2008年05月16日

■ TOKYO GIRLS TALK / 高田みち子

1dcef400.jpg【TOKYO SOUND CONNECTION】@原宿クエスト・ホールを観た。出演者はコトリンゴ、J-MIN、高田みち子、土岐麻子の4組。カナザワもフライヤーに文章を寄せたり、民放深夜の情報番組にコメンテイター的に出演したりと、いろいろ関わらせて戴いたので、とても楽しみにしていた。



まずオープニングは、コトリンゴの弾き語り。彼女はクラシックに影響された本格派のピアノ・プレイに乗せて、ちょっとメルヘンチックなファンタジーを歌う不思議ちゃん。ニューヨークで坂本龍一に見い出された逸材だが、タイプとしては、やはり矢野顕子に近いだろうか。決して売れ筋の音ではないけれど、感性に訴える天才肌のシンガー・ソングライターといった感じで、これからが楽しみ。何かのキッカケを掴めば、グンと人気が出る女性だろう。

二番手は、目下エイベックスが売り出し中のJ−Min。彼女のライヴを観るのは二度目だが、この娘は圧倒的にライヴ映えする。ルックスも然ることながら、歌の発する磁場が強力なんだな。アコギとパーカッションを従え、自らもギターを掻き鳴らす姿にはスピリットが漲っている。そうした意味では、もっとロック寄りのイベントに出ても、充分存在感を発揮できるはず。70'Sロック好きには、結構愛されると思うな。

お次は、カナザワがデビュー時から応援している高田みち子嬢。いつも松木恒秀率いるWHAT IS HIP!とのステージばかり観ているが、今日はピアノの弾き語りで。こうしたシットリしたシンガー・ソングスタイルにも人気のある彼女。何と言うか、エモーショナルに情感を込める瞬間と、ふっと力を抜いてウィスパーリング・ヴォイスで囁く瞬間が、歌詞と共にナチュラルに変化(へんげ)していくのだな。想像するに、きっとコチラが彼女の素の姿なのだろう。そろそろワンマンで、バンドあり弾き語りアリのステージにも期待したいところだ。

そしてトリは現在、ミニ・アルバムを製作中という土岐麻子。今日の出演陣の中では唯一4ピースによるバンド形式でのステージになるが、実はそのキュートな歌声にナマで触れるのは今回初めて。でもポップ・サイドで出してるアルバムは、どれもこれもカナザワのツボに来るものばかりで。遠目に見ると、ちょっぴり竹内まりやっぽかったりするが、終演後のミート&グリートでの彼女もやっぱり可愛らしかった。そしてこの日は、その新作『SUMMERIN'』からも、真心ブラザーズのカヴァー<サマーヌード>を披露。これもなかなか楽しみな仕上がりだ。

はっぴいえんどやシュガー・ベイブといった先人たちは、もちろん素晴らしい。けれどリスナーの皆さんには、それと同じくらいに、現在進行形のシティ・ポップスにも目を向けて欲しいと思う。そんな気持ちが凝縮されたような、このイベント【TOKYO SOUND CONNECTION】。応援するから、是非第2回も開催してくれぃ…。

tsc_flyer





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