
3. Posted by KYLYN
2008年05月25日 03:14
件の曲収録1978年「Kazumi & The Gentle Thought Mermaid Boulevard」で、
リー・リトナー、パトリース・ラッシェン、ハーヴィー・メイスンらを招いています。
このレコーディングが1977年の終わりに行われたようだから、参加したミュージシャンづてにWebster Lewisに曲が聴かされたんでしょうか?
リー・リトナー、パトリース・ラッシェン、ハーヴィー・メイスンらを招いています。
このレコーディングが1977年の終わりに行われたようだから、参加したミュージシャンづてにWebster Lewisに曲が聴かされたんでしょうか?
4. Posted by kanazawa
2008年05月26日 10:01
状況は分かりませんが、アルファ・レコード関連のミュージシャン繋がりとか、ありそうですね。


